「父の日」でしたね。”イクメン”という言葉が生まれ、ムーブメントが盛り上がり、時には半笑いの対象になるという時流にちょうど乗って、反発心を抱えながらも4人の育児に関わり、働き方&生き方を見直してきた我が家の父(我が夫)はどうだったのでしょうか!?…はい、4人の娘に完全スルーされつつw、私がお膳立てしたGUの商品を無造作に渡される1日でした( ノД`)でも思春期の長女&二女に「くさい!!アッチ行って!!」と罵られるなんて、健全な父娘関係なのではないしょうか。ブーブー文句言いつつ勉強のわからないところを聞かれたり、早寝してしまう母を差し置いて、夜遅くまで仲良く(?)勉強したりしています。
男性の父性が湧きにくいのは、体の変化がないからと言われるけれど(ちなみに母性、父性という言葉は好きではないのですが)、それ以上に
1)子どもとともに過ごす時間が少ないこと
2)子どもが生まれてからの人生について問われないこと
が大きな理由だと思います。ちなみに1)子どもとともに過ごす時間については過去ブログ「赤ちゃんが父より母になつくのは、母性よりも母乳よりも…」に書いています。2)子どもが生まれてからの人生について問われないこと…というのは、女性は対照的に子どもが生まれるタイミングで「人生を問われまくります」
「仕事辞めるの?」「仕事続けるの?」
「どれぐらい休むの?」「いつ復帰するの?」
「時短で戻るの?」
「保育園に預けるの?」
「2人目を考えているの?」
勤め先から、社会から、家族etc.から問われる。その都度、自分の思いを言語化していく作業を繰り返し、自分の思いや覚悟がカタチ作られていきます。
一方、男性は「妻が妊娠しました」と勤め先に報告したところで「仕事辞めるの?」とは問われません。むしろ「じゃー、より一層頑張って働かなくちゃな」直近の上司からは背中を押されるかもしれない。(男性の育休義務化になったら、少しずつ変化があるかもしれませんが)問われないと、何のために仕事をしているのかを言語化する機会が中々ない。問われなくても、家族を食わすために働かなくてはいけない。でも、その家族とともに食えなくていい?家族の幸せって何?
「自分は何のために仕事をしているのだろう?」
「週に何回子どもと夕食を食べられるだろう?」
”言語化する”ことで、思いはカタチ作られていく。でも勤め先から問われることがないからこそ、夫婦というチームで問い合ってほしいのです。勤務先よりも、そして子どもよりも長い長いお付き合いになるチームメイト。それが夫婦なのだから。
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