9月に自治体指定のクリニックでマンモグラフィー、10月に超音波検査と針生検(組織を調べる)を受け、乳がんがみつかり、12/11に全摘手術をうけました。職業がら妊婦さん、産後女性とのつながりが多く、大きな動揺を与えてしまうことを憂慮し、手術を終えてからのご報告となりました。私自身、母が37年前に48歳(当時私は小5)で乳がんが発覚し、乳房、リンパ節を全摘し、それ以来お風呂はもちろん、温泉に一緒に入れなかったり、何より当時は長かった入院期間の記憶がなかったり、今でも乳がんへの不安が大きく、お伝えする以前に自分自身で受け入れるのに時間を要しました。
乳がんは癌の中でももっとも遺伝性が高いため、30歳から毎年マンモグラフィー+超音波検査を受けています。今年は一人暮らしをしていた父が10月に老人性鬱で食事をとれなくなり、入院と、今後の生活のための介護申請をしたりとバタバタしていたし、何よりこんなタイミングで何かあったらと目をそらしたく、マンモグラフィーだけで済ませようとしていたら、検診受付のナースに半ば強引に超音波予約を入れられたのは、今日がちょうど一周忌の母が天国で早期発見するように計らったのだ思います。おかげでマンモでみえなかった腫瘍が超音波で見つかり、しかも乳腺専門のクリニック院長がいらして外来受付時間を過ぎていたのに、急遽局部麻酔をして針細胞診をして発見にいたりました。
健康を伝える私が乳がんになって、今後この仕事をする資格があるのか?体が動くのか?まだまだ不安はぬぐえないです。2人に1人ががんになる、日本女性の14人に1人が乳がんになる、早期発見すれば生存率も高いというデータを見ても、慰めにならず、数字にかかわらず辛くて、不安で、恐怖です。前向きにこの経験を活かす気持ちになれるのがいつかはわかりませんが、わかっていたつもりになっていた病気になった人の、病気になった時の気持ちをリハビリを伝えるトレーナー、インストラクターとして身を以て学んでいます。
1月末に今後の治療方針が決まるため、スタジオレッスンは春頃までお休みする予定です。オンラインのレッスン(朝活バランスボール部、おうちでバランスボール)は1月から復帰予定です。いそがしかったり、感染拡大で不安な状況の中、会って話を聴いてくれた親友たち、熱い応援メッセージをくれた友人、仕事仲間たち、朝活の場を守ってくれた委ねる月間プロジェクトチームのみんな、朝活メンバー、小学校のPTA委員仲間、保護者仲間、夫を励ましてくれたマドレ男子会、手術受けないとか泣き言を言う姉を落ち着かせてくれた弟、受験前の大切な時期なのに協力して手伝ってくれた長女&二女、不安でしょうがないながらも泣き言を言わないで頑張って待ってくれた三女&四女、なにより一番不安だろうにそんな顔をみせずに、仕事を調整して、子どもたちを見守り、一緒にアルコール断ち(!)までして、毎日祈ってくれた夫に本当に感謝しています。
私のつながりのある方には、小さなお子さんを育てていたり、授乳中、妊娠中の方たちが多いので不安をあおるようなことはしたくないのですが、マンモグラフィーを控えている分、自分で触診をしたり、50歳以下で乳がん罹患している親姉妹がいる場合は超音波検査だけでも受けてみることをおすすめします。大切な人たちにしてもらったように不安な気持ちを聴くことはできますよ。
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