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2025年3月28日金曜日

\2025年3月に映画館で観た映画~母になっても映画が観たい~/

 マンスリー観た映画☆2025年3月に映画館で観た映画は7本。絶賛引越し中の今だからこそ、日常から離れて没入できる映画館で観る映画がありがたいのです😍超大作ミュージカル、国のことを考える作品、想像以上のアニメ、色々あるけれど、やっぱりショーン・ベイカー監督大好きだわ〜!



〇2019年に観た映画ベスト10!
〇2020年に観た映画ベスト10!
2021年に観た映画ベスト10!
2022年に観た映画ベスト10!
2023年に観た映画ベスト10!
2024年に見た映画ベスト10!

ANORA アノーラ

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない

ケナは韓国が嫌いで

ウィキッド ふたりの魔女

TATAMI

【吹替】ウィキッド ふたりの魔女

Flow


\ANORA アノーラ/


2018年のマイベスト映画「フロリダプロジェクト」のショーン・ベイカー監督。しかも同じようにセックスワーカーの女性が主人公で、しかもシンデレラストーリー!?期待しかない状態で観たら予想の斜め上いくぶっ飛びアノーラ!大好き!シンデレラストーリーのわけないですよ🤣…とはわかっていたけれど、堅物親の反対がメインに据えられると思っていたら、全然違くて道楽ドラ息子(マジ最悪)を探しまくるロードムービー展開が最高だ。とは言えFワード&きわどいシーンてんこ盛りなので全方位におススメできるわけではないですが、セックスワーカー女性をリスペクトし、Fワードも彼女らの身を護る武器。そんな描き方が真摯だ。フロリダプロジェクト(←団地のような住まい/元モーテルを改装して居住)では夢の国ディズニーワールドの横にあるモーテル、本作では夢を見させる場で働くアノーラのアパートは電車が真横を通り過ぎていつもうるさい現実。夢と現実の境目やそれでも美しい太陽の光と色がまた最高!引越し最中につき物を増やすのはめちゃくちゃ控えているのについつい購入してしまったパンフによると、演者たちの希望で敢えてインティマシーコーディネーターも使わなかったとか…!演者同士の信頼関係を優先するパターンも成り立つんだな。ほんと厄介者なアノーラと彼女を一人の人間として尊重するイゴール大好き!
【映画.comより】
ニューヨークでストリップダンサーをしながら暮らすロシア系アメリカ人のアニーことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司イヴァンと出会い、彼がロシアに帰るまでの7日間、1万5000ドルの報酬で「契約彼女」になる。パーティにショッピングにと贅沢三昧の日々を過ごした2人は、休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚する。幸せ絶頂の2人だったが、ロシアにいるイヴァンの両親は、息子が娼婦と結婚したとの噂を聞いて猛反発し、結婚を阻止すべく、屈強な男たちを2人のもとへ送り込んでくる。ほどなくして、イヴァンの両親もロシアから到着するが……。身分違いの恋という古典的なシンデレラストーリーを、現代風にリアルに映し出す。タイトルロールのアノーラ(通称アニー)を演じるのは、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」や「スクリーム」に出演してきた新星マイキー・マディソン。アノーラに夢中になるお調子者のロシア新興財閥の息子イヴァン役に、ロシアの若手俳優マーク・エイデルシュテイン。第97回アカデミー賞では計6部門にノミネートされ、作品、監督、主演女優、脚本、編集の5部門を受賞した。


\ノー・アザー・ランド 故郷は他にない/



朝活部員おススメの「ノー・アザー・ランド」観てきました&食らいました!ずっと続く戦争…すでにどちらが悪とは言えないのですが、現状のパレスチナの置かれている状況…1000人規模の小さな居住地区マサーフェル・ヤッタが人が住んでいるにもかかわらず堂々と(!)家を破壊されていく。子ども達も目の当たりにする。子ども達は寝る間際までゲームにいそしんで「早く寝なさい」と促されるような日本と変わらないテクノロジーの元にいるのに、目の前でブルドーザーで家を破壊され、井戸をセメントで埋められ…果敢に抵抗する息子が目の前で銃に打たれ…。私たちにできることは本当にちっぽけなことだけれど、とにかく知ること…。アメリカでは上映されていないということで、アカデミー賞もどうなるかと思ったら、しっかり受賞できたし、国境を越えた2人の青年が授賞式に無事に現れてよかった!


