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2021年12月2日木曜日

2021年11月に観た映画~母になっても映画が観たい~

 マンスリー観た映画☆11月に映画館で観た映画は13本。入院&前後の検査や通院があったためスケジュールが読めず仕事を休んでいたものの、前日になって予定がぽっかり空いたり、10時前には検査が終わったり…結果いつも以上に映画三昧w!「そしてバトン」「きのう何食べ」など原作を好きなものが映画としてまた素晴らしく作品になっていたり、SNSが当たり前になった時代に(ハル)を観たり、MCUのフェーズ4から長女も一緒にハマれたり!11月もいい映画体験💛


2021年9月に観た映画8本
2021年10月に観た映画10本
○2021年11月に観た映画13本
そして、バトンは渡された
MONOS 猿と呼ばれし者たち
(ハル)
エターナルズ
劇場版 きのう何食べた?
花椒(ホアジャオ)の味
ドーナツキング
エターナルズ
リスペクト
老後の資金がありません!
映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ
ほんとうのピノッキオ
聖地X


\そして、バトンは渡された/
原作が大好きな場合、映画化は嬉しい反面、ドキドキ緊張と不安もある。本作は森宮さん(若い父役)=田中圭さんはドンピシャだと思っていたけれど他が…。というのも永野芽郁さん・石原さとみさんそれぞれ好きだけれどキャスティングはどうだろう!?と思っていたら、原作と全く違う見せ方をしてくれて監督&脚本家ってやっぱりすごい!「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲&橋本裕志コンビ💛特に梨花のエキセントリックな性分をスタイリングとインテリアで見せて&魅せてくれるのは映像化の醍醐味。あんなインテリアを見たら私も落ちる!美術すごい。優子は上白石姉妹を原作時はイメージしていたけれど、永野芽郁ちゃんが石原さとみとのキャスティング相性がよくて(絡みはないんだけれど)芸達者っぽく見えないところがとてもよかった!原作読んでいない方は未読のままに楽しむのがおススメ☆

【映画.comより】
第16回本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名ベストセラー小説を、永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で映画化。血のつながらない親の間をリレーされ、これまで4回も名字が変わった優子。現在は料理上手な義理の父・森宮さんと2人で暮らす彼女は、将来のことや友だちのことなど様々な悩みを抱えながら、卒業式にピアノで演奏する「旅立ちの日に」を猛特訓する日々を送っていた。一方、夫を何度も変えながら自由奔放に生きる梨花は、泣き虫な娘みぃたんに精いっぱいの愛情を注いでいたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。主人公・優子を永野、血のつながらない父・森宮さんを田中、魔性の女・梨花を石原がそれぞれ演じる。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。


\MONOS 猿と呼ばれし者たち/
ああ辛いしんどいホント逃げだしたい。ゲリラ組織員として人里離れた山岳地帯で訓練される10代の少年少女。殺伐、荒涼とした景色や逃げていくジャングル地帯は時にアーティスティックで美しくすらあるんだけれど、裏切りと報復…唯一の大人であるアメリカ人女性の恐怖からくる狂気はわかるけれど…10代の子ども達への希望が見つけられなくて。ホント戦争ダメというしか感想しか出てこない…。ちょっと口直しせねば。

【映画.comより】
半世紀以上にわたって続いたコロンビア内戦を背景に、ゲリラ組織の少年少女たちを描いたサバイバルドラマ。第35回サンダンス映画祭ワールド・シネマ・ドラマ部門の審査員特別賞をはじめ、世界各国の映画祭で数々の賞を受賞した。南米の山岳地帯で暮らす8人の少年少女。ゲリラ組織の一員である彼らはコードネーム「モノス(猿)」と呼ばれ、人質のアメリカ人女性を監視している。厳しい訓練で心身を鍛える一方で、10代らしく無邪気に戯れる日々を送る彼らだったが、組織から預かっていた乳牛を仲間の1人が誤って撃ち殺したことをきっかけに亀裂が生じてしまう。そんな中、敵から襲撃を受けた彼らは、ジャングルの奥地へと身を隠すが……。出演は「キングス・オブ・サマー」のモイセス・アリアス、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のジュリアンヌ・ニコルソン。「コカレロ」のアレハンドロ・ランデスが監督を務めた。2019年・第16回ラテンビート映画祭では「猿」のタイトルで上映。


