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2019年10月31日木曜日

赤ちゃんを抱っこしている人の背景~産後ケア教室池袋

一足お先に産後ケア教室池袋の11月コースがスタートしました☆今月もこじんまり少人数で密に励んでおりますよ☆(というわけで単発受講を絶賛受付しております!)初めての赤ちゃんと2人きりの外出だったり、電車だったりで緊張気味に始まったのが…レッスン後には全員でランチに向かわれました(^▽^)/エクササイズで縮まる距離感☆


エクササイズは終始苦戦(笑)!いいところで赤ちゃんの呼び出しもあり、しっかり抱っこしながら取り組みました。6,7キロのダンベル抱えながらのエクササイズなんてやったことないのに、産後のヘロヘロの体で取り組むみなさん素晴らしい!腹筋トレーニングパートでは、赤ちゃん達がご機嫌に見ていてくれたので余裕でできるかと思いきやw、大苦戦!発声腹筋にいたっては、腹筋以上に舌の回らなさに危機感を!

ワークは2人1組で自己紹介。「みんな、同じくらいの赤ちゃんを育てている同じような環境の人と思ったら、上にお子さんもいて…!そんなことを知れた」
新しい出会いの中だったり、職場でも学校でも、その場で見るその人が全部だと思ってしまうけれど、背景を知るともっともっとその人のことを知ることができる→興味がわく→距離が縮まりますよね。

「ママ友」って言うと子どもつながりの表面的な関係性に聞こえてしまうけれど、産後ケア教室では、お互いを「○○ちゃんママ」ではなくて名前で呼び合えるような深い関係性をきずいていきます!めっちゃ楽しいよ~☆

●産後ケア教室@赤羽(水)●( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
【11月コース】6,13,20,27(水)10:00-12:00 受付中(2019/05/01以降)
12月コース】休講
●産後ケア教室@池袋(木)● (開始時間が10:30になりました)
【11月コース】10/31,11/7,14,21日(木)10:30-12:30 単発受講受付中(2019/04/25以降)
【12月コース】11/28,12/5,12,19日(木)10:30-12:30 受付中(2019/5/23降)
●産後ケア教室@吉祥寺(金)●
【11月コース】1,8,15,22日(金)10:00-12:00 受付中(2019/04/26以降
【12月コース】11/29,12/6,13,20日(金)10:00-12:00 受付中(2019/05/24以降
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●マタニティケア教室@吉祥寺●  
【11月コース】1,8,15日(金)12:30-14:30 受付中
【12月コース6,13,20日(金)12:30-14:30 受付中
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松が丘助産院ボールエクササイズ教室(新井薬師)第4水曜日14:00-15:00北区児童館産前産後のセルフケア講座 【詳細】【スケジュール
◆11/5(火)10:00-11:00 にじのいろ保育園 (西武多摩川線是政駅より徒歩7分)
  2019/4/9以降生まれのお子さんはご同伴いただけます。
◆11/12(火)10:00-11:00 大泉にじのいろ保育園 (西武池袋線大泉学園駅徒歩15分・バスあり)
 2019/4/16以降生まれのお子さんはご同伴いただけます。

◆『産褥記 産んだらなんとかなりませんから!』発売中です。

2019年10月30日水曜日

10月に観た映画~母になっても映画が観たい~

10月に観た映画18本…ちょっと多すぎwだけれど、1㎜も後悔しちゃいないぜ(`・ω・´)だって『真実』は3回目も観たいし、『ジョーカー』がまだおかわり鑑賞できていないなんて辛い。邦画も「宮本から君へ」「惡の華」「見えない目撃者」「蜜蜂と遠雷」面白かったー!大画面大音響で観るべき作品(ちなみに蜜蜂は原作が好きすぎて、文句書いちゃったけれどやっぱりすごい!)がたくさんだったし!期せずして楽しめた作品も多い!試写会で観た「少女は夜明けに夢をみる」は11/2公開だし、11/1はファーストディだし(どっぷり仕事ですが)ぜひぜひご参考に!


2018年に観た映画ベスト10!
1月に観た映画10本
2月に観た映画11本
3月に観た映画13本
4月に観た映画11本
○10月に観た映画18本
宮本から君へ
惡の華
見えない目撃者
ホテル・ムンバイ
毒戦 BELIEVER
蜜蜂と遠雷
ジョーカー
真実
イエスタデイ
ボーダー 二つの世界
ホームステイ ボクと僕の100日間
真実 (2回目)
少女は夜明けに夢をみる
ガリーボーイ
英雄は嘘がお好き
この星は、私の星じゃない
ブルーアワーにぶっ飛ばす
ジェミニマン


\宮本から君へ/
 30年近く前兄が買ってくる『モーニング』で原作を読んでいたのですごい懐かしい(ドラマ未見)。池松壮亮マジすごい☆あの歯を抜いたの(!?)からのしゃべり方、そして宮本に負けない暑苦しさ靖子を演じる蒼井優ちゃんマジ体当たりだし、久しぶりに大画面で観るピエール瀧もまたまた存在感、そしてなによりエレカシ宮本さんの歌!見終わった後ぐったりする熱量!…だけどだけど、映画で取り上げられているエピソードが嫌いすぎて、ムカつきすぎて、自分の気持ちをどこに持っていけばいいのかわからず、漫画も途中で読むのを止めていたのを思い出した…。レイプとそれを止められなかった恋人…完全に悪者はレイプ犯なんだけれど(一ノ瀬ワタルさんの演技もすごかった!)、やり場のない怒り、悲しみ、屈辱、そして復讐心と体と心に傷を残すだけでなく、人間関係に爪痕を残す。マジで観ていて辛かった。

