私のマニフェストｗ「男性の育休より1年間の定時退社を」ですが、冷ややかな目で見られることはここ数年で確実に減ってきています。これは男性の育休を義務化しようなど国をあげて動いているからだと思います。
でもね、2,3週間の育休で育児は完了しないんですよ。だからこそ、育休以上に早急に実現したいのが、「定時退社」なんです。企業も残業代払わなくて済むんだから、むしろお得だと思うのですがまだまだ業務が属人的なため、特定＆少数の人たちの業務負担が大きい。
全然関係ないようですがｗ是枝裕和監督の最新作『真実』の舞台裏（？）が描かれた制作日記のような素晴らしい本（めちゃ面白いです）『こんな雨の日に』の中＆数々のインタビューの中に「男性の育休より1年間の定時退社を」実現のヒントがありました。
是枝監督が初めてのフランスでの撮影（俳優はもちろん、スタッフ陣もすべてフランス人）で日本映画界との違いを色々書かれています。撮影時間はきっかり平日のみ8時間！（ちなみにカトリーヌ・ドヌーブの孫役は小学校低学年なので4時間／日のみが徹底されている！）土曜日に撮影したいのであれば200％、日曜日に撮影したいのであれば300％の休日手当付き給与を支払わねばならない→絶対土日はオフにする！というのが徹底されているそうです( ﾟДﾟ)！
休むこと、定時に帰ることが損…ではなくて、土日に働くこと、残業することが企業にとっての負担になる…これぐらい企業意識を変えていかなくては…改めて感じました。ちなみにフランス映画界の人たちは（他の業界もそうだと思いますが）この権利を自分たちで勝ち取ったという誇りを強くもっているそうです。是枝監督も「私たちがもっとがんばらねば」ともおっしゃっていました。
でもさ、仕事ってやっていると楽しいから！！みんなでモノを作り上げていくとアドレナリンも出ちゃってさｗ、帰りたくなくなっちゃうのもわかるけどね。。。というわけで（？）映画『真実』もめちゃおススメです！
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