ケナは韓国が嫌いで

隙間時間にピッタリFITという理由だけで観たもの。韓国社会で生きづらさを抱える28歳のケナ(ここら辺は日本とめちゃ通じる)は融通が利かなくて、かと言って理論的に思いを言語化するわけではない。タイトル通り韓国の鬱屈とした社会構造、家父長制を描いてどんより重い作品かと思いきや、序盤で早々にニュージーランドへ旅立つ。そこからのびのびと解放的に本来の性質が出てくるし、染みついた韓国人らしさも如実に(年齢で話し方を変えるとか)。同時進行で韓国での生きづらさ(通勤2時間、寒くて狭い団地暮らし、決して威圧的では無いけれど家父長制にどっぷりハマっている長年の彼氏)がフラッシュバックのように描かれている。ケナだけで話を引っ張っていくのだけれど、編集が上手くて、ケナの変化がマジ面白い!真面目で融通効かないところからどんどん解放されて、日焼けして、目線が上がっていくサマ。魅力的なケナをどこかで見覚えがと思ったらグエムルの子!!びっくりー!韓国の子役はすごい…と同時に子役の悲しいニュースもあったので、希望を見出したいよ。

【映画.comより】

ソウル郊外の小さな団地で両親や妹と暮らす28歳のケナは、大学卒業後に就職した金融会社に片道2時間かけて通勤している。学生時代からの恋人ジミョンは自分が就職したらケナを養うと言うが、ケナはそんな彼に苛立ちを募らせていく。しかしケナの母は、裕福な家庭で育ったジミョンが娘と結婚することを望んでいた。一方、ケナたちが住む団地は老朽化のため再開発が予定されており、母は転居先の購入費用もケナに頼ろうとしていた。このままでは幸せになれないと感じたケナは、すべてを手放してニュージーランドへの移住を決意する。「グエムル 漢江の怪物」のコ・アソンが主演を務め、テレビドラマ「スロウトレイン」のチュ・ジョンヒョクが共演。



\ウィキッド ふたりの魔女/

非の打ち所がないとはこのことか!全て最高なミュージカル映画!子ども達も見たがっていたけれど、引越しの合間を縫って、字幕版しかもDolbyで音響環境最高な条件で見てよかったー!シンシア&アリアナの歌が本当に素晴らしすぎる。撮影もほぼLiveで行ったって、凄すぎる。歌はもちろん、2人が2人だけで心が通じる名シーン!それがダンスで表現されていて、もう涙が止まらなかった。最高な歌の二人を敢えて歌わせず、体で表現させる…ミュージカル映画の醍醐味。原作のミュージカルが未見なので💦オズの魔法使いしか知らなくて、悪い魔女は嫌なヤツとしか思っていなかった(まー、良い魔女もどうかと思うけれど)、とにかく2人のキャラクターが訴えるものが素晴らしい!周囲から疎まれても真っ直ぐな心を持つエルファバ!そして人気者だけれど薄っぺらくて自己中心的なグリンダ!このグリンダなんて、ともすればただのいけすかない嫌なヤツ…なのに、アリアナが演じたからこそ、キュートで愛おしい!髪フリフリなんて、あんなにおバカに可愛く演じられる!?吹き替え版も大好評なんで楽しみー。

【映画.comより】

魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会ったエルファバとグリンダ。緑色の肌をもち周囲から誤解されてしまうエルファバと、野心的で美しく人気者のグリンダは、寄宿舎で偶然ルームメイトになる。見た目も性格もまったく異なる2人は、最初こそ激しく衝突するが、次第に友情を深め、かけがえのない存在になっていく。しかしこの出会いが、やがてオズの国の運命を大きく変えることになる。エルファバ役はエミー賞、グラミー賞、トニー賞でそれぞれ受賞歴を持つ実力派のシンシア・エリボ、グリンダ役はグラミー賞常連アーティストのアリアナ・グランデがそれぞれ演じた。そのほか、シズ大学の学長マダム・モリブル役に「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のミシェル・ヨー、伝説のオズの魔法使い役に「ジュラシック・パーク」シリーズのジェフ・ゴールドブラム。監督は「イン・ザ・ハイツ」「クレイジー・リッチ!」のジョン・M・チュウ。第97回アカデミー賞では作品賞のほか、シンシア・エリボの主演女優賞、アリアナ・グランデの助演女優賞など合計10部門にノミネートされ、美術賞と衣装デザイン賞の2部門で受賞した。