【映画.comより】
テレビドラマ化もされた新井英樹の人気漫画を池松壮亮主演、 ヒロイン役を蒼井優のキャストで実写映画化。「ディストラクションベイビーズ」の真利子哲也監督がメガホンをとった。超不器用人間ながら誰よりも正義感の強い宮本浩は、文具メーカーで営業マンとして働いていた。会社の先輩である神保の仕事仲間、中野靖子と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅に招かれるが、そこに靖子の元彼である裕二がやってくる。靖子は裕二を拒むために宮本と寝たことを伝えるが、激怒した裕二は靖子に手を挙げてしまう。そんな裕二に、宮本は「この女は俺が守る」と言い放ったことをきっかけに、宮本と靖子は心から結ばれるが……。宮本役を池松、靖子役を蒼井、神保役を松山ケンイチらドラマ版のキャストが顔をそろえるほか、裕二役を井浦新が演じる。


\惡の華/
 押見修造原作マンガの世界観がそのまんま!すごい☆そしてボードレール、バタイユ、ブルトン、澁澤龍彦にのめり込みつつも、清らかなるものとド変態の相反するものに惹かれてしまうアンビバレントな中2…こじらせ、引きずったまま仏文科に進み、シュルレアリスム専攻していた身としてイタい(>_<)!伊藤健太郎と玉城ティナ、さすがに中2には全く見えないんだけれど、時間軸進ませていったり来たりする辺りから、全く気にならず!玉城ティナのエキセントリックさがすごく際立って、彼女の代表作になるんだろうと思う。そして伊藤健太郎の春日役が何気にむずかしい役どころだと思うのだけれど、ドンピシャだった!これからも追いたい推したい!

【映画.comより】
山に囲まれた地方都市。中学2年生の春日高男は、ボードレールの詩集「惡の華」を心の拠り所に、息苦しい日常をやり過ごしていた。ある日、憧れのクラスメイト・佐伯奈々子の体操着を衝動的に盗んだところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃されてしまった彼は、秘密にする代わりに仲村からある“契約”を持ちかけられる。この日から仲村に支配されるようになった春日は、彼女の変態的な要求に翻弄されるうちに絶望を知り、自らのアイデンティティを崩壊させていく。やがて「惡の華」への憧れにも似た魅力を仲村に感じ始めた頃、2人は夏祭りの夜に大事件を起こしてしまう。「片腕マシンガール」の井口昇監督がメガホンをとり、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の岡田麿里が脚本を担当。

\見えない目撃者/
 電話からの声と音だけで誘拐事件を解決する映画『ギルティ』を模した(ように勝手に思っている)ドラマ『ボイス』を二女が大好きで一緒に観ていたんだけど、正直うーん。なところに視力を失った元警察官が視覚以外、主に聴覚を使って犯人を捜すという韓国映画リメイクを吉岡里帆が演じると聞いて、イマイチ興味がわかなかったものの、愛読しているメルマガ「僕らのモテるための映画聖典」にて名優駒木根Ikkuが激推ししていたので鑑賞(めちゃ長い前振り)。めっちゃ面白かったー!!韓国猟奇モノ好きな人(チェイサー、殺人の追憶、ある母の復讐とか)におススメしたいっ!日本映画すごいがんばってるー!猟奇シーンも逃げてない☆Ikkuが虫眼鏡していた吉岡里帆の盲目演技はもちろん、盲導犬パルちゃんの熱演最高やん。そしてともに犯人を追う高杉真宙も安定の演技!何より定年退職間近でやる気のない刑事が影響されて変化していくサマを演じた田口トモロヲさん…よかったな~!そういえば「怪しい彼女」「サニー」などの韓国リメイク、イケてるよね。入江監督の『22年目の告白』(殺人の告白をリメイク)も最高だったし、サスペンス物もどんどんリメイクしてほしい!

 【映画.comより】
2011年の韓国映画「ブラインド」を日本でリメイクし、吉岡里帆が視力を失った元警察官役を演じるサスペンススリラー。警察学校の卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ。自身も失明し警察官の道を諦めた彼女は、事故から3年経った現在も弟の死を乗り越えられずにいた。そんなある日、車の接触事故に遭遇したなつめは、車中から助けを求める少女の声が聞こえてくることに気づき、誘拐事件の可能性を訴える。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するなつめだったが、警察は目の見えない彼女を目撃者と認めず捜査を打ち切ってしまう。なつめは少女を救うべく奔走し、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出す。やがて女子高生失踪が関連づけられ、連続誘拐事件の存在が判明。なつめは事件の闇へと切り込んでいくうちに、弟の死とも向き合うことになる。監督は「重力ピエロ」「リトル・フォレスト」の森淳一。

\ホテル・ムンバイ/
 2008年にムンバイで実際に起きたテロ。すっかりニュースの記憶も薄れていたのだけれど、わずか10人のほぼ少年といっていいほどの年齢の子たちによって170人以上が殺害され、230人以上が負傷。舞台となっているタージマハルパレスホテルの他、駅、病院など5か所で同時多発。イスラム教という宗教を武器にいたいけな、貧しい少年たちを洗脳し、首謀者はパキスタンから電話で指示をするのみという恐ろしさ。銃を乱射しながらも高級ホテルの残り物のピザを食べて「それ豚肉が入ってるぞ!吐き出せ!」とふざけ合ったり、負傷したところで家族に「お金が届いているか?」と確認の電話を入れたり…。窮地に立った時の民族間の軋轢、疑心暗鬼を乗り越えるさまや、ホテルの従業員たちの誇り高い働き方(タクシー運転手を思い出した)などなど人質たちの1人1人のストーリー、背景、そして1200万人の大都市ムンバイでありながら救助隊が来るまでに数時間かかる中、少人数で救い出そうとする警察官たちの勇気ともどかしさを丁寧に紡ぎ出している。けれど、同時にテロリストの少年たちを悪役の一面だけに押しとどめない描き方、宗教、貧困の描き方が深く考えさせる。…インド映画オモシロかったり、踊ったりだけではない底力。R15作品だけれど、今の時代の人にたくさんの人に観てほしい。

