四姉妹を15年間に渡り保育園に通わせ、「保育園があったからこそ、4人を産み育てられた」と思う私で、保育園は本当になくてはならない大切過ぎる存在です。noteに「保育園はかわいそうではなくて、すばらしい」というシリーズも書いているぐらいです。
とはいえ、ここ数年減ってきているものの「保育園に預けるなんてかわいそう」「赤ちゃんはママが一番でしょ」という言説がまだまだあります。そんな中、保育事故のニュースが出ると「やっぱり保育園は…」と拍車をかけてしまうので、実はあまり触れたくないという心理がはたらいてしまうのですが、これじゃいけないんですよね…。事故が起きていない保育園はたまたまではなくて、しっかり学び、リスク管理しているんですよね。…今回、祝日に自主的&真剣に学ぶ現役の保育士さんたちの姿を見て改めて感じました。
セミナー内で猪熊さんが強調されていたのは
保育でいちばん大切なことは、
子どもの「いのち」を守ること
親たちもついつい、保育園にあれやってほしい、これやってほしいと要求が増えていきがちですが(オムツ外しやはたまた、英語教育も取り入れてくれとか…)、なにより<いのち>を守ることが保育の基本。
著書「死を招いた保育-ルポルタージュ上尾保育所事件の真相」事例を用いて、具体的なお話も。死亡事故に至る重篤な事故では一人のミスではなく、園全体の保育に問題があって、特に職員間の関係性が大きく作用している。これは本当に実感します。こうした大きな事故に出合ったことはないけれど、やはり子どもが伸び伸びしている園は園庭が広い、遊具が充実しているとか、延長保育が充実している…ではなくて、職員間の関係性が健全で良い状態だと思います。
他にも具体的に色んな事例を挙げて紹介してくれました。先月職業体験で保育士体験をし、保育士になることも視野に入れ始めている二女に「ちょっと重い話かな…」と思っていたら、予想以上に真剣にメモを取りながら聴いていました。
子どもの成長に伴走できる素晴らしい職業であるものの、命を守る大きな責任も伴っている保育士…もっと誇り高く働けるように、保育士の職業地位を上げることができないかな…と常に思っています。職業地位とともに給与も!保育無償化によってココはどうなるんだろう…。
明日のNHKラジオ「武内陶子のごごラジ」14:05からのコーナー「無償化時代の幼児教育」で猪熊弘子さんゲストで話されるそうです。ちょうど保育園入園申請シーズンですが、保育園見学をしながら、こうした「保育」をじっくり考える機会になると思います!またマドレボニータでも猪熊姐さんお呼びしてお話聞きたいな~。保育園・幼稚園のことはもちろん、4人の育児やお弁当づくりのお話も(Facebookでは毎日超美味しそうなお弁当UPされています!)!ちなみに写真右のランチは雑司ヶ谷駅近辺で食べるところが全然なくて、寒い中やっと見つけたお店。夜はスナックという怪しい外観wにドキドキしましたが、家庭的な美味しいランチでした。
●産後ケア教室@赤羽(水)●( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
●マタニティケア教室@吉祥寺●
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