\TATAMI /

隙間時間にサクッと見るには時間的には良いけれど、重そう…何せ、イランの女子柔道選手が金メダル目前でイスラエルとの対戦を避けるために政府から棄権を命じられる話。でも本当に見てよかった!こんな馬鹿げた無慈悲な命令をする国なんて!工作員を家に送り込み、家族を人質に取り、銃で脅す国なんて逃げようよ!柔道の主催者側も応援してくれている!逃げられる!と思うけれど…!難民になること、難民として出場にするのは、イコール応援してくれる、バックアップしてくれる、背負うべき祖国が無いこと!その心許なさまで描かれていて…。同時に女性たちの物語でもある。終始応援してくれるめちゃくちゃ理解あるパートナー、その姿勢ゆえに追われることになる男性、、、心強いけれどその応援が女性をさらに追い詰めるという矛盾もはらんでいて、辛い。

【映画.comより】

ジョージアの首都トビリシで女子世界柔道選手権が開催されている。イラン代表選手のレイラ・ホセイニとコーチのマルヤム・ガンバリは、順調に勝ち進んでいたが、金メダルを目前に、政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられる。自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶなか、政府に従い怪我を装って棄権するか、それとも自由と尊厳のために戦い続けるか、人生最大の決断を迫られる。レイラ・ホセイニ役をアリエンヌ・マンディ、コーチのマルヤム・ガンバリ役をザーラ・アミールが演じた。第36回東京国際映画祭のコンペティション部門で審査委員特別賞と最優秀女優賞(ザーラ・アミール)の2部門を受賞。映画史上初めてイスラエルとイランにルーツをもつクリエイターが協働した作品とされ、製作に参加したイラン出身者は全員亡命し、映画はイランでは上映不可となっている。



\ウィキッド ふたりの魔女(吹き替え版)/


三女&四女と一緒に。しっかりミュージカルに合わせて歌でありながら、説明をしてくれる自然さ美しさ!高畑充希ちゃんが吹き替えということで期待しかなかった状態だけれど、エルファバなんですよね!マジスゴかったー。


\Flow/

ラトビア発しかも1作目はほぼ一人で作り上げた監督の2作目がなんと、あの名作「野生の島のロズ」を抑えてアカデミー賞長編アニメーション賞受賞!しかも同じ動物映画!けれど世界観は全然違う。絵のタッチ、動物の毛並みなどは敢えてイラストイラストしているのに、擬人化していない(動物しか出てこないからセリフも一つもない!)し、何より動き、仕草がリアル!性質がリアル。共通言語が無い、弱肉強食の世界で異種の生物と繋がり合うって至難の技…なのに、動物達が繋がれるんだよ。何やってるんだ、人間!人間は一切出てこない、以前は人間が住んでいたであろう痕跡のみがある世界で、人間の営みを痛烈に批判(そもそも洪水が起こったのは…など)している。猫ちゃんかわいいーーー!怖いけれど水が美しい!セリフが無いのに、豊かすぎる世界!

【映画.comより】

世界が大洪水に見舞われ街が消えていくなか、1匹の猫が旅立つことを決意する。流れてきたボートに乗り込んだ猫は、一緒に乗りあわせた動物たちとともに、想像を超える出来事や危機に襲われる。時に運命に抗い、時には流され漂ううちに、動物たちの間には少しずつ友情が芽生えはじめる。監督・製作・編集・音楽を1人で手がけた長編デビュー作「Away」で世界的に注目されたラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督が、5年の年月をかけて多くのスタッフとともに完成させた長編第2作




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