【映画.comより】
2008年11月、インドを代表する五つ星ホテルが500人以上の宿泊客と従業員を人質にテロリストによって占拠された。宿泊客を逃がすために、プロとしての誇りをかけてホテルに残ったホテルマンたち。部屋に取り残された赤ちゃんを救出するため、決死の覚悟で銃弾の中へと向かう父と母。テロリストたちに支配される極限の状況下で、特殊部隊の到着まで数日という過酷な現実を前に、人々の誇りと愛に満ちあふれた脱出劇が描かれる。パテルが宿泊客を守ろうとするホテルマン役を演じるほか、「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマーがアメリカ人旅行客役で出演。監督はこれまでも数多くの短編作品を手がけ、本作が長編初監督作となるオーストラリア出身のアンソニー・マラス。


\毒戦 BELIEVER/
 うぇーい!おもしろー!『新しき世界』から始まった韓国ノワール好き部(部員はマドレ男子会のおっさん2人のみ)に早速レコメンド。『新しき世界』の潜入捜査ドキドキ(っていうか、ありえない展開( ゚Д゚))と『ベテラン』の刑事チームプレイ萌えー。ストーリーにいろいろアラがあるあるけれど、モーマンタイなキャスト。『工作』のあいつチョ・ジヌンが作品内でも色々演じているし、『タクシー運転手』の”なんか憎めない”大学生、『リトル・フォレスト』の狭い世界でモテる幼馴染リュ・ジョンヨル、大好きなドラマ『シティホール』のチャ・スンウォンが長身&ホリの深い顔立ち活かした不気味な悪役、そして昨年交通事故で亡くなったキム・ジュヒョクがすごくイヤ~な(褒めてます)チンピラに!最高です。ノワールなんだけど、いちいちクスって笑えたり、ツッコミ入れたくなる格闘シーンが韓国ノワールの魅力!

【映画.comより】
巨大麻薬組織のボスとして悪名をとどろかせながらも、誰一人としてその顔も本名も経歴も知らない麻薬王“イ先生”。麻薬取締局のウォンホ刑事は長年にわたって行方を追い続けていたが、未だにその尻尾すらつかめずにいた。ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場から生存者の青年ラクが発見される。ウォンホ刑事は組織に見捨てられたラクと手を組み、大胆かつ危険極まりない潜入捜査に乗り出すが……。キャストには「お嬢さん」のチョ・ジヌン、「タクシー運転手 約束は海を越えて」のリュ・ジョンヨル、「ハイヒールの男」のチャ・スンウォンら豪華俳優陣が集結。本作が遺作となったキム・ジュヒョクは、第39回青龍映画賞と第55回大鐘賞映画祭で助演男優賞を受賞した。監督は「京城学校 消えた少女たち」のイ・ヘヨン。


\蜜蜂と遠雷/
 先に良かったところを書いておきます(含みある書き方w)。亜夜役を今の日本でできるのは松岡茉優以外いない、ベストキャスト!広瀬すずが発掘したという新人鈴鹿央士も風間塵の雰囲気・佇まいにはぴったり。原作にはないけれど音楽好きのクローク片桐はいりも最高(さすが現役もぎり俳優!)!森崎ウィンと松坂桃李は1人ずつはいいんだけれど、この組み合わせになってしまうのがもったいない。松坂桃李は生活人にしては伊達メガネで隠せない色気があふれちゃってるし、森崎ウィンは松坂桃李と並ぶと王子感が薄れちゃう。そして本題…原作は言葉・文章だけで音・音楽を表現し、読者の想像力を掻き立てる超大作。それを2時間で、しかもビジュアルと本物の音楽で表現する時にコンテスタント達の個性をどう表現するのかが不安でした。ピアノに関しては個性が表現されていてよかったんだけれど、亜夜がピアノを再開するまでの葛藤(他のコンテスタントの曲を楽しみまくる、特に塵のピアノに触発される…)や亜夜はもちろん審査員たちも揺るがす塵の狂気的な才能などが全部はしょられていて、なんならタイトル「蜜蜂と遠雷」の意味もうすっぺらーくなってしまってて原作ファンとしては残念極まりない!養蜂家の息子だからだけじゃねーよって!あの長編を2時間の尺におさめるのには限界があるんだろうけれど…。とはいえ、映画を観てから原作を読んだらその深みをもっと楽しめるのかな…。というわけで原作未読の方に感想聞いてみたい。

【映画.comより】
ピアノの天才たちが集う芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に参加する若き4人のピアニストたち。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなったかつての天才少女・栄伝亜夜は、7年の時を経て再びコンクールへの出場を決意する。音大出身だが現在は楽器店で働くコンクール年齢制限ギリギリの高島明石は、家族の応援を背に最後の挑戦に臨む。名門ジュリアード音楽院在籍中で完璧な演奏技術と感性を併せ持つマサル・C・レビ=アナトールは、優勝候補として注目されている。そして、パリで行われたオーディションに突如現れた謎の少年・風間塵は、先ごろ亡くなった世界最高峰のピアニストからの「推薦状」を持っており、そのすさまじい演奏で見る者すべてを圧倒していく。熱い戦いの中で互いに刺激しあい、それぞれ葛藤しながらも成長していく4人だったが……。松岡が亜夜を演じるほか、松坂桃李が明石、森崎がマサルに扮し、映画初出演の新星・鈴鹿央士が塵に抜てきされた。監督・脚本は「愚行録」の石川慶。


\ジョーカー/
「笑わせること」と「笑われること」、「喜劇」と「悲劇」、「個」と「集団」、「正気」と「狂気」ぐるぐる考えさせられ圧倒される2時間!ホアキン・フェニックスが凄すぎる。ピエロのメイクの下の表情とアノ独特な振付。影響を受けたという「キング・オブ・コメディ」(ロバート・デ・ニーロが大物コメディアンを演じている)がAmazonPrime(有料)で観てからおかわりしたい!きっと公開も続きそうなので! 

