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2022年3月31日木曜日

2022年3月に観た映画~母になっても映画が観たい~

 マンスリー観た映画☆3月に映画館で観た映画は7本。2月の長いおこもり生活が明けて映画解禁❤と思っていたら、3度目のワクチン副反応で1週間つぶれた3月。そして当たり前だけれど、子どもの卒業やら進級に向けてバタバタし過ぎ…。なので配信映画を楽しみつつ、休日には子どもを連れて2本観たし、脚本賞受賞したベルファストも大画面で観れたので満足❤


〇2022年3月に観た映画7本
シラノ
ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師
ウエスト・サイド・ストーリー
SING シング ネクストステージ
ベルファスト
ゴヤの名画と優しい泥棒
映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021


\シラノ/
詩も剣も才能がありながら、大きな鼻がコンプレックスで愛しのロクサーヌに告白できない17世紀実在の人物シラノは彼女が気になっている軽薄なイケメン・クリスチャンの恋文を代筆し、仲を取り持つことに…というシラノ・ド・ベルジュラックストーリーはこれまでに数多くミュージカル(宝塚も)、映画化されていて。私もスティーブ・マーティン演じる現代版にアレンジした『愛しのロクサーヌ』やジェラール・ドパルデューはまり役の映画版はリアルタイムで鑑賞。本作は大きな鼻ではなく小人症の超演技派俳優ピーター・ディンクレイジが主演。結局のところルッキズムにとらわれているのは自分自身…という苦悩演技が素晴らしい!…けれど歌が…(ウエストサイドストーリーの素晴らしい歌聞きすぎたからか)。ロクサーヌ役のヘイリー・ベネット(Swallow スワロウ)も秘めた情熱が表情・体からもはち切れんばかりに出る女性を演じたら最高だわ!歌もうまい!

【映画.comより】
1897年の初演以降、世界中で映画化やミュージカル化されている不朽の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」を、「つぐない」「プライドと偏見」のジョー・ライト監督が再構築して描くロマンティックミュージカル。シラノ役を「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、ロクサーヌ役を「マグニフィセント・セブン」のヘイリー・ベネット、クリスチャン役を「ルース・エドガー」のケルビン・ハリソン・Jr.が演じた。17世紀のフランス。剣の腕前だけでなく、すぐれた詩を書く才能を持つフランス軍きっての騎士シラノは、自身の外見に自信が持てず、思いを寄せるロクサーヌにその気持ちを告げることができずにいた。そんな彼の思いを知らないロクサーヌは、シラノと同じ隊のクリスチャンに惹かれ、シラノは2人の恋の仲立ちをすることに。愛する人の願いをかなえるため、シラノはクリスチャンに代わって、自身の思いを込めたラブレターをロクサーヌに書くことになるのだが……。


\ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師/
ラジオに監督のTBSプロデューサー立山芽以子さんが出演していて内容を知り鑑賞。気が重くなるのはわかっていたけれど、日本人が(!)みるべきと思い。ノーベル平和賞を受賞したムクウェゲ医師は牧師の父が命を守るために祈るのであれば、自分は薬を与えられる職業につこうと医学に進む。そして新生児死亡率の非常に高いコンゴで安全なお産を目指し、産婦人科医になるも一番最初に訪れたのはレイプ被害者。最高齢は90歳、そして最少年齢は6か月の乳児がレイプ被害に…。コンゴは大虐殺のあったルワンダの隣国。命からがら逃げてきた難民。そしてコンゴ自体も豊富な鉱物資源を蓄えるゆえに、争いがおこるという皮肉。ムクウェゲ医師の聞き取り調査によると武装勢力派によるレイプは性的欲求からではなく、相手を支配するために行われる。目の前で母、姉、妹、妻、子どもをレイプされた男性は屈辱を受けるだけでなく武装勢力派に引き込まれ、強制的にレイプ加害者になる。そうすると自分の生まれ育った地域には戻れない…。本当に誰一人幸せにならず苦しむだけ…辛い。遠い国だけれど同じ世界で起こっていること。