\(ハル)/

森田芳光監督生誕70周年記念プロジェクトでギンレイホール上映、宇多丸師匠と三沢和子さん(森田監督のパートナー)のAfterトークつき。30年前から通うギンレイホールが満席になるのを初めて見た!宇多丸さんのトークで思い出したのだけれど、当時は邦画を観るのがちょっとダサい時代。で、ご多分に漏れず私も1人こっそり鑑賞したんだ。しかも洋画は絶対字幕派。大学時代にフランスに行って「フランス人はめんどくさいから字幕を読まない。吹き替えでしか観ない」むしろ世界ではそちらが主流というのに衝撃を受けた。そんな中、字幕大好き日本人。私も子どもと観に行くようになるまで吹き替えは全く食指が動かなかった。有名な声優・俳優が吹き替えするようになって業界的にも変ってきたと思うけれど。…というわけで字幕読むのを全くいとわない日本人の実験的映画!すごい集中力要する!コレも言われるまで気づかなかったセリフの少なさ。表情、動作だけで見せる深津絵里さんの美しさ!紫綬褒章を受章した(おめでとうございます💛)内野聖陽さんのダメ人間っぷりw!最高です☆リアルで知らないからこそ、あるいは話し言葉ではなく文章だからこそ伝えられる本音、書くうちに整理される思いなどコミュニケーションを考える上でも本当に面白い。

【映画.comより】
パソコン通信によって見知らぬ男女が出会い、恋が生まれるまでを描いたラブストーリー。(ハル)というネームでパソコン通信の映画フォーラムにアクセスを始めた速見昇は仕事も恋もうまくいかず鬱屈していた。そんな彼に(ほし)というネームで励ましのメールが届く。その日から、2人はメールを交換し始め、本音を伝え始めるようになる。そして(ハル)は会うことを提案するが……。スクリーンに映しだされたメール文字だけでなく、2人の距離感をみずみずしく描いた森田演出が際立つ。


\エターナルズ/
「アベンジャーズ」は公開初日に観に行くぐらいに好きなので駆けつけました☆キャスティング最高。そもそもノマドランドのクロエ・ジャオ監督が抜擢されたところでMCUの問題意識気合いを感じる。「クレイジー・リッチ!」のジェンマ・チェンは主役級!アジア系の気品が誇らしいし、つねにもの悲しさをたたえてるのが役柄に合う。もちろんマ・ドンソク~!えー!?アンジーと!?と思いきやちゃんと強いし、マブリーなエプロン姿も披露💛大好きな「聖なる鹿殺し」のバリー・コーガンがまた反乱分子でいいわ~!「ビッグシック」のクメイル・ナンジアニがボリウッドスターっていうのもめちゃウケル!キャスティング最高だし、笑える小ネタもたくさん…なんだけれど、CG多すぎるー。「アベンジャーズ」のようにハマれるか…。

【映画.comより】
「アベンジャーズ」シリーズをはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で知られるマーベル・スタジオが新たに送り出すヒーローチーム「エターナルズ」の活躍を、「ノマドランド」でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督が描くアクション大作。「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、これまで人知れず人類を守ってきたエターナルズが姿を現し、未曽有の危機に立ち向かう。遙かな昔から地球に存在し、7000年もの間、陰から人類を見守ってきたエターナルズ。最凶最悪の敵サノスによって半分が消滅させられた全宇宙の生命は、アベンジャーズの戦いによって復活したが、その時の強大なエネルギーによって新たな脅威が誕生し、地球に迫っていた。その脅威に立ち向かうべく、これまで身を潜めていたエターナルズが再び集結する。10年ぶりのアクション作品への出演となるアンジェリーナ・ジョリーをはじめ、「クレイジー・リッチ!」のジェンマ・チェン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・
マッデン、キット・ハリントン、これがハリウッドデビューとなる「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソクらが出演。