【映画.comより】
「バットマン」の悪役として広く知られるジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックス主演&トッド・フィリップス監督で映画化。道化師のメイクを施し、恐るべき狂気で人々を恐怖に陥れる悪のカリスマが、いかにして誕生したのか。原作のDCコミックスにはない映画オリジナルのストーリーで描く。「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。これまでジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトが演じてきたジョーカーを、「ザ・マスター」のホアキン・フェニックスが新たに演じ、名優ロバート・デ・ニーロが共演。「ハングオーバー!」シリーズなどコメディ作品で手腕を発揮してきたトッド・フィリップスがメガホンをとった。第79回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、DCコミックスの映画化作品としては史上初めて、最高賞の金獅子賞を受賞した。


\真実/
めちゃくちゃ楽しみにしつつも台風のため粛々と自宅にて是枝監督インタビュー(宇多丸師匠と荻上チキ版)を2回ずつ繰り返し聴き、メイキングブック「こんな雨の日に」を一気読み(めちゃ面白すぎて止まらず)臨んだ鑑賞。なのに、前情報すっ飛ばして楽しかったー。万引き家族のように社会問題を扱っているわけではないので、生涯ベストとかに挙げられる作品ではないけれど、母娘モノ、演じること、映画と現実とか…「映画」好きの人には絶対ささる。ドヌーブと樹木希林の共通性が語られているけれど、私はドヌーブの人間性と俳優としてのチャーミングさが際立った作品(大文字女優感だったり、だけれど若い俳優に本気で嫉妬したり…)に感じる。全世界がドヌーブに魅了される、それはシェルブールの雨傘や昼顔以上かも。70代でこんな作品に出会えるのはドヌーブ自身が映画を心底愛しているから。もう前情報も細かいディテールもすっ飛ばして楽しんでしまったので、おかわり鑑賞決定。ちなみに宇多丸さんのインタビューでは俳優、映画、演じることと実生活、そしてチキさんのインタビューではフランス映画界の働き方(すごいんだ、これが)が詳らかにされていて、鑑賞前にも後にも絶対面白い内容です。

【映画.comより】
フランスの国民的大女優ファビエンヌが自伝本「真実」を出版し、それを祝うためという理由で、アメリカに暮らす脚本家の娘リュミールが、夫でテレビ俳優のハンクや娘のシャルロットを連れて母のもとを訪れる。早速、母の自伝を読んだリュミールだったが、そこにはありもしないエピソードが書かれており、憤慨した彼女は母を問いただすが、ファビエンヌは意に介さない。しかし、その自伝をきっかけに、母と娘の間に隠されていた愛憎渦巻く真実が次第に明らかになっていく。女優として優れていることを何よりも優先するファビエンヌをドヌーブ、娘のリュミールをビノシュが演じた。そのほかリュミールの夫ハンク役でイーサン・ホーク、ファビエンヌの共演女優役でリュディビーヌ・サニエら実力派キャストが顔をそろえる。2019年・第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。日本人監督の作品として初めて、同映画祭のオープニング作品として上映される。


\イエスタデイ/
 予告編何度も見かけ設定無理があるけど絶対面白そうと思っていたところにノーナ・リーヴスの西寺郷太さんがお得意の関西弁あらすじをラジオで話していて(もちろんビートルズの歴史がメイン)いそいそと。もちろん設定的に無茶あるけれど、楽しめたな~。特に回収の仕方が気になっていたけれど、ほっこり幸せ収束がさすが「ラブ・アクチュアリー」の脚本家リチャード・カーティス!微妙な距離感の幼馴染エリーがめちゃキュートと思ったら「ベイビー・ドライバー」のリリー・ジェームズ!最初はあんだけ一方的に支える20年ってどうかねと思ったけれど、最終的にはよかったし、こんな役柄引き受けるエド・シーランもいい!

【映画.comより】
イギリスの小さな海辺の町で暮らすシンガーソングライターのジャックは、幼なじみの親友エリーから献身的に支えられているものの全く売れず、音楽で有名になる夢を諦めかけていた。そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生し、ジャックは交通事故で昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ますとそこは、史上最も有名なはずのバンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になっていた。彼らの名曲を覚えているのは世界でただひとり、ジャックだけで……。イギリスの人気テレビドラマ「イーストエンダーズ」のヒメーシュ・パテルが主演を務め、「マンマ・ミーア! ヒア・ウィ・ゴー」のリリー・ジェームズ、「ゴーストバスターズ」のケイト・マッキノンが共演。シンガーソングライターのエド・シーランが本人役で出演する。


\ボーダー 二つの世界/
 「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイビデ・リンドクビストが共同脚本ということで気になってたー!人の感情を嗅ぐ(!)という特殊才能を活かして税関で働くティーナ。薬やアルコールを嗅ぎ取っているのではなく持っている人の羞恥心や恐れ、不安を嗅ぎ取っている。エバ・メランデルという女優が特殊メイクで臨んでいるんだけれど小さな目、匂いを嗅ぐ演技がもうすごい!そして彼女が自分を醜いと思っているし、醜いという設定ではあるんだけれど、スウェーデンの森の中で生活し、生き物を愛し、父を見舞い、弱きものに手を差しのべるティーナが美しく見えてくればくるほどに、「人間」の醜悪が際立つ。オモシロいなー!でも上映館が少なすぎて平日でも満席!公開広がってほしい!