【映画.comより】
アフリカ大陸コンゴで5万人もの女性を救い、2018年にノーベル平和賞を受賞した婦人科医デニ・ムクウェゲを追ったドキュメンタリー。「女性にとって世界最悪の場所」と呼ばれるアフリカ大陸コンゴ民主共和国東部で、性暴力によって肉体的、精神的に傷ついた女性たちを20年以上にわたって無償で治療してきた婦人科医のデニ・ムクウェゲ。彼の病院には年間2500~3000人の女性たちが運ばれ、治療の日々は終わることがない。レアメタルや錫(すず)などの豊富な鉱物資源を有するコンゴでは、武装勢力による利権争いが続き、それらが女性たちの悲劇を生んでいた。根本的な問題の解決がなければ、永遠に女性たちの治療を繰り返すことになることに気づいたムクウェゲ医師は、コンゴの地で女性たちの身に起きている悲劇と、その原因を世界に向けて発信し始める。常盤貴子がナレーションを担当。監督はTBSプロデューサーの立山芽以子。


\ウエスト・サイド・ストーリー/
おかわり鑑賞はIMAXにて。前回観てから繰り返しメイキングやインタビュー、ダンスシーンをYouTubeで漁り過ぎて…やっぱり大画面欲がムクムク。前回現金持ち合わせがなくてw購入できなかったパンフレット(2970円!)も熟読したら深すぎて3回目も上映中になんとか行きたい!1961年版より深掘りされているところは数多くあれど、やはりキャラクター像や背景がすごい。トニー&リフ率いるジェッツの不良少年たちは明らかに貧困層になっている。前作は言うても着ているものも小綺麗だし、(問題あるけど)親もいる、何より歯がきれいwでプエルトリコ系シャークスより格段上に見えていたんだよね。今回は白人ながらシャークスメンバーよりもむしろみすぼらしい…。だからより一層仲間と団結したがっているし、ほぼ廃墟に近い縄張りを必死に守ろうとする切実感がすごい。主役トニーを演じるアンセル・エルゴートは性暴行疑惑をかけられているのだけれど、ファンだからというだけでなく色々記事を見たら…何とも判断しがたいんだよね。トムホ君が演じればよかったのに等いろいろ意見も出ているんだけれど、あの憂いはアンセルにしか醸し出せない気がする!1回目鑑賞では若さゆえの衝動に「バカ!」と思ってしまったけれど、あらためてトニーの衝動も沁みてくる…。他にも女性同士が垣根を超えて団結するのはもちろん、女性が対決や暴力に対してNOと言う姿勢、自分達で手に職をつけるようUpdateされているのも観ていて心地いい(意外や前作は暴力を止めるどころか、一緒に戦いそうな勢い)。衣装の意味、セットの意味、舞台とは違う見どころなど…パンフレット(というかほぼメイキングブック)を見たらさらに確かめたくなってくるー。ちなみにパンフにはオバマ夫妻の胸キュンエピソードも載っていて萌え。

【映画.comより】
スティーブン・スピルバーグ監督が、1961年にも映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」を再び映画化。1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求めて世界中から多くの移民が集まっていた。社会の分断の中で差別や貧困に直面した若者たちは同胞の仲間と集団をつくり、各グループは対立しあう。特にポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」は激しく敵対していた。そんな中、ジェッツの元リーダーであるトニーは、シャークスのリーダーの妹マリアと運命的な恋に落ちる。ふたりの禁断の愛は、多くの人々の運命を変えていく。「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートがトニー、オーディションで約3万人の中から選ばれた新星レイチェル・ゼグラーがマリアを演じ、61年版でアニタ役を演じたリタ・モレノも出演。「リンカーン」のトニー・クシュナーが脚本、現代アメリカのダンス界を牽引するジャスティン・ペックが振付を担当。2022年・第94回アカデミー賞では作品、監督賞ほか計7部門にノミネートされた。


\SING シング ネクストステージ/
三女&四女と吹き替え版。1よりさらに歌の力が全編にみなぎっていて好き💛エンターテインメント中心地となっているレッド・ショア・シティは「ズートピア」の世界観。歌も踊りもダイナミックながら、ミーナの恋に落ちる瞬間の象鼻(!)やクレイ・キャロウェイのステージに向かう背中など繊細な動きも見事なアニメーション。前作から大橋卓弥のジョニー(ゴリラ)が一番好き。気が弱いけれど歌で自分の気持ちを叫ぶところ、そして父との関係。ハリネズミのアッシュも好きで長澤まさみさんの吹き替えもいいけれど、スカヨハのハスキーボイス聞きたさに字幕版もやはり行くかな~。そして本作最大の見どころはやはりクレイ・キャロウェイの稲葉浩志圧巻!声優の部分も謎に包まれた大物感、そしてやはり歌!ストーリーを引っ張る歌!音響の整った映画館で是非。

