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2024年7月31日水曜日

\2024年7月に映画館で観た映画~母になっても映画が観たい~/

  マンスリー観た映画☆7月に映画館で観た映画は11本。オフィス勤務が始まって中々観れないな~と思っていたらルックバックやらメイディセンバーという首を長くして楽しみに待っていた作品に、思わぬ方向から飛び込んできた超最高映画『密輸1970』お腹いっぱいなのに「タレンタイム」の再上映とか…そりゃー、土日に2本、3本ハシゴしてでも観ちゃうね。ルックバックはもちろんだけれど、密輸も是非!

〇2019年に観た映画ベスト10!
〇2020年に観た映画ベスト10!
2021年に観た映画ベスト10!
2022年に観た映画ベスト10!
2023年に観た映画ベスト10!
2024年1月に観た映画7本
2024年2月に観た映画7本 
2024年3月に観た映画6本
2024年4月に観た映画5本
2024年5月に観た映画5本
2024年6月に観た映画6本
○2024年7月に観た映画11本
おかしなおかしな大冒険
ルックバック
スリープ
THE MOON
メイ・ディセンバー ゆれる真実
方舟にのって イエスの方舟45年目の真実
密輸 1970
大いなる不在
お母さんが一緒
ときめきに死す
タレンタイム 優しい歌


\おかしなおかしな大冒険/
ジャン=ポール・ベルモンド祭にて!フランス映画大好きな母のもとに育ったものの、母のお好みでないベルモンド(母はアランドロンとまでいかなくとも正統派好き。でもジャンヌモロー好き)だったのであまり観る機会もないまま、しかも配信どころかDVD化されていないものも多くて。こうした映画祭はありがたいよね。話はぶっ飛んでいるし(しがない大衆小説を書く作家なんだけれど、小説内のスーパーヒーローも2人1役で演じている)、今のコンプラ的に許せんところたくさんあるけれど…やっぱりベルモンドはチャーミング!特徴ある唇だけれど、めちゃくちゃ口角あがっているのね!ルパン三世のモデルだけあって、身のこなし最高!なのに、どんくさい作家風情もこなせちゃう…!こういう映画スターも最高!
【映画.comより】
秘密諜報員ボブ・セント・クレアを主人公にしたシリーズで人気を集める小説家フランソワ・メルランは、メキシコ・アカプルコを舞台にした新作を執筆している。自分が主人公になって活躍するのを妄想しながら執筆する彼は、今作では同じアパートに住む女子大生クリスティーヌをヒロインのモデルにし、スパイのタチアナとして登場させることに。ある日、フランソワはクリスティーヌに自分の小説を読んでもらうことになり、彼女がそれを気に入ったことから2人の仲は親密になっていくが……。ベルモンドが小説家と彼の作品の主人公である凄腕スパイの2役を演じ、「映画に愛をこめて アメリカの夜」のジャクリーン・ビセットがヒロインを務めた。2024年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選グランドフィナーレ」にて51年ぶりに劇場公開。


\ルックバック/
原作が大好き(朝活文庫にも入れてた)なので映画化の情報を仕入れた時にびっくり!だって1巻だよ!?と思ったら59分の尺!結果、漫画をそのまま映画にトレースしたような美しい作品、なのに細かく映画仕様+Updateで最高過ぎるー!ルックバックの魅力ってあのコマ割り(部屋でひたすら絵を描き続ける後ろ姿と窓の風景)だと思うんだけれど、それがアニメではなくコマ割りのままパシャパシャ進む←語彙力!そして尊敬し合える仲間ができた時の喜びに打ちひしがれるスキップの愛おしいことよ!あんなのアニメには絶対不可能と思っていたら、なんと愛らしいことでしょう💛
【映画.comより】
「チェンソーマン」で知られる人気漫画家・藤本タツキが、2021年に「ジャンプ+」で発表した読み切り漫画「ルックバック」を劇場アニメ化。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」や「君たちはどう生きるか」などさまざまな話題のアニメに携わってきた、アニメーション監督でアニメーターの押山清高が、監督・脚本・キャラクターデザインを手がけ、ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女の姿を描く青春ストーリー。学生新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメイトからも称賛されている小学4年生の藤野。そんなある日、先生から、同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に載せたいと告げられる。自分の才能に自信を抱く藤野と、引きこもりで学校にも来られない京本。正反対な2人の少女は、漫画へのひたむきな思いでつながっていく。しかし、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる。