 【映画.comより】
醜い容姿のせいで孤独と疎外感を抱える税関職員ティーナには、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分けるという特殊能力があった。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ボーレと出会う。ボーレに対し本能的に何かを感じたティーナは彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にボーレに惹かれていくティーナだったが、ボーレにはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった。


\ホームステイ ボクと僕の100日間/
 カンニングのエンタメ映画「バッド・ジーニアス」でタイ映画に開眼(怖かったけれど「暁に祈れ」もタイ映画)!しかも今度は森絵都さんの小説「カラフル」を実写化。タイが舞台になったことでいろんな変更点があったけれど、主人公ミンのあこがれの先輩が援助交際ではなくて、奨学金や科学オリンピック出場のために教員に…っていうのが「バッド・ジーニアス」でも見られたように学歴重視なタイの現状があらわれているのかな。死んだボクの魂が管理人(天使)と会ってミンの体にホームステイすることになるくだりの見せ方とか映画的で面白い。そしてミンとパイがかわいいかわいい!こちらも公開館数少ないのがもったいない。タイ映画もっと見たいな。

 【映画.comより】
日本ではアニメ映画化もされた直木賞作家・森絵都の小説「カラフル」を、タイで実写映画化した青春ファンタジー。死んだはずの“ボク”の魂は、謎の声に「当選しました」と告げられ、自殺した高校生ミンの肉体に“ホームステイ”することに。ミンの自殺の原因を100日以内に突き止めなければ、ボクの魂は永遠に消えてしまうのだという。新生ミンとして人生を再スタートさせたボクは、初めて訪れた街で見知らぬ家族や同級生に囲まれながら、違和感だらけの学校生活を送り始める。様々な出会いや経験を経て、誰かを大切にすること、大切にされることを知り、初めて生きる歓びを感じるボクだったが、1台の壊れたパソコンの存在をきっかけに、ミンを苦しめた残酷な現実に向き合っていく。出演は「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のティーラドン・スパパンピンヨーと、タイの国民的アイドルグループ「BNK48」のチャープラン。


\真実/
 アトロク&session22の是枝監督インタビュー2回ずつ拝聴&制作記録のような「こんな雨の日に」を読んで臨んだ1回目の鑑賞…だったのに、心地よい(&後味もよい)鑑賞感でどっぷりハマってディテールすっ飛んでいたので、2度目まして。ちなみにまたも字幕版。宮本信子さんの吹き替えも気になるけれど、ドヌーブ、ビノシュ、そして(映画界では)新人マノンの声がすごく大事な役割を果たしているから。今回はもっとじっくりパリの風景やフードスタイリスト飯島奈美さんによる(フランス舞台なのにw!)食卓とか亡きサラの遺した衣装とか、辞める騒動のリュックの表情など具に観ながら楽しんだ。「こんな雨の日に」の中では是枝さんが俳優一人一人に丁寧に手書きのお手紙を書き(ホント美しい字!しかも堂々たる日本語)役者たちが意見したり、質問したり、さらにそれに答えというともに作り上げていく姿勢に一々感動してしまう。あと日本では当たり前の陣中見舞いに福山雅治が来てドキドキしたところとか、ドヌーブと孫役シャルロットの大人げないチャーミングなやりとりとか、何よりフランス映画界の働き方、作り方と日本の違いとか本当に面白いので合わせて読んでほしい。私ももう1回は必ずや映画館で観たいぐらい大好きな是枝作品の中でも上位に入ってきたー。映画の中でさらに役を演じるドヌーブの役者魂、ビノシュのセリフ以上に雄弁な表情、たたずまい、イーサン・ホークのダメ男なんだけれど子どもをめちゃ愛して、なおかつ色気があるたたずまい…惚れてまう!3人の過去作品あらためて観たくなること請け合い。

【映画.comより】
フランスの国民的大女優ファビエンヌが自伝本「真実」を出版し、それを祝うためという理由で、アメリカに暮らす脚本家の娘リュミールが、夫でテレビ俳優のハンクや娘のシャルロットを連れて母のもとを訪れる。早速、母の自伝を読んだリュミールだったが、そこにはありもしないエピソードが書かれており、憤慨した彼女は母を問いただすが、ファビエンヌは意に介さない。しかし、その自伝をきっかけに、母と娘の間に隠されていた愛憎渦巻く真実が次第に明らかになっていく。女優として優れていることを何よりも優先するファビエンヌをドヌーブ、娘のリュミールをビノシュが演じた。そのほかリュミールの夫ハンク役でイーサン・ホーク、ファビエンヌの共演女優役でリュディビーヌ・サニエら実力派キャストが顔をそろえる。2019年・第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。日本人監督の作品として初めて、同映画祭のオープニング作品として上映される。


\少女は夜明けに夢をみる/
 「育てられないのに産んだ罪で両親を訴える」のはレバノン貧困層を描いた「存在のない子供たち」の少年。イランの更生施設にいる少女たちは「私の夢は死ぬこと」「生きることに疲れた」「迎えに来てくれる親なんていない」訴えるエネルギー、怒りさえ奪われている。少女たちの問い「女と男の命の重みは違うの?」「大人と子どもの命の重みは?」そんな彼女たちが歌い、笑い、抱き合いながら尊厳を守ろうとする姿は決して遠い国のことではなく、日本の社会問題と地続き。11/2より岩波ホールにてロードショーです。チラシたくさん頂いてきたので、お声掛けかけください!私もあらためて観に行く予定。

【映画.comより】
イランの少女更生施設を舞台に、強盗、殺人、薬物、売春といった罪を犯した少女たちに光をあて、第66回ベルリン国際映画祭アムネスティ国際映画賞を受賞したドキュメンタリー。クリスマス前、降り積もった雪で無邪気に雪合戦に興じる少女たち。彼女たちは高い塀に囲まれ、厳重な管理下におかれている更正施設で共同生活を送っている。虐待に耐えきれず父親を殺してしまった少女。叔父の性的虐待から逃げるために家出をし、生きていくために犯罪を繰り返す少女。幼くして母となり、夫に強要され、ドラッグの売人となった少女。どこにも居場所がなかった少女たちがなぜこの施設にやってきたか、その背景が彼女たち自身の言葉で静かに語られていく。監督はイランを代表するドキュメンタリー作家、メヘルダード・オスコウイ。