\劇場版 きのう何食べた?/
私の「何食べ?」歴は原作の途中からリアタイ追っかけして、漫画の中でもしっかり歳を重ねている2人とともにご飯を作って食べて…というわけで、ドラマ化決定した際は「あのコミックならではの2人のパートナーシップ世界観が実写版で生々しくなったらどうなの?」と怖くて、放送中は見れず、その後あらゆる媒体での配信が始まって推されすぎて子どもたちと一緒に全話一気見3クール!シロさん役は原作ファンの間では実写化するならと名前があがっていたので納得の西島秀俊さん!難しいのがケンジ役=内野聖陽さん!ドキドキとドラマ版から待ち構えていたら、もう新しい&最高魅力的なケンジ!時を同じくして森田芳光70祭で「(ハル)」「黒い家」を見たばかりなので、内野さんの七変化っぷり、歳を重ねて重厚な芝居の中でのケンジのような軽やかさの表現…感動しかなくて紫綬褒章って、私(紫磨子)が設立した!?とうっかり勘違い。さて映画は公開最初の週末朝一を三女&四女と一緒に。子ども達もたくさんいて笑ったり、セリフ一緒に言ったりwドラマ&配信によって老若男女お茶の間に浸透している感が!原作はそもそも日常を描いた長編漫画なので、2時間尺の映画でどうするんだろうと思いきや、しっかりとカップルから家族へと成長していくドラマが描かれていて、しかも彼氏とラブラブ京都旅行な山場もあっていい!絶対聖地巡礼したくなるやつ。親世代の同性愛への無理解を放置するではなく(パートナーに失礼だわ)歩み寄り、思いを伝え、通じなくても突き放すではなく…。障壁があるからこそパートナーシップに真摯に向き合う2人から学ぶことが多すぎて産後のカップル全員に見てほしい。ご飯作ったら「美味しい」と思い&感謝を伝え、行動する(←食器洗い)…大事だね。

【映画.comより】
よしながふみの人気漫画を西島秀俊と内野聖陽の主演でドラマ化して話題となった「きのう何食べた?」を、ドラマ版のキャスト&スタッフで映画化した劇場版。雇われ弁護士の筧史朗(シロさん)とその恋人で美容師の矢吹賢二(ケンジ)にとって、2人でとる夕食の時間が日々の大切なひとときとなっている。ある日、史朗の提案で、賢二の誕生日プレゼントとして京都旅行に行くことに。賢二は京都を満喫していたが、道中に史朗からショックな話を切り出されてしまう。この京都旅行をきっかけに、2人はお互いの心の内を明かすことができなくなってしまい……。シロさん役の西島、ケンジ役の内野をはじめ、山本耕史、磯村勇斗、マキタスポーツ、梶芽衣子らドラマ版のキャスト陣に加え、「SixTONES」の松村北斗が出演。


\花椒(ホアジャオ)の味/
アン・リー監督『恋人たちの食卓』が生涯ベストフード映画に入っているくらい好きなので香港、台湾、父親、姉妹、食モチーフは大好物。父の遺した火鍋の店を不動産契約中は運営していくということで火鍋調理シーンに期待大!とはいえ想像以上に少なくて残念。だけれど道教の葬式が派手で面白かったり、存在すら知らなかった3姉妹があっという間に打ち解けていくのは、家族の問題を抱えているからこそすごく納得の展開だし、3人の違う女性と子どもを作っている父親像は本来許せないけれど、博愛の人で憎めないキャラになっていてうまい。とりあえず火鍋食べたい。

【映画.comより】
父の死をきっかけに初めて互いの存在を知った3姉妹の交流と成長を描いた香港発の人間ドラマ。疎遠になっていた父が倒れたとの報せを受けたユーシューは会社から病院へ駆けつけるが、父は既に息を引き取っていた。ユーシューは父の携帯電話から、自分の名前に似た知らない名前を見つける。葬儀の日、台北からボーイッシュなビリヤード選手の次女ルージー、重慶から髪をオレンジ色に染めたネットショップオーナーの三女ルーグオが現れ、3人の異母姉妹は初めて顔を合わせる。ユーシューは父が経営していた火鍋店を継ぐことを決意するが、常連客の望む麻辣鍋のスープを作ることができず、客足が遠のいてしまう。ルージーとルーグオも加わり、3姉妹はなんとか父秘伝の味を再現しようと奮闘するが……。長女ユーシュー役に「インファナル・アフェア」シリーズなど女優としても活躍する歌手サミー・チェン。「恋の紫煙」の脚本で知られるヘイワード・マックが監督・脚本を手がけた。


