ページ

2025年2月26日水曜日

\2025年2月に映画館で観た映画~母になっても映画が観たい~/

 マンスリー観た映画☆2025年2月に映画館で観た映画は7本。3月には引越しもあるし、四姉妹の3人が卒業だし…いそがしい!けれどそんな時こそ逃避のように見てしまうのが映画!『トワイライトウォーリアーズ』で引越しなんてちょろく見えたし、『ファーストキス』のカンナに何度もやり直す勇気もらったし(ついでに透明感もいただきたかった)、『野生の島のロズ』に卒業シーズンの子離れを改めて考えさせられたし…映画館に足を運んでよかった!


〇2019年に観た映画ベスト10!
〇2020年に観た映画ベスト10!
2021年に観た映画ベスト10!
2022年に観た映画ベスト10!
2023年に観た映画ベスト10!
2024年に見た映画ベスト10!
2025年1月に観た映画7本
○2025年2月に観た映画7本
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
リアル・ペイン 心の旅
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
ファーストキス 1ST KISS
野生の島のロズ
おんどりの鳴く前に
かなさんどー

\トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦/

九龍城砦大好き💛写真集も持ってた!九龍城砦目的で観たら、昭和の香港アクション映画が染みついている人にも、もちろん知らない人にも伝統+Updateされたアクションの数々!ストーリーは難民として香港に密入国(この密入舟の具合とか当時流れていたニュースそのまんまでドキュメンタリーみたい)したチャンは腕力を買われ黒社会にスカウトされるも拒み、逃げるついでに資金源の薬物を盗んで追われる身に!逃げ込んだのが九龍城砦。香港の人々にとっても九龍城砦は治外法権、危険な地域。母とも死に別れ、居場所のないチャンは九龍城砦に居場所を見つける。治外法権と言われつつも実際には日本の長屋のようにはたから見ると荒れているようだけれど、お互い支え合って生活している。九龍城砦で出会ったボス理容師(!)を演じるのはルイス・クー!匿い居場所を与えたくれた親分世代と若い世代両方の抗争が見られるんだけれど、そのアクションがそれぞれめちゃいい!ちなみにアクション監督は谷垣健治(るろ剣)!人を武器にも盾にも九龍城砦の複雑な作りを活かして逃げるわ…最高過ぎる☆なのに香港映画らしくきっちり笑わせてくれるところもあるし、とにかくコレは自宅TVましてやスマホではなくて映画館で堪能してほしい!
【映画.comより】
1980年代。香港に密入国した青年チャンは、黒社会のルールを拒んで己の道を選んだために組織から目をつけられてしまう。追い詰められた彼は運命に導かれるように、黒社会に生きる者たちの野望が渦巻く九龍城砦に逃げ込み、そこで出会った3人の仲間たちと深い友情を育んでいく。しかし九龍城砦を巻き込む抗争は激化の一途をたどり、チャンたちはそれぞれの信念を胸に命をかけた戦いに身を投じる。「SPL 狼たちの処刑台」のルイス・クーが主演を務め、サモ・ハン、アーロン・クォック、リッチー・レンら豪華キャストが集結。「ドラゴン×マッハ!」のソイ・チェン監督がメガホンをとり、5000万香港ドル(約9億円)をかけて制作した九龍城砦のセットで撮影。「るろうに剣心」シリーズの谷垣健治がアクション監督を務め、「イップ・マン」シリーズの川井憲次が音楽を手がけた。

\リアル・ペイン 心の旅/

ニューヨークに住むユダヤ人の従兄弟同士であるデヴィッドとベンジー。2人は幼少時兄弟のように仲良く過ごしていたものの大人になってからは疎遠に。祖母の死をきっかけに祖母の生まれ育ったポーランドへツアー旅行することに。2人は正反対の性格でデヴィッドは何ごとも几帳面にきっちりしてネット広告の仕事をしながら妻・子どもとの生活も充実している。一方ベンジーは好き勝手行き当たりばったりな行動をするわ、KY発言をするわ…一方でとても繊細だからこそというのが伝わってくる。本作ではホロコーストがテーマだけれど、誰にでもこうして突きつけられるテーマがある。原爆や震災、虐殺…いちいち食らってしまうベンジーにとっては、そんなテーマを目の前にして普通に、呑気に!?ツアーしているのが信じられない「もっと心を寄せようよ」それもわかる。けれどみんな何も感じていないわけではない。終始このヒヤリとするやり取りが続くんだけれど、コミカルで、何より愛おしい!「僕らの世界が交わるまで」でも親子のひやり、けれど時空をちょっと離れて観るとくすっと笑えるやりとり…こんな関係性描くのがホント巧妙で…重めのテーマでもしっかり映画館で笑い声も!監督のジェシー・アイゼンバーグはもちろん、ベンジー役のキーラン・カルキンめちゃうまいなー!
【映画.comより】
「僕らの世界が交わるまで」で監督デビューを果たした俳優ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務め、第97回アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞にノミネートされたロードムービー。ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドと、兄弟のように育った従兄弟ベンジー。現在は疎遠になっている2人は、亡くなった最愛の祖母の遺言によって数年ぶりに再会し、ポーランドのツアー旅行に参加することに。正反対な性格のデヴィッドとベンジーは時に騒動を起こしながらも、同じツアーに参加した個性的な人たちとの交流や、家族のルーツであるポーランドの地を巡るなかで、40代を迎えた自身の生きづらさに向きあう力を見いだしていく。