\ガリーボーイ/

インドの路地裏、スラム街で育ったラッパーNaezyの実話。いとうせいこうさんが日本語字幕監修ということで日本語訳でありながら、短い一瞬の字幕でがっつり韻が踏まれていてすごい!スラム街で育ち、父親が若い第二妻連れてくるし(ここが一番ムカついた!)、友人は車盗んだり、子どもに薬の売買手伝わせたり…よくぞココから這い上がった!というサクセスストーリー。…が、主役ムラドが最初からラップの才能があって、先輩ラッパーMC Sherをあっという間に抜いちゃうし、惚れこんでくれている美しい医大生の恋人がいる…のにうっかり他の女に手を出したり、悪だけど応援してくれる友人に助けられたり…なんだかてんこ盛り2時間半なわりに、ムラドの葛藤とかあがきが見えない。カタルシス感じないんだよな。。。

【映画.comより】
インドで活躍するアーティスト・Naezyの実話をもとに、スラムで生まれ育った青年がラップとの出会いによって人生を一変させる姿を描いた青春サクセスストーリー。ムンバイの貧しい家庭で生まれ育った青年ムラード。両親は彼を大学へ通わせるため一生懸命に働いているが、そんな親の思いを知る由もなく、ムラードは悪友と車上荒らしに手を染め、医者の父を持つ身分違いの彼女と内緒で付き合っている。自分の人生を半ば諦めて生きてきたムラードだったが、大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生MC Sherとの出会いをきっかけに、ラップの世界にのめり込んでいく。親からの反対や友情、恋など様々な葛藤を抱えながらも、フリースタイルラップの大会で優勝を目指すムラードだったが……。「パドマーワト 女神の誕生」などボリウッドで注目を集めるランビール・シンが主演を務め、「チャンスをつかめ!」のゾーヤー・アクタルがメガホンをとった。作家・クリエイターのいとうせいこうが日本語字幕を監修。


\英雄は嘘がお好き/
 午後のレッスンが休講になり、空いた時間帯でちょうど観れた映画。予告編は観ていたけれどそんなに興味湧いていなかったのが予想外に面白かった!こういう出逢いがあるから映画はやめられない☆戦地から帰らぬ婚約者を待ちわびる妹がいよいよ生きる気力も失い…そんな妹を救うために婚約者の振りをして文才活かして手紙を書く姉。邦題を見て軽い歴史ものラブコメを想定していたら、意外とお下劣キョーレツな恋愛のやり取り…1800年代のフランスならではって感じで面白い!恋愛が深刻じゃなくて大らか(&お下劣w)なんだよね。「中世じゃあるまいし、今は1812年よ!女も権利を要求するわ!」なんてやり取りも小気味いい。歴史ものって構えてしまいがちだけれど、いい感じにアレンジされているし、ゲラゲラ笑えるやりとりや、コサック兵ってこんな!?(コサックダンスしか知らなかった)みたいな世界史を思い出しながら楽しめた!公開館数少ないけれど、DVD化したら是非観る価値ありです!

【映画.comより】
1809年、フランス・ブルゴーニュの裕福なボーグラン家に暮らすエリザベット。彼女には戦地から帰らぬ婚約者を待ち続ける健気な妹ポリーヌがいた。そんな妹を気の毒に感じたエリザベットは差出人を婚約者と偽り、彼女が自分で書いた手紙を妹に届け続ける。エリザベットはポリーヌの婚約者であるヌヴィル大尉が戦地で大活躍の末に戦死したことにしたが、それから3年後、町中で偶然にヌヴィルと遭遇してしまう。平静ではいられないエリザベットをよそに、ヌヴィルはこの嘘を利用したある儲け話をもくろむが……。


\この星は、私の星じゃない/

70年代ウーマンリブの旗手田中美津さんのドキュメンタリー。著書「かけがえのない、大したことのない私」から14年経ち #metoo 運動も盛んな今、改めて田中美津さんの言葉って今のフェミニズムにしっくりくる。「役割ではなく、自分を生きるため」の闘い。決して男性糾弾ではなくて、男性の生きづらさも映画の冒頭からしっかり言及している。そこが耳を傾けたくなる姿勢なんだな。そして本作を観るまで知らなかったのだけれど、今は沖縄の基地問題に意識をもって、現地に足しげく通って座り込みもしている。本土の人間の無関心さが悲劇を生むとして。そして沖縄の人たちとしっかり対話している姿、時に反論され、謝る姿に感銘を受けた。そんな美津さんでありながら、42歳の一人息子の子育てには苦戦している姿もリアルで面白い!

【映画.comより】
1970年にまかれた「便所からの解放」という手書きのビラが多くの女性から共感を呼び、日本のウーマンリブ運動のカリスマ的存在として活躍した田中美津を追ったドキュメンタリー。70年代前半に東京・代々木の「リブ新宿センター」を拠点に、優生保護法改悪阻止などの活動を推進した田中美津。72年に発売された著書「いのちの女たちへ 取り乱しウーマン・リブ論」は、女性学のバイブルとして40年以上を読み継がれている。現在は鍼灸師として活動するかたわら、執筆や講演をおこなっている田中をドキュメンタリー作家の吉峯美和が4年にわたり密着。静かでマイペースながらパワフルな田中の言葉や行動から、彼女の魂の遍歴を追っていく。