\ドーナツキング/
知らなかった!!ドーナツ大国アメリカのショップ市場を占めているのがカンボジア人たちとは。その手法は徹底的な家族経営で寝ずに働くことで人件費を抑える肉体酷使法が一つ。もう一つは同郷の難民たちに店舗経営を任せること。同時に難民たちに仕事=アメリカで生きる道を与えていた(自分は賃貸料でお金が入る)。内戦でカンボジアの首都を占領され命からがら難民としてたどり着いた彼ら。超可愛いpopなポスタービジュアルからは想像つかないカンボジアの歴史もアニメーションを交えて見せてくれる。難民キャンプから一躍大富豪になるのがアメリカンドリームだけれど、そこで終わらないのがドーナツ王テッドのすごいところ!同郷の難民たちを100組近く受け入れる。テッドはカンボジアの中でも母子家庭で貧困層であったけれど、美しくて、裕福な高校の同級生に恋して、結婚するために警備がいる家に忍び込んだり、ホントやることが一々ぶっ飛んでるんだわ。結果アメリカで大豪邸に住むことになるんだけれど…ここで終わらないのがテッドさん!ホント波瀾万丈で、失敗もするけれど、誰からも愛される人!あー、ドーナツ食べたい。日本では懐かしくなってしまったダンキンドーナツも出てくる。

【映画.comより】
アメリカで「ドーナツ王」と呼ばれるカンボジア人男性テッド・ノイの人生に迫ったドキュメンタリー。無一文でカンボジアからアメリカへ渡り、ドーナツ店の経営で資産2000万ドルを所有する「ドーナツ王」となったテッド・ノイ。誰もがうらやむアメリカンドリームを掴んだ彼は、なぜアメリカに渡り、いかにしてドーナツ店経営に至ったのか。カンボジア内戦や難民問題、大手チェーン店と個人経営店が対立する最新ドーナツ事情まで、数々の困難を乗り越えてきた彼の数奇な半生を描き出す。「ブレードランナー」などの名匠リドリー・スコットが製作総指揮に名を連ねる。監督は新人のアリス・グー。


\エターナルズ/
長女(19歳)がMCU未鑑賞のため、ちょうどいい入り口と一緒に(私は2回目)。10人のキャラはうまく立っているので飲み込みやすいんだけれど、とにかく敵役含め名前が覚えづらかったので(ギルガメッシュ、イカリス等は覚えやすいんだけれど…顔と名前一致に時間要)おかわり鑑賞したら個性に深みが加わってめちゃよかったー!MCU初の長女もどんどん前のめっているのもあって、すごい好きになっちゃった。ジェンダー・国籍・バリアフリーな多様性はクロエ・ジャオ監督の大前提として、その上で「リーダーシップについて」「自分のもつ力を信じる怖れ」など色んな視点から楽しめる!1回目はアベンジャーズ程ハマれるか不安だったけれど、もう次作が楽しみでしょうがない!記憶を上塗りできてよかった!

【映画.comより】
「アベンジャーズ」シリーズをはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で知られるマーベル・スタジオが送り出すヒーローアクション大作。太古から人類を見守ってきた「エターナルズ」と呼ばれる者たちの活躍を、「ノマドランド」でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督が描く。「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、これまで人知れず人類を守ってきたエターナルズが姿を現し、未曽有の危機に立ち向かう。遙かな昔から地球に存在し、7000年もの間、陰から人類を見守ってきたエターナルズ。最凶最悪の敵サノスによって半分が消滅させられた全宇宙の生命は、アベンジャーズの戦いによって復活したが、その時の強大なエネルギーによって新たな脅威が誕生し、地球に迫っていた。その脅威に立ち向かうべく、これまで身を潜めていたエターナルズが再び集結する。10年ぶりのアクション作品への出演となるアンジェリーナ・ジョリーをはじめ、「クレイジー・リッチ!」のジェンマ・チェン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、キット・ハリントン、これがハリウッドデビューとなる「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソクらが出演。


\リスペクト/
ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生。生前に本人から指名を受けていたジェニファー・ハドソンの歌声が間違いないので音響のいい映画館で是非!そして、こんなに才能に恵まれていながらも父→夫の支配・束縛に振り回されるリー。はたから見ていると「なぜ逃げ出さない!?」ともどかしいのだけれど、逃げる力、1人で立ち上がる力、自分を信じる力も奪うのがDVの怖ろしいところ。アレサ・フランクリンの音楽映画としてはもちろんだけれど、DV脱却の映画としてもすばらしい作品!公開館数増やしてほしい!