\スリープ/
イ・ソンギュンの遺作ということで観に行った。やはりいい声、そして落ち着きのある佇まいなのに、こんなにも苦しみ、焦る演技が似合う役者はなかなかいない。もっとスクリーンで観たかった。そして妻役チョン・ユミはいつも主役のパートナーどころの役だけれど、今回もハマっている。「新感染」でも最後まで生き抜く妊婦を演じたけれど、今回はそれに加え本人が…!色んな相手とケミを起こせる稀有な役者!
【映画.comより】
ヒョンスと妻スジンは我が子の誕生を控え、幸せな結婚生活を送っていた。ある夜、スジンの隣で眠っていたヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」とつぶやくと、それに呼応するかのように家の中に不穏な気配が漂いはじめる。翌朝、下階の住人から、明け方の騒音が1週間続いていると苦情が入るが、ヒョンスもスジンも身に覚えがない。その夜からヒョンスは眠りにつくたびに異常行動を繰り返すようになり、頬をかきむしったり、生魚を丸のみにしたり、窓から身を乗り出したりと次第にエスカレートしていく。夫婦は睡眠クリニックの受診を決めるが、スジンの母は超自然的な力に頼るべきだと話し、巫女から手に入れたお札を夫婦に渡す。ポン・ジュノ監督作の助監督を務めた新鋭ユ・ジェソンが監督・脚本を手がけ、長編デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出された。


\THE MOON/
大好きな「神と共に」シリーズのキム・ヨンファ監督だから間違いないと思ったんだけれど、ちょっと宣伝が小さすぎ!(見過ごしかけたじゃないか!)しかも公開から数日経った朝一の回ではあったけれど一人鑑賞(映画館一人っきり!)なのがもったいなすぎる程しっかりオモシロかったー!月面探索ものなんだけれど、諸事情あって一人残される飛行士ソヌをEXOのD.O.が演じているんだけれど、父の遺志を引き継いでという繊細な演技とちょっとしたポンコツ味(これがプロジェクトヘイルメアリー感があってグッとくる)とスウィングキッズでも見せた身体能力…すごかったな~!いろいろあり得ない設定と大味さはあるんだけれど、ハリウッド映画に負けない実力を見せる韓国映画!
【映画.comより】
韓国のロケット「ウリ号」は月面の有人探査をかなえるため、3人のクルーを乗せて宇宙へ飛び立つ。しかし月周回軌道への進入を前に太陽風の影響で地球との通信が途絶え、修理のため船外に出たクルー2人が事故で命を落としてしまう。ひとり残された新人宇宙飛行士ソヌを救出するため、5年前の有人探査機爆発事故の責任を取って組織を去ったジェグクが呼び戻される。一方、仲間の遺志を継ぐことを決意したソヌは、月面への着陸を成功させる。NASAの月周回宇宙ステーションが近づくまで48時間、月面探査を成功させて無事帰還を果たすべく奮闘するソヌだったが……。人気K-POPグループ「EXO」のド・ギョンスが宇宙飛行士ソヌ役で兵役後初の長編映画出演を果たして話題を集めたほか、「ペパーミント・キャンディー」のソル・ギョング、「ユンヒへ」のキム・ヒエが共演。


\メイ・ディセンバー ゆれる真実/
制作発表時から公開を楽しみにしていた作品。36歳の女性が息子の同級生(中1)と愛し合うが、発覚し服役。獄中で子どもを出産。出所後2人は結婚というところまで実話…それを映画化するという話。私がこの話に惹かれるのはスキャンダルを享受しようという無意識が皆無とは言い切れない。怖ろしい。これが男女逆の立場だったらわかりやすく叩けるのに、本作の場合揺らぎが生じないとは言い切れない。というめちゃくちゃ遠回しな言い方に逃げてしまう。結果鑑賞して、すごく丁寧にテーマに向き合っていると感じた。倫理観が問われるところを成人した側が責任をもって向き合わなければならないけれど、当人が精神的に追いつめられていたら?かと言って、そこに逃げ道を生み出したらすべての犯罪が許容されてしまう。そのナーバス(ジュリアンムーア演じるグレイシーが自身を形容していう言葉がまさにナーバス)に大人が逃げるのは決して許されない。映画版で役柄を演じる俳優(ナタリーポートマン)が観客と一緒に巻き込まれていく…この設定がよい。13歳だった少年が青春をすっ飛ばして父親になってしまい、失ったものの大きさに気づく場面は胸が締め付けられる。タイトルMay Decemberは5月と12月…くらい離れているという慣用表現だそう。
【映画.comより】
20年前、当時36歳の女性グレイシーは、23歳年下の13歳の少年ジョーと運命的な恋に落ちるが、2人の関係は大きなスキャンダルとなり、連日タブロイド紙を賑わせる。グレイシーは未成年と関係をもったことで罪に問われて服役し、獄中でジョーとの間にできた子どもを出産。出所後に晴れて2人は結婚する。それから20年以上の月日が流れ、いまだ嫌がらせを受けることがあっても、なにごともなかったかのように幸せに過ごすグレイシーとジョー。そんな2人を題材にした映画が製作されることになり、グレイシー役を演じるハリウッド女優のエリザベスが、役作りのリサーチのために彼らの近くにやってくる。エリザベスの執拗な観察と質問により、夫婦は自らの過去とあらためて向き合うことになり、同時に役になり切ろうとするエリザベスも夫婦の深い沼へと落ちていく。ナタリー・ポートマンがエリザベス、ジュリアン・ムーアがグレイシーをそれぞれ演じ、ジョー役は「バッドボーイズ フォー・ライフ」やテレビシリーズ「リバーデイル」で活躍するチャールズ・メルトンが務めた。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。第81回ゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞に、第96回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされた。