\ブルーアワーにぶっ飛ばす/
 愛読しているメルマガ『入江悠presents僕らのモテるための映画聖典』の中で名優(!)駒木根隆介(サイタマノラッパーのikkuです!)が執筆している世界一細かい演技論『俳優虫めがね』で主演2人(夏帆ちゃん&シム・ウンギョン)の細かすぎるw演技を熱く語っていたので俄然興味が。「サニー」「怪しい彼女」でブレイクする実力派でありながら「新聞記者」から本作と続いて日本映画に進出しているシム・ウンギョンにめちゃ興味があったのですが、彼女はもちろん、夏帆ちゃんが俄然よかった~!才能爆発っていう感じ。あと母親役の南果歩(かほつながりだ!)の田舎のお母さん感がすごい!「だからこんな地元大っ嫌い!」の要因を無意識に詰め込んだような病んできた実家感。最初の方は大雨の中に到着するという設定なので、暗めの家の中で老けメイクというのも全然見えないから本当に田舎のおばちゃんかと見まごうようなたたずまいとしゃべり方「ほら、あのアンタの同級生の何さんだっけ、アノ人のお父さんのアレアレ」とかめちゃ上手すぎて。しかも耳が遠いという設定だから声がどんどんでかくなる。でもだんだん病んでいく実家の一因は自分もあるんだと…認めなくないけれどフツフツ湧きあがってくる。 「恋人たち」や「凪待ち」の名演が忘れられない黒田大輔さんの壊れゆくお兄ちゃんっぷりも最高。20代、30代のがんばりすぎる女性たちに是非観てほしい!

 【映画.comより】
若手映像作家の発掘を目的とした「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2016」で審査員特別賞を受賞した企画の映画化で、夏帆とシム・ウンギョンという日韓の実力派女優が共演したオリジナルストーリー。30歳でCMディレクターをしている砂田は、東京で日々仕事に明け暮れ、理解ある優しい夫もいて、充実した人生を送っているように見える。しかし最近は、口を開けば毒づいてばかりで、すっかり心が荒んでしまっていた。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、親友の清浦とともに大嫌いな地元の茨城に帰ることになった砂田は、いつものように清浦と他愛ない会話をしながら茨城に向かうが、実は今回の帰省に清浦がついてくるのには、ある理由があった。


\ジェミニマン/
「ジェミニ」と聞くとたのきんトリオ「ジェミニ・YとS」が思い出されてしまう私なので、ウィル・スミスが1人で双子役やるのかと思って観に行ったら全然違ったよ(°∀°)アン・リー監督は男性同士の愛を描きながらアカデミー賞を受賞した「ブロークバック・マウンテン」やすごい特撮の「ライフ・オブ・パイ」より初期の父親三部作がすんごい大好き!「恋人たちの食卓」は生涯ベスト10に入るぐらい好き。調理シーンも最高。そんなアン・リーがアクション映画!いろいろ無茶設定(笑)で何故に238キロの電車乗車中の人物を打つ?とか、最強クローンを最初っから出しなよとか、アトロク「細かすぎて伝わらない映画の苦手な場面特集」でも話題になっていたバイク盗んで戦っちゃダメ、他の人巻き込み過ぎとか、ツッコミどころが色々ある!!あるけれど、父を思う気持ちがゆえの葛藤だったり、そこを逆手に取った父役ひどすぎ…ざまーみろはさすがアン・リー。そしてデジタル技術もさることながら、若く、未熟なヘンリーを演じ分けたウィル・スミスの演技すごい!ちなみに目の演技がむずかしかったそう! 

【映画.comより】
ウィル・スミスが現在の自分と若い自分の2役を演じ、「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の名匠アン・リーがメガホンをとった近未来アクション。史上最強とうたわれるスナイパーのヘンリーは政府に依頼されたミッションを遂行中、何者かに襲撃される。自分の動きをすべて把握し、神出鬼没な謎の襲撃者の正体は、秘密裏に作られた若い頃のヘンリーのクローンだった。その衝撃の事実を知ったヘンリーは、アメリカ国防情報局の捜査官ダニーの協力を得ながら、政府を巻き込む巨大な陰謀の渦中へと身を投じていく。主演のスミスは現在のヘンリーのほか、クローンである若いヘンリーも演じ、クローンのヘンリーは最新のデジタル技術によってスミスの外見を若返らせている。ダニー役はメアリー・エリザベス・ウィンスレット。製作に「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマー。



●産後ケア教室@赤羽(水)●( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
【11月コース】6,13,20,27(水)10:00-12:00 受付中(2019/05/01以降)
12月コース】休講
●産後ケア教室@池袋(木)● (開始時間が10:30になりました)
【11月コース】10/31,11/7,14,21日(木)10:30-12:30 受付中(2019/04/25以降)
【12月コース】11/28,12/5,12,19日(木)10:30-12:30 受付中(2019/5/23降)
●産後ケア教室@吉祥寺(金)●
【11月コース】1,8,15,22日(金)10:00-12:00 受付中(2019/04/26以降
【12月コース】11/29,12/6,13,20日(金)10:00-12:00 受付中(2019/05/24以降
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●マタニティケア教室@吉祥寺●  
【11月コース】1,8,15日(金)12:30-14:30 受付中
【12月コース6,13,20日(金)12:30-14:30 受付中
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松が丘助産院ボールエクササイズ教室(新井薬師)第4水曜日14:00-15:00北区児童館産前産後のセルフケア講座 【詳細】【スケジュール
◆11/5(火)10:00-11:00 にじのいろ保育園 (西武多摩川線是政駅より徒歩7分)
  2019/4/9以降生まれのお子さんはご同伴いただけます。
◆11/12(火)10:00-11:00 大泉にじのいろ保育園 (西武池袋線大泉学園駅徒歩15分・バスあり)
 2019/4/16以降生まれのお子さんはご同伴いただけます。

◆『産褥記 産んだらなんとかなりませんから!』発売中です。

【産後ケアご感想】母になって味わえる達成感!ってある?