【映画.comより】
「ドリームガールズ」でアカデミー助演女優賞受賞し、歌手としても第51回グラミー賞を受賞したジェニファー・ハドソンが、ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生を演じた伝記ドラマ。少女の頃から、その抜群の歌唱力で天才と称されたアレサは、ショービズ界でスターとしての成功を収めた。しかし、彼女の成功の裏には、尊敬する父、愛する夫からの束縛や裏切りがあった。すべてを捨て、彼女自身の力で生きていく覚悟を決めたアレサの魂の叫びを込めた圧倒的な歌声が、世界中を歓喜と興奮で包み込んでいく。アレサ本人から生前に指名されたハドソンがアレサ役を演じるほか、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J・ブライジらが顔をそろえる。


\老後の資金がありません!/
最近は読んでいなかったのだけれど、原作者垣谷美雨さんの作品は家事・育児・仕事・介護と奔走する現代女性のリアルを描いていて大好き。たまたま最近夫が「定年オヤジ改造計画」を読んで背筋を凍らせていてw私も垣谷作品再燃中。主演の天海祐希、夫役には松重豊他にはお笑い芸人が多用されたり、毒蝮三太夫さんが原作にはない展開で出演しているんだけれど、いちいち本人キャラに絡めたシーンが入っていて(松重さんが食べるシーンや渋いお店にブラリと入って行く=孤独のグルメ、天海祐希さんに宝塚ネタなど)かなりお笑い系に持っていきつつも、最後は老後のこと、親のこと、血よりも深い縁などホロリとさせるところはさすが「こんな夜更けにバナナかよ」の前田哲監督。ちなみに公開から2週間以上経ってるのに平日午前の回が自由なご老人(携帯で通話したり、iPadで時間確認したりw)でほぼ満席!寅さん、釣りバカ日誌みたいな作品って今後も必要だよね。
【映画.comより】
垣谷美雨の同名ベストセラー小説を「狗神」(2001)以来20年ぶりとなる天海祐希の単独主演作として映画化。家計に無頓着な夫の章、フリーターの娘まゆみ、大学生の息子・勇人と暮らす平凡な主婦・後藤篤子は、あこがれのブランドバッグも我慢して、夫の給料と彼女がパートで稼いだお金をやり繰りし、コツコツと老後の資金を貯めてきた。しかし、亡くなった舅(しゅうと)の葬式代、パートの突然の解雇、娘の結婚相手が地方実業家の御曹司で豪華な結婚式を折半で負担、さらには夫の会社が倒産と、節約して貯めた老後の資金を目減りさせる出来事が次々と降りかかる。そんな中、章の妹・志津子とのやりとりの中で、篤子は夫の母・芳乃を引き取ることを口走ってしまう。芳乃を加えた生活がスタートするが、芳乃の奔放なお金の使い方で予期せぬ出費がかさみ、篤子はさらなる窮地に立たされてしまう。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。


\映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ/
前作すみっこぐらしっ劇場版が思いのほか大人にも楽しめたので、三女&四女とドライブインシアター(DIT)で。まず子ども向け映画のDITはやはり最高。観ながら思いっきりしゃべれるし(逐次、四女がキャラクターについて解説してくれた)、伸び伸びできるし(子どもにはじっと座っているのがしんどい)、本作は特に65分という尺もよかった。ストーリーも夢をかなえるより、もつことの根源的な意味を子ども時代に気づかせるものだし、「とかげ」(正体は恐竜!?)を主人公に据えていてそれぞれのすみっこたちが活躍するのがよき☆

【映画.comより】
サンエックス株式会社の人気キャラクター「すみっコぐらし」を映画化し、スマッシュヒットを記録した「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」に続く劇場アニメ第2弾。とある秋の日、キャンプへ出かけたすみっコたちは、空にいつもより大きく青く輝いている月を発見する。「5年に1度の青い大満月の夜、魔法使いたちがやって来て夢をかなえてくれる」という伝説の通り、すみっコたちの町に魔法使いの5人兄弟が出現。彼らはあちこちに魔法をかけ、町中をパーティ会場のように彩っていく。楽しい夜にも終わりが近づき魔法使いたちは月へと帰っていくが、たぴおかが魔法使いのすえっコ・ふぁいぶと間違えられて連れて行かれてしまう。前作に続き、井ノ原快彦と本上まなみがナレーションを担当。「夏目友人帳」シリーズの大森貴弘が監督を務め、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の吉田玲子が脚本を手がけた。


