読みたい本が多すぎて嬉しい悲鳴な毎日なんですが、この本のせいで(!)積読(つんどく)がさらに増殖中という、愛しいけれど憎きw辻村深月さんの「スロウハイツの神様」!というのも、長編苦手な私が一気読み…そして生まれて初めての体験なんですが、読み終えた瞬間に最初に戻って全再読という吸引力。
人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ―あの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。(「BOOK」データベースより)
私自身は辻村深月さんとの出会いは遅くて、養子縁組を扱った『朝が来る』からなんですが、中学校の図書室で3年間に300冊以上本を借りて読み表彰された(唯一の賞状w)長女が熱心な読者で、ここぞとばかりに色々薦めてくれました。ドラえもん好きでもある長女イチオシだったのが本作「スロウハイツの神様」と「凍りのくじら」(←こちらは全てのタイトルがドラえもんの秘密道具になっています。そしてスロウハイツともちょっと関連あり)!
私が、なぜに間髪おかずの再読したか!?
(1)全キャラクターが魅力的
とにかく、全員愛おしいんです。雑魚キャラなし。辻村作品ならではの色んなキャラクターが一人称で語るんですが、みんな好き(笑)。嫌な奴がいない…あ、いるな、1人。でも嫌いじゃない。みんなにとにかく幸せになってほしくて、それが想定外でもかなえられると一々ホッとする。そしてこの子たちの先を知りたくてたまらないんです!
(2)確かめたい!
これっすよ。ドンデン返しではないんですが、深いカラクリがあって読み終えた後に「…ということは、この時はどういうこと!?」って確かめたくなっちゃうんですよ。(1)でも書いた通り、登場人物それぞれの語りがあるので、こっちから見ると「そういうことか!」っていうような。
というわけで2回読了後も、いろいろネットで調べていたらちょうどいいタイミングでキャラメルボックスによる「スロウハイツの神様」再演がサンシャイン劇場で!キャラメルボックスの演劇も何十年ぶりですごい楽しみです〜。もちろん長女も一緒に行くんですが、高校生のチケット代1000円というのも嬉しい!
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●産後ケア教室@小竹向原● ( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
<最終>【3月コース】6,13,20,27(水)10:00-12:00 定員になりました(2018/08/29以降)
●産後ケア教室@池袋●
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●マタニティケア教室@吉祥寺●
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