\ザ・ルーム・ネクスト・ドア/
アルモドバル監督初の英語作品ということ、そして安楽死・尊厳死というテーマを扱っているので重いのを想像してたら、しっかり随所にアルモドバル!インテリア、ファッションはもちろん脇役の雰囲気(ジュリアン・ムーアの秘書役なんてロッシ・デ・パルマだと思ってた!)、女たちのしゃべり方、何よりビックリしたのが食べ方(後半で出てくるイチゴを食すシーン)にもアルモドバルイズムってあるなー。スペインでは合法であるものの、日本では認められていない安楽死ということで底を掘り下げるよりも女友達2人の関係性が沁みたな。大切な友人の死に際…寄り添いたいという気持ちと、自分が去り逝く立場だったらどうするだろう…女友達と語りたくなる力があるのがアルモドバル作品!
【映画.comより】
重い病に侵されたマーサは、かつての親友イングリッドと再会し、会っていなかった時間を埋めるように、病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み、自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時にはイングリッドに隣の部屋にいてほしいと頼む。悩んだ末にマーサの最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。マーサはイングリッドに「ドアを開けて寝るけれど、もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と告げ、マーサが最期を迎えるまでの短い数日間が始まる。

\ファーストキス 1ST KISS/
『花束みたいな恋をした』では50代のおっさん(失礼!でも同世代ってことで)が20代の恋愛を描き切って衝撃を与えた坂元裕二脚本で設定45歳の松たか子とSixTONES松村北斗君が結婚15年の倦怠期夫婦を演じるって!?頭ん中「?」イッパイだったんですが、花束で恋愛の苦さや辛い別れがあっても共有した時間・カルチャーがその人を形成しているとか色んなこと描き切っていたから信頼しかない!一方、いやいや北斗君をしても50代中年女性を胸キュンさせるのは至難の技ですぜと…お手並み拝見とやや意地悪な気持ちで観に行ったものの…やはり匠の技でございました!タイムトラベルものなんだけれど、そこら辺の設定はわざと杜撰で🤣、会話とキャラクターで魅せてくれるよね。15年前の純粋で権威とかになびかず、好きを追求する夫…しかもそれが松村北斗君だったら何度でも恋に落ちますわ🤣絶対しないぞと思っていた「胸キュン」も来ちゃうわ。その言葉を15年後から持ってきたスマホで録音して一生こすり倒しますわ🤣…でも29歳で45歳の女性に恋するのは…相手が松たか子だからですね!松さんもちろんめちゃくちゃキレイだけれど、ちゃんと45歳らしくて、それでも人としてチャーミングでホント適役!そして北斗君はホントいい作品選びますね!40代のくたびれ、すれ、もっさりした感も素敵💛坂元脚本で好きなのは倦怠期を迎えてからの関係性。…一緒に過ごしながらも目を合わせずお互い自分のことだけをしている感、しかも一人ではないからどこか意識があって、一緒にいることでイヤな、意地悪さを自覚してしまうような関係性…辛い!相手への愛情うんぬんより、自分に嫌気がさしてくる感じ。…とは言え、坂元さんは女性に優しいというか甘いというか女性は品を保ってるんだよね(絹ちゃんにしろ、カンナにしろ…)。もっと女も容赦無いと思うが🤣塚原監督や演出、ロケハンの力も大きいんだろうけれど坂元作品のインテリアもいつも好き!雑然としている(特に冒頭なんて!)中に、日常と思い出がぎゅぎゅっと詰まっていて、戸棚や本棚越しに見える向こうとか見ないようにしたいのに、絶対目に入って来る間取りとか、いろいろ語れるー!!
【映画.comより】
結婚して15年になる夫を事故で亡くした硯カンナ。夫の駈とはずっと前から倦怠期が続いており、不仲なままだった。第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする手段を得たカンナは過去に戻り、自分と出会う直前の駈と再会。やはり駈のことが好きだったと気づき、もう一度恋に落ちたカンナは、15年後に起こる事故から彼を救うことを決意する。

