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2025年11月30日日曜日

\2025年11月に映画館で観た映画~母になっても映画が観たい~/

  マンスリー観た映画☆2025年11月に映画館で観た映画は4本。最終週で数年ぶりの風邪をひいてしまい映画館どころではなかった💦積読ならぬ積映画~!というのは嬉しい悲鳴。しかも4本とも邦画!若かりし頃「邦画…ちょいダサ」な時代を過ごしているので、日本の映画界の飛躍嬉しい!役者陣もすごい。

〇2019年に観た映画ベスト10!
〇2020年に観た映画ベスト10!
2021年に観た映画ベスト10!
2022年に観た映画ベスト10!
2023年に観た映画ベスト10!
2024年に見た映画ベスト10!
ミーツ・ザ・ワールド
爆弾
ブルーボーイ事件
平場の月


\ミーツ・ザ・ワールド/

松居大悟監督×クリープハイプの座組になると汚い街がその実在感のままで輝き出す!高円寺に続き、本作では歌舞伎町。作中のアニメ「ミート・イズ・マイン」焼き肉を擬人化した漫画なんだけれど、ハラミやレバーやらのイケメン君達がリアル過ぎてクオリティ高すぎてそれだけでも観る価値ありだよ☆そんなミートオタクの由嘉里を演じるのは杉咲花ちゃんなんだけれど『市子』とはまた全然別方向の実在感。泣きながら鼻水垂らして大号泣しかもラーメンすするシーンがあるんだけれど、これを映画にできちゃう役者魂というか才能というか…すごい!そして由嘉里が惹かれてやまないキャバ嬢ライの魅力!うんうんこれは同姓だからこそ惹かれてしまう南琴奈!男女の枠を超えて2人の親友となるホスト・アサヒを演じる板垣李光人もめちゃくちゃ上手い!ホストと客…ではない関係性を自然に演じられるのって実はすごいことだと思う。とは言え、キラキラどころか誰かを大切に思う気持ちはすべて正義では無くて、時に疎ましい!そんな関係性の不条理も突き付けてくるすごい作品。TOHOシネマ新宿で観るのが一番おススメだけれど、上映していないので109シネマズプレミアム新宿で観るのが一番臨場感溢れるはず!(私は埼玉で観たけどね)
【映画.comより】
擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛しながらも、自分のことが好きになれない27歳の由嘉里。同世代のオタク仲間たちが結婚や出産で次々と趣味の世界から離れていく現実を前に、仕事と趣味だけの生活に不安と焦りを感じた彼女は、婚活を開始する。しかし、参加した合コンで惨敗し、歌舞伎町の路上で酔いつぶれてしまう。そんな彼女を助けたのは、美しいキャバクラ嬢のライだった。ライとの出会いをきっかけに、愛されたいと願うホスト、毒舌な作家、街に寄り添うバーのマスターなど、さまざまな人たちと知り合い、関わっていくことで、由嘉里は少しずつ新たな世界を広げていく。


\爆弾/


安住紳一郎の日曜天国で佐藤二朗が出演していて、鑑賞後振り返るとタゴサク役柄のままに飄々と早口でまくしたてる…とにかくベストアクト!で気になっていたところ、映画仲間Yに勧められて鑑賞!佐藤二朗はガタイがデカいのに童顔で挙動がとにかく不気味!正直、電車で隣の席に座りたくない…けれど気になるー!ほか寛一郎、染谷将太、山田裕貴、渡部篤郎、伊藤沙莉みんなめちゃいい!邦画の未来が明るい☆なんとなく取調室の密室モノを予想していたら、すごいカメラワークで拡がりを感じるし、タゴサクの霊感で都内あちこち飛び回るし、予想外の複雑な人間関係の絡まり!これからAudibleで原作を聴く予定😍
【映画.comより】
酔った勢いで自販機と店員に暴行を働き、警察に連行された正体不明の中年男。自らを「スズキタゴサク」と名乗る彼は、霊感が働くとうそぶいて都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する。やがてその言葉通りに都内で爆発が起こり、スズキはこの後も1時間おきに3回爆発すると言う。スズキは尋問をのらりくらりとかわしながら、爆弾に関する謎めいたクイズを出し、刑事たちを翻弄していくが……。スズキとの交渉に挑む刑事・類家役で山田裕貴が主演を務め、スズキタゴサク役で佐藤二朗、爆弾捜索に奔走する巡査・倖田役で伊藤沙莉、スズキの過去を探る刑事・等々力役で染谷将太、類家の上司・清宮役で渡部篤郎、倖田巡査の相棒・矢吹役で坂東龍汰、スズキの見張り役を務める刑事・伊勢役で寛一郎が共演。「キャラクター」「帝一の國」の永井聡監督がメガホンをとった。ロックバンド「エレファントカシマシ」の宮本浩次が主題歌を担当。