【映画.comより】
「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテインメントが手がけ、誰もが知る名曲やヒットソングを満載して描いたミュージカルコメディアニメ「SING シング」の続編。コアラのバスター・ムーンが再建に成功した「ニュー・ムーン・シアター」は地元で人気となり、連日満席の活気にあふれていた。しかし、バスターには、世界的なエンタテインメントの中心地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露するという、さらなる夢があった。そのためには、クリスタル・エンターテインメント社の冷酷な経営者ジミーのオーディションに通過しなければならない。どうすればジミーの気を引くことができるか考えたバスターと仲間たちは、伝説のロック歌手で、今は隠遁生活を送っているクレイ・キャロウェイを自分たちのショーに出演させることを思いつくが……。声優にはマシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、リース・ウィザースプーンら前作同様の豪華キャストが集い、伝説のロック歌手、ライオンのクレイ役は「U2」のボノが務めた。日本語吹き替え版もバスター役の内村光良をはじめ、坂本真綾、斎藤司、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥、大地真央、田中真弓と変わらず、クレイ役で「B'z」の稲葉浩志が声優初挑戦した。


\ベルファスト/
ウクライナへの侵攻が止まぬタイミングで観てウクライナの人々に思いを馳せる、辛いけれど美しい映画。ベルファストというのは監督ケネス・ブラナー(ホント多才!)が生まれ育った北アイルランドの都市名。9歳の少年バディ(ケネスブラナーの幼少期)から見た大好きな街、人。父はロンドンに出稼ぎに行き、月に数回返ってくる。けれど近所には算数を教えてくれるおじいちゃん、おばあちゃん(ジュディ・デンチ最高)も従兄弟も、ほのかに思いをよせる同級生もいる。両親は時々言い争っているけれど、基本は仲が良くて2人で踊る姿は子ども心にカッコいい。けれど1969年のある日プロテスタント武装集団がカトリック住民への攻撃を始める。宗教派閥に関係なく仲良く住んでいる地域が引き裂かれ、父もどうやら巻き込まれているらしい…というのも9歳の少年目線だから本当の事情はよくわからない。他国から見ると「早く脱出して!」と思うかもしれないけれど、そう簡単には捨てられないのが故郷。悲しいけれど本当に美しい映像、ストーリー…。アカデミー作品賞にもノミネートされ、25日からは公開館数も増えるのかな(→増えています!)?本当、今、劇場で観たい映画。

【映画.comより】
俳優・監督・舞台演出家として世界的に活躍するケネス・ブラナーが、自身の幼少期の体験を投影して描いた自伝的作品。ブラナーの出身地である北アイルランドのベルファストを舞台に、激動の時代に翻弄されるベルファストの様子や、困難の中で大人になっていく少年の成長などを、力強いモノクロの映像でつづった。ベルファストで生まれ育った9歳の少年バディは、家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごしていた。笑顔と愛に包まれた日常はバディにとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、プロテスタントの武装集団がカトリック住民への攻撃を始め、穏やかだったバディの世界は突如として悪夢へと変わってしまう。住民すべてが顔なじみで、ひとつの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断され、暴力と隣り合わせの日々の中で、バディと家族たちも故郷を離れるか否かの決断を迫られる。アカデミー賞の前哨戦として名高い第46回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞。第94回アカデミー賞でも作品賞、監督賞ほか計7部門にノミネートされた。