\野生の島のロズ/
アニメしかも高評価だから子どもと行くつもりで先延ばししていたけれど、子ども達がいそがしくて💦一人で行って大正解。大人が一人噛み締め味わうに値し過ぎる映画。「母性湧き系でしょ?」とお約束のうがった見方をまたしておりましたが(恥)そもそも私ロボットが愛情湧く系映画好きだった!ベイマックスは生涯アニメ映画ベストに入っているし、ロボットドリームズも最高。あの不器用さが不憫さを誘発し、無機質さに愛情が加わるギャップ萌え。そもそも親になることがプログラミングされていないロボット。子育て中の人は特にここでやられてしまうはず。やってみたらわかるのが、母性とか愛情よりも子どもと一緒に過ごす時間の積み重ね。ここら辺のやり取りでは隣の人にひかれるほど嗚咽してしまって…みなさま大きめタオル持参お願いします。そして鳥映画でもあります!”渡り”の修正、集団行動の意義。動物映画でもあります…ズートピアのように我々が持ってしまうステレオタイプなイメージ!おい!多様性とは!?吹き替え版で観たのですが主人公ロボのロゼを演じる綾瀬はるか良かったなー。優等生タイプでちょっと融通が利かない感じ!字幕版は少ないけれど、改めて観てみたい!
【映画.comより】
大自然に覆われた無人島に流れ着き、偶然にも起動ボタンを押されて目を覚ました最新型アシストロボットのロズ。都市生活に合わせてプログラミングされ、依頼主からの仕事をこなすことが第一の彼女は、なすすべのない野生の島をさまよう中で、動物たちの行動や言葉を学習し、次第に島に順応していく。そんなある日、雁の卵を見つけて孵化させたロズは、ひな鳥から「ママ」と呼ばれたことで、思いもよらなかった変化の兆しが現れる。ひな鳥に「キラリ」と名付けたロズは、キツネのチャッカリやオポッサムのピンクシッポら島の動物たちにサポートしてもらいながら子育てという“仕事”をやり遂げようとするが……。

\おんどりの鳴く前に/
ルーマニアの田舎ノワール映画!?理由は名言されていないけれど10年前に何かやらかしてしまい、妻とは別れ、田舎に左遷された警察官イリエ。夢は果樹園を営むこと…って、「あんた隠居するにはまだ早いよ、警官の仕事しっかりやれよ」と背中をバンバンたたきたくなる猫背な佇まい。村はうさん臭い村長(&妻)と神父が取り仕切っているらしい。けれどイリエはやる気無いやつだからすっかり迎合。穏やかに見えた村で凄惨な殺人事件が起きる。やる気に満ちた新人警官をいなしながらやり過ごしているイリエだが…。都合よく生きようと見ないようにしていた小さな悪行。村人たちがおしゃべりしている横で普通に罵り合っているし、殺人事件の被害者の妻を「めちゃくちゃ美人だろ」なんてゲスい話しているし…ああ不穏!イリエは迎合したままなのか!?立ち上がるのか!?その先は!?不穏ながら一々オモシロい!
【映画.comより】
ルーマニアの辺境の村を舞台に、狭いコミュニティ内で起きた殺人事件を通して人間の醜悪さを生々しく描いたサスペンス映画。ルーマニア北東部モルドバ地方の自然に囲まれた静かな村。野心を失い鬱屈とした日々を過ごす中年警察官イリエは、果樹園を営みながらひっそりと第2の人生を送ることを願っていた。そんなある日、平和なはずのこの村で、斧で頭を割られた惨殺死体が発見される。捜査を任されたイリエは、美しい村に潜んだ闇を次々と目の当たりにしていき、やがて驚くべき結末にたどりつく。

\かなさんどー/
ゴリさん監督と知らずに観た『洗骨』がオモシロかったので期待大!認知症で余命わずかな父(浅野忠信)の看取りのために7年ぶりに沖縄県伊江島に帰る美花。大好きな母の最期に間に合わなかった父…母の思い出、そして日記から2人だけの思い出から作られた母の一途な思いを知る…というコテコテなストーリーなんだけれど、前作に続き沖縄ならではの亡き人の骨=故人を偲ぶ思いや、伝統を重んじながらも堅苦しくなくて、明るくユーモアにあふれている風習があふれていてよかったな~。沖縄って結構ひどい悪態をつくんだけれど(石垣島出身友人達が「死なすぞ!」って、よく言っててギョッとしたわ)、沖縄のイントネーションと語尾でまろやかになっちゃうのよね🤣母役堀内敬子さんの唄う民謡「かなさんどー」もとてもよき!「洗骨」についてはhttps://dailyshimang.blogspot.com/2019/02/2_28.html
【映画.comより】
美花は認知症の父・悟の余命がわずかだとの知らせを受け、7年ぶりに故郷・沖縄県伊江島に帰ってくる。美花はかつて母・町子が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父のことを許せず、父に対して心を閉ざしていた。帰郷しても父との関係を修復しようとしない美花だったが、島の自然に囲まれて両親と過ごしたかけがえのない時間を思い返すなかで、母が遺した日記を見つける。そこには母の真の思いと、父と母だけが知る愛おしい秘密が記されていた。「賭ケグルイ」シリーズなどで知られる沖縄出身の松田るかが美花役で主演を務め、母・町子を堀内敬子、父・悟を浅野忠信が演じる。タイトルの「かなさんどー」は、沖縄の方言で「愛おしい」という意味。


▼朝活バランスボール部Facebookページ▼

🔴単発講座・イベント🔴

◍3/12(水)14:00-15:00 松が丘助産院バランスボール 
お申し込みカレンダー https://matsugaoka-birth.com/calender/

0 件のコメント:

コメントを投稿