\ブルーボーイ事件/
2025年ベスト級映画出た!やっとつかみかけた愛する人との幸せを投げうってまで自分とすべての性的マイノリティのために立ち上がるサチの姿に後半は嗚咽が止まらず。オリンピック開催のために街をクリーンナップしようと急に動き出す行政はなんだか記憶に新しいなー。ただ本作は前回のオリンピック。昭和の東京はもっと乱雑だった。売春婦が街角に立ち、その中には男娼も多くいて、街のあちこちでいざこざがある。売春婦を一掃したいものの、ブルーボーイと呼ばれる男娼は戸籍上「男」であるため売春「婦」として取り締まれない。そこでこざかしい理屈をこねくり回して、性転換(今で言う性別適合)手術を施した医師を「優生保護法」に違反するとして逮捕。そもそも優生保護法ってなんだよ!と怒っていては話が進まないので飛ばすけれど。数少ない性適合手術を施してくれる医師がいなくなったら、命と引き換えに当時は闇医者にかかるしかなく…。どんな時代の話かよと思うけれど、私たちが生きている時代の話。でも明らかにまだ戦争の影をひきずっている。主人公サチの恋人は空襲から逃げきれなくて脚をひきずっているし、憎き検事(演技が上手すぎて憎々しい🤣)は戦地に赴きマッチョ思考。…と、こんな行政の在り方、司法から人権問題まで、近くにいないと考えもしないでスルーしてしまうことをさりげなくサラッと物語にのせて落とし込む手法もすごい!正義感が強くて、ゲイ仲間が体を売らずに、生計をたてられるようにとゲイバーを開くイズミ・セクシー演じるアー子が居酒屋で男酔客に絡まれるシーンは一番辛かった。なぜならこういうシーンは物語の中で何度も観たことあるのにスルーしていた自分への憤り。「オカマだろ」と絡まれ、見ず知らずの男に公衆の面前で胸を触られる。ゲイというだけで蔑まれ、胸を触っても、性の話をしてもいいもののように扱う。こんなことをスルーしていたなんて恥ずかしい。数日前「2016年、フランスは買春を「暴力」と位置づける法律をつくり買春者を厳しく取り締まっている」という記事を読んだ。https://www.asahi.com/articles/ASTC72SQ8TC7UTFL00HM.html 時代は動いている。まずは自分の認識を改めて問うためにも是非観てほしい。こむずかしそうに見えるかもだけれど、しっかりエンタメ作品!
【映画.comより】
高度経済成長期の日本で実際に起きた「ブルーボーイ事件」を題材に、性別適合手術の違法性を問う裁判に関わった人々の姿を描いた社会派ドラマ。1965年、オリンピック景気に沸く東京。警察は街の国際化に伴う売春の取り締まりを強化していたが、性別適合手術を受けた「ブルーボーイ」と呼ばれる者たちの存在に頭を悩ませていた。戸籍は男性のまま女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では摘発対象にならないのだ。そこで警察は、生殖を不能にする手術が「優生保護法」に違反するとして、ブルーボーイたちに手術を施した医師・赤城を逮捕し裁判にかける。一方、東京の喫茶店で働くサチは、恋人にプロポーズされ幸せの絶頂にいた。ある日、赤城の弁護を担当する弁護士・狩野がサチのもとを訪れる。実はサチには、赤城による性別適合手術を受けた過去があった。サチは狩野から、赤城の裁判に証人として出廷してほしいと依頼される。


\平場の月/

星野源さん「いきどまり」が主題歌、そして私が住むふじみ野市がちょろっと、近隣朝霞市がメイン舞台となっているので東武東上線の駅でゴリ押しされていますゆえ…堺雅人さんの演技がどうも好きでないけれど(←言わんでよい!そして印刷工場で職人的に働いているシーンはよかった!)鑑賞!”平場”というだけあって、高い建物もない川沿いの夕焼け、月が本当に美しい。電車の中から見る黒目川(葉子が住むアパートは黒目川沿い)は通勤ラッシュ時の唯一のオアシスです。自転車でロケ地巡りたいな~。中年の恋愛ということとラジオCMでは中々くっつかないと思っていたら早々にくっつくけれど…想像以上に生々しい恋愛障害を乗り越えてからの…。井川遥が輝きを封印していてすごく良かった!見直した(←何者だよw)!前野朋哉が医師を演じるお年頃になっているのにびっくりしたり、成田凌がまたさりげないクソ役似合っていたり、でんでんが工場のいいおじちゃん味がたまらんかったり、中学からの同級生で空気読まないけど人情味だけで騒ぎ立てる安藤玉恵力などなど脇まできっちりいい!そしてそして最後に流れる「いきどまり」が沁みるー!な帰り道、80代位の高齢ムッシューがもぎりのスタッフに「この映画良かったよー」って話しているのにグッときちゃった😍
【映画.comより】
妻と別れ、地元に戻った青砥健将は、印刷会社に再就職し平穏な毎日を送っていた。そんな青砥が中学生時代に思いを寄せていた須藤葉子は、夫と死別し、現在はパートで生計を立てている。ともに独り身となり、さまざまな人生経験を積んできた2人は意気投合し、中学生以来の空白の時間を静かに埋めていく。再び自然にひかれ合うようになった2人は、やがて互いの未来についても話すようになるのだが……。「DESTINY鎌倉ものがたり」以来8年ぶりの映画主演となる堺が青砥役を務め、堺とはドラマ「半沢直樹」でも共演した井川が、須藤役を演じた。そのほか、青砥の同級生・江口剛役で大森南朋が出演。監督は「花束みたいな恋をした」「罪の声」の土井裕泰。脚本は「ある男」の向井康介。


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