\ほんとうのピノッキオ/
ピノキオの実写化ってどうなの!?と後回しにしていたことを後悔するぐらい美しいマッテオ・ガローネ作品!木のぬくもりを表現するのに、特殊メイクが素晴らしいのはもちろん(アカデミー賞ノミネート納得)なんだけれど、本作では音響が更に効果的ですばらしい。動く、歩く、触れる時の木の軋み音…木のぬくもりって触感、ビジュアルはもちろんだけど、音が大事な役割果たしていることに気づかされた。音といえば、ガローネ作品特有の咀嚼音!キツネ&ネコのあくどさが表情やしぐさだけでなく音からもしっかり伝わるのがおもしろい。ピノキオが学習しなくてイライラしたり、人買いがあったり寓話の残酷性もしっかり描かれているからこそ、貧しいジュペットさんの親になった喜びも深みが出ている!子どもは怖がりそうだけれど公開館数増やしてほしい!

【映画.comより】
ディズニーの名作アニメ「ピノキオ」でも有名な児童文学「ピノッキオの冒険」を、「ゴモラ」「ドッグマン」などで知られるイタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が、美しくも残酷に映画化したダークファンタジー。ジェペット爺さんの家を飛び出したピノッキオが繰り広げる奇想天外な冒険を、社会風刺や示唆に富んだ物語として描く。貧しい木工職人のジェペット爺さんが丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始める。ピノッキオと名付けられた、そのやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出し、導かれるように森の奥深くへと分け入っていく。「人間になりたい」と願うピノッキオは、道中で出会ったターコイズブルーの髪を持つ心優しい妖精の言いつけも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さず、ひたすら命がけの冒険を続けるが……。2021年・第93回アカデミー賞で衣装デザイン賞、メイクアップ&スタイリング賞の2部門にノミネートされている。


\聖地X/
入江悠監督が劇団イキウメの脚本で映画化というと『太陽』コンビ、しかもオール韓国ロケというのも嬉しい!ホラー映画という触れ込みでしたがなんともジャンル分けしがたい。韓国ロケであってもホラーであっても乾いた風の感じとところどころぶっこまれるオフビートな笑いは紛れもなく入江監督作品!サイタマノラッパー2の山田真歩さんにつづき滋役の薬丸翔さん(シブがき隊やっくんの息子)が入江組バイブス醸し出してる!アノ軽さと不気味さとイラっとさせ感…今後要注目の俳優!

【映画.comより】
「22年目の告白 私が殺人犯です」「AI崩壊」の入江悠監督が、岡田将生と川口春奈の共演で描いたホラー映画。劇作家・演出家の前川知大が主宰する「劇団イキウメ」の同名人気舞台を映画化し、オール韓国ロケで製作された。夫との生活に嫌気が差した要は日本を飛び出し、兄・輝夫が暮らす韓国の別荘を訪れる。突然の来訪に驚く輝夫だったが、要の夫のだらしなさを聞き、妹の心の傷が癒えるまで一緒に過ごすことを決める。そんな兄妹はある時、「聖地X」と呼ばれる、奇妙な力の宿った未知の土地に、知らずに足を踏み入れてしまう。そこに入った者は精神を蝕まれ、謎の死を遂げていくという。有能な祈祷師も太刀打ちできず、悪夢はひたすら続く。忌々しい土地に根付く“約束された死”から逃れるべく奔走する輝夫と要だったが……。



※モニター&アンケート調査にご協力いただける方は、受講料の8割補助します(定員あり)。
●赤羽12月コース 12月1,8,15,22日(水)10:00-12:00 単発受講受付中(1、2月はお休みですので、是非この機会に)
※2021/5/26以降に生まれたお子さまは4回通してご同伴いただけます。
●吉祥寺12月コース 12月3,10,17,24日(金)10:30-12:30 1名空きがでました受付中
※2021/5/28以降に生まれたお子さまは4回通してご同伴いただけます。
◆1月は赤羽教室は休講、吉祥寺教室は準備中です。 

🔴おうちでバランススボール🔴(前日21時までにお申込みがあった場合のみ開催。開催の場合、直前9時まで受付ます)
おうちでマタニティケア (火)9:30-10:20 
おうちでバランスボール&骨盤ケア(木)9:30-10:20 12/2受付中 
【上記講座のお申込み】Facebookでつながりのある方はメッセンジャーでお申込み可能です。https://airrsv.net/shimang/calendar

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🔴その他講座・ワークショップ🔴
▼多胎児母向けバランスボール講座 12/4土7:00-8:00
https://www.facebook.com/events/437010894673714/

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