カップルご参加より、ボランティア学生の方が多いという手厚すぎるサポートと相成りました（笑）！
今年嬉しかったのは、ボランティア学生が定員いっぱいキャンセル待ちだったということ！心理学部の学生が多かったのですが、授業で「産後うつ」「産後クライシス」も扱うそうです。
複雑な気分ではありますが、「産後」という時期が認知され始めたということですね。ほんの10年前までは”妊娠→出産→育児”であって、産後という時期だったり、産後女性という人格はなかったものにされていました。生まれたら”ママ”という呼称。でもママだって一人の人間であり、人権もあります。（というわけで、マドレボニータではママとか、お母さんとは呼びません）
横道にそれましたが、産後ケア教室6月コースに通っていたメンバーたちがパートナーや後輩の未婚カップルも連れて（！）ご参加くれました。
「夫に言いたいこと伝えられた！」
「妻がイライラっとしている理由がわかった」
「パートナーシップの話で、夫が思ってくれていることが嬉しい」
たった3分ですが、こうして体を向き合わせて、たった3分ひたすら話す、ひたすら聴くだけで気持ちが通じるんですよ。
3分なら小さな赤ちゃんがいて生活時間がすれ違っても、取ろうと思えば取れる時間。
「妻が仕事休んでいる分も、より一層働かなければ」
「早く帰ってきて、一緒に育児したい」
根本の希望は「家族の幸せ」なんですよね。「夫婦だからわかっているだろ」ではなく、定期的に言葉で共有が必要。
今日は学生のみなさんにも講座中の抱っこ、ひたすらがんばってもらいました！でも不思議なことに大人数で見守っていたら、エクササイズ中いつもずーっと抱っこ要求だった赤ちゃんがマットでご機嫌に待っていたり！
1人の赤ちゃんに3人がかりで抱っこ（笑）。こんな手厚すぎる保育は中々ないですよ！
「赤ちゃん抱っこできるという下心で参加したけれど、赤ちゃんは可愛いだけでなく大変というのもわかった」
「赤ちゃんに泣かれると”自分が何か悪いのか”と思っていたけれど、赤ちゃんの気持ちなんだってわかった。電車で泣いている赤ちゃん見ても見守りたい」
男性陣が当たり前にオムツ替えしたり、抱っこ紐つけたり、お着替えさせているのを見たのもすごく刺激を受けたようです。うーん、男子学生にもボランティア参画してもらいたい！絶対モテるｗ！
カップルエクササイズご参加のみなさま、本当にありがとうございました！ホント素敵なパートナーたち！
午後は学生向けの「ワークライフバランス講座」。これから社会に出ていく彼女たちだけれど、出産してからの人生、出産してからの仕事の方が長いんですよね。育児だけではなく、仕事だけでもなく、自分自身の人生も楽しんでほしい。
＜日本の出生数＞
1971年 200万人（私がうまれた年）
1981年 152万人
1991年 122万人
2001年 117万人（大学1年生）
2018年 91万人
40年ちょっとで半数以下になりました。今後微増することがあったとしても、100万人超えることは中々むずかしいのかも。医療技術の開発で高齢化は進むけれど、働く世代の人数は減る一方。だったら誰もが、健康的に（←コレが大事）働ける、育児する、生きる社会を目指したいですね。
◆『産褥記 産んだらなんとかなりませんから！』発売中です。
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●産後ケア教室＠赤羽(水)●（ ）内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
【7月コース・8月コース】休講
【9月コース】4,11,18,25（水）10:00-12:00 7/5受付開始（2019/02/27以降）
●産後ケア教室＠池袋(木)●
【8月コース】休講
【9月コース】5,12,19,26日（木）10:00-12:00 7/5受付開始（2019/02/28以降）
●産後ケア教室＠吉祥寺(金)●
【8月コース】休講
【9月コース】6,13,20,27日（金）10:00-12:00 7/5受付開始（2019/03/01以降）
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●マタニティケア教室＠吉祥寺●
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