産後ケア教室吉祥寺10月コースにご参加くださったAさんよりご感想をいただきました!(掲載ご快諾ありがとうございます!)母となって”自分のことをする””自分のために時間を使う”…これって赤ちゃんが小さいうちは、「こんなことしてていいのかな?」と後ろめたい気持ちになってしまう。いくら「大丈夫ですよ。お母さんが健康で元気なのが何よりだから!」と声を大にして伝えても、「今のママ達は、自分のことばっかり優先で!」「仕事の替えはきくけれど、お母さんの替えはきかないのよ!」なんていう空気や風潮を感じ取ってしまう。。。私ですら17年前はそうでしたもの。

だからこそ、産後ケア教室では「罪悪感」を一瞬たりとも感じてもらいたくないのです。そんな空気づくりをしています。授乳やオムツ替えは堂々とやれるし、どんなに抱っこしても、あやしても泣き止まない時もサポートしたり、見守ったりします。恐縮したり、肩身の狭い思いをしないでほしい。その空気を居心地よく、自然に感じ取ってくれたら嬉しいです。

とくに小さな赤ちゃんを育てている最中って「達成感」を感じづらい。どんなに手際よくオムツをかえたところで、赤ちゃんにも他の人にも褒められないし、一生懸命作った離乳食はバンッとちゃぶ台返しされちゃうし、やっと時間通りに出発できると思って玄関出たら、赤ちゃんはうんちするしw!認められ、褒められることはほぼなくて、逆にうまくいかなかった時には自分を責め、他人から責められる(ように感じる)日々。給料もボーナスもない。

だからマドレボニータの「産後ケア教室」は週1回2時間を4週通っていただき、「達成感」を心身ともに自分で感じ取れるプログラムです。
●赤ちゃん連れで緊張のお出かけ
      ↓
〇赤ちゃん連れでママ友とランチまで楽しむ

●よれよれの体であたふたエクササイズ
      ↓
〇赤ちゃん抱っこしながら余裕のエクササイズ

●赤ちゃんとの生活でまわらない舌
      ↓
〇自分の思いを言葉で紡ぐことができる

前置きが長くなりました💦明日スタートの池袋教室、明後日スタートの吉祥寺教室、来週スタート赤羽教室絶賛受付中です☆
🔴池袋🔴
【11月】10/31,11/7,14,21日(木)‪10:30-12:30‬(2019/4/25)
【12月】11/28,12/5,12,19日(木)‪10:30-12:30‬(2019/5/23)
🔴赤羽🔴
【11月】6,13,20,27日(水)‪10:00-12:00‬(2019/5/1)
【12月はお休み】
🔴吉祥寺🔴
【11月】1,8,15,22日(金)‪10:00-12:00‬(2019/4/26)
【12月】11/29,12/6,13,20日(金)‪10:00-12:00‬(2019/5/24)
()内の日付以降生まれの赤ちゃんは4回を通してご同伴可能です。


1ヶ月間お世話になりました。ありがとうございました!
最初は難しくて全然できなかった動きが、4週目には出来るようになっていて、
短い間でしたが、終わってみて確かな達成感を覚えています。
やっとコツを掴んできたところなので、正直まだまだ続けたかったです(> <)

周りも自分も子連れで、且つ、活動の主役は「自分(母親)のほう」という場は初めてでした。
レッスン中も娘を抱っこしてボールで弾めるので、自分だけが楽しんでいるという罪悪感もなく、毎週とても爽快でした!
そして人目を気にせず堂々と授乳できる環境がとてもありがたかったです笑。

ディスカッションでは、普段話せない話ができました。
これまで仕事では常に論理的に、順序立てて話を組み立てることを要求されてきましたので、取り留めなく話すことって気が楽で、楽しいなと思いました。(でも意外と難しかったです)
そして、ただ「共感してもらえる」という、それだけのことで心が軽くなることを実感しました。

私にとっては「ママ友」という新しいカテゴリーの友人ができたことも、大きな財産になりました。
ちなみに、メンバー全員で近々蒲萄屋リベンジすることにしました。

今回、産後ケア教室に参加出来て本当に良かったです。
1ヶ月間お世話になりました。ありがとうございました!




●産後ケア教室@赤羽(水)●( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
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【12月コース】11/28,12/5,12,19日(木)10:30-12:30 受付中(2019/5/23降)
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【11月コース】1,8,15,22日(金)10:00-12:00 受付中(2019/04/26以降
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2019年10月29日火曜日

産後の体がこんなにしんどいなんて!~桐ヶ丘児童館産前・産後セルフケア講座

北区の「産前・産後セルフケア講座」を桐ヶ丘児童館にて開催してきました!こちらの児童館は巨大団地の一角にあって、広くて綺麗な体育館と乳幼児や保護者が楽しく過ごせる畳の部屋やおもちゃたくさんのお部屋がそろっています☆…が、駅から遠く…雨の中、みなさんバスを乗り継いだり、たくさん歩いていらしたり…すごい!こんな雨の日にうちの中でウツウツとするより、ぜひぜひエイヤッと出かけて、児童館を楽しんでくださいね。


本日は全員赤ちゃん連れの産後女性だったため、『筋トレになる抱っこ』法を入念に。
「抱っこをすると肩がこる」
「抱っこをすると腰痛に」
って先入観を持ちがちですが、いえいえ、そんなことはないんですよ。正しく&美しく抱っこすると赤ちゃんの重さはダンベル代わりになって筋トレに☆そして日々重くなってくれるのでダンベルのように買い替え不要っす!

ボールエクササイズ後は口々に
「すごい伸びて気持ちいい!」
「こんなに凝っているのすら、気づいていなかった」
「呼吸がしやすい!」

おうちに赤ちゃんとこもっていると、自分の痛みにすら気づけなくなってしまう。そうやって痛みに気づかないままでいると自分の体に対して無感覚に…。体が激変する時期だからこそ、しっかりメンテナンスして、自分の体のプロフェッショナルになりましょう!


●産後ケア教室@赤羽(水)●( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
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  2019/4/9以降生まれのお子さんはご同伴いただけます。
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 2019/4/16以降生まれのお子さんはご同伴いただけます。

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