産後のケアが見過ごされてきた理由の一つに「体のダメージが外から見えない!」というのが大きいです。悪露(おろ)がお腹から噴出していたら(不謹慎な例えですみませんw)、みんなもっと大袈裟に「休んでてね」って言ってくれたでしょうが。「マタニティマーク」もないですしね。過去ブログにも何度も書いてきたのですが、あらためて、育休について。
1)出産で受けた心身のダメージを養生→リハビリで回復させる
2)育児という家族内の新規プロジェクトに取り組みながら生きるための練習期間
家事・育児に専念し、男性が働きやすいようにサポートするための期間でも、復職後にキャリアアップするためにがむしゃらに勉強する期間でもありません。体が変化し(1か月は悪露が出て、母乳は血液からできていて、骨盤周りが不安定で…)、生活も激変します(夜中に何度も起きて赤ちゃんのお世話があります)。
ダメージを養生して回復させるには、産休(出産予定日の6週間前「産前休業」と出産の翌日から8週間の「産後休業」を合わせたもの)で十分と思いがちですが、養生だけでは体力筋力が落ちてしまうので、リハビリもしっかり必要なんです。
リハビリをしながらもう一つ大切なこと…「夫婦というチーム人生史上最大プロジェクト=育児」に回復途上の体で取り組むトレーニング。男性(夫)はチームメンバーであり、同時に体のダメージを受けていないのでむしろ育児プロジェクトマネージャーを担うべきだと思います(産後女性は正気でないしね)!男性の育休についても書いていきたいと思います。
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