\ゴヤの名画と優しい泥棒/
高齢者たちの国営放送受信料(NHK受信料のようなもの!)負担をなくすために、ゴヤの名画を盗んだ60歳のタクシー運転手おじいさん。60歳なんてまだまだ若いのが今の感覚だけれど60年前のイギリス、ちょうどウエストサイド物語が公開されて妻を映画館に誘うけれど、そんな余裕はないと却下される…そんな時代。ポスタービジュアルではおじいさんがかわいらしいけれど、ケン・ローチ監督に出てくるようなれっきとした闘うイギリス人。絵画を盗んで巨万を得たいわけではないし、受信料だって何なら自分は支払える…けれど国民、老人のために立ち上がる運動家。そして売れない戯曲を書き続ける理由が何とも悲しい…けれど確実にそこで磨き上げられた言葉、セリフ回しが活きる法廷劇のシーンは最高☆完成後に亡くなった監督Roger Michellをしのんで「ノッティングヒルの恋人」も久しぶりに見返してみよう。

【映画.comより】
1961年に実際に起こったゴヤの名画盗難事件の知られざる真相を描いたドラマ。2021年9月に亡くなった「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル監督がメガホンを取り、本作が長編劇映画の遺作となった。1961年、世界屈指の美術館ロンドン・ナショナル・ギャラリーからゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた。この事件の犯人はごく普通のタクシー運転手である60歳のケンプトン・バントン。長年連れ添った妻とやさしい息子と小さなアパートで年金暮らしをするケンプトンは、テレビで孤独を紛らしている高齢者たちの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもうひとつのある真相が隠されていた。主人公ケンプトン役を「アイリス」のジム・ブロードベント、妻のドロシー役を「クィーン」のヘレン・ミレンが演じるほか、フィオン・ホワイトヘッド、マシュー・グードらが脇を固める。


\映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021/

三女&四女を連れて観に行くつもりが案の定ドラきち長女(19歳)もついてきて映画鑑賞5000円コースw!ピリカ星を独裁しようとするギルモア皇帝率いる大所帯反乱軍と8歳の若き大統領パピと「自由を求め」立ち上がる少数精鋭の国民たち。1年の公開延期により奇しくもウクライナ侵攻を思わせてびっくり…。戦闘を怖がるスネ夫、戦闘機の中に人がいないのを確認してから攻撃するしずかちゃん、降伏する人間を血祭りにあげない国民たちがやっぱりドラえもん映画としてよかったな~。しずかちゃん、ピイナ姉さんがいまだにサポート役に徹しているのが気にはなるけれど、Official髭男dismの「Universe」がよかったので相殺。テレビの報道を子ども達に見せすぎることに不安感じる方は春休みのお楽しみに小学生とどうぞ。未就学児は泣いている子が複数いたので音や暗闇大丈夫かご確認してから。

【映画.comより】
国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画41作目。1985年に公開されたシリーズ6作目「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」のリメイク。夏休みのある日、のび太が拾った小さなロケットの中から、手のひらサイズの宇宙人パピが現れる。パピは、宇宙の彼方の小さな星、ピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れて地球にやってきたという。スモールライトで自分たちも小さくなり、パピと一緒に時間を過ごすのび太やドラえもんたち。しかし、パピを追って地球にやってきた宇宙戦艦が、パピを捕らえるためのび太たちにも攻撃を仕掛けてくる。責任を感じたパピは、ひとり反乱軍に立ち向かおうとするが……。監督は「ケロロ軍曹」劇場版シリーズなどを手がけ、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」では演出を担当した山口晋。脚本に「さよなら、ティラノ」「サイダーのように言葉が湧き上がる」「交響詩篇エウレカセブン」などアニメ作品を多数手がける佐藤大。

🔴産後ケア教室(赤羽・吉祥寺)🔴
◆赤羽は4月、吉祥寺は5月より再開します!
●産後ケア教室赤羽 【4月コース】6,13,20,27日(水)10:00-12:00
※2021/9/29以降生まれのお子さんは4回通してご参加いただけます。
🔴オンラインバランススボール🔴(おうちでマタニティはしばしお休みします!妊婦さんもおうちでバランスボール&骨盤ケアご受講対応しているのでどうぞ~)
おうちでバランスボール&骨盤ケア(木)9:30-10:20 →次回4/14開催します(4/7は休講)
【上記講座のお申込み】Facebookでつながりのある方はメッセンジャーでお申込み可能です。https://airrsv.net/shimang/calendar

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🔴単発イベント・講座🔴
▼4/17(日)松が丘助産院「オンライン両親学級産後篇」10:00-12:30▼

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