\方舟にのって イエスの方舟45年目の真実/

当時小学生だった私でも連日若い女性たちの失踪事件が報じられていたのを覚えている。好奇な目で見られ揶揄されていたけれど本作を見る限り至って真面目な女性たち。驚いたのは当時からサンデー毎日が真摯に彼女たちの話を聴き続けていたこと(鳥越俊太郎も記者として関わっていたとは!)、主宰者である千石剛賢が決してカリスマではなく「おっちゃん」として慕われむしろ周りが世話焼いていたこと、彼女たちが生計を立てるために同伴や隣の席に座ることのない健全体制スナックを経営していること、宗教ではなく聖書の研究会を謳っていること等々!自分の生きたいように生きる、Live Your Lifeを実践しているのだけれど、女性が結婚という枠組みに頼らずに生きるのにこういう奇異の目で見られるカタチしかないのか…色々考えてしまう。
【映画.comより】
1980年、東京・国分寺市から10人の女性が姿を消したという報道がなされた。女性たちを連れ去ったとされる集団「イエスの方舟」の主宰者・千石剛賢は、美しく若い女性を次々と入信させてハーレムを形成していると報じられ、世間を騒然とさせた。2年2カ月にわたる逃避行の末、千石は不起訴となり事件は一応の収束を迎える。しかし彼女たちの共同生活は、45年経った現在も続いていた。TBSに残されていた当時の貴重なフィルムと新たな取材を通して、メディアによって作られてきたパブリックイメージとは全く異なる「イエスの方舟」の女性たちの生き方を映し出す。監督は「日の丸 寺山修司40年目の挑発」などのドキュメンタリー映画で知られる、TBSドラマ制作部所属の佐井大紀。


\密輸 1970/

むちゃくそオモシロい!!『ベテラン』のリュ・スンワン監督なんで間違いないと思っていたんだけれど、海女・密輸王・チンピラ・悪徳税関・ジョーズ!?の闘いなんてーーー最高過ぎるー!韓国の唇キム・ヘス姐さん、スカイキャッスルのヨム・ジョンア、密輸王はムービングのカッコよすぎるチョ・インソン、チンピラには下品な菅田将暉(私見)パク・ジョンミン…どう考えても菅田将暉が早々にやられると思いきや…!?これまで男たちの闘いばかりだったのだけれど(決してマッチョな感じではないので十分楽しめてはいたけれど)海女が海女が海女が大活躍で器具をつけた男より強くて…最高だわ~!これも設定の妙で、海中だからこそ成せる技!その分役者は大変そうなんだけれど、息継ぎ交代するやり取りとかめちゃカッコいい!そして海女たちが若い女性ではなくて中年女性ってのもよいよなー。ベテランになるにはそれぐらい必要だし説得力ある。70年代のレトロファッションと韓国の演歌も楽しい!もう1回行きたい…とりあえずベテラン2に備えて、ベテラン観ようっと。
【映画.comより】
1970年代半ば。韓国の漁村クンチョンでは海が化学工場の廃棄物で汚染され、海女たちは失業の危機に瀕していた。リーダーのジンスクは仲間たちの生活を守るため、海底から密輸品を引きあげる仕事を請け負うことに。しかし作業中に税関の摘発に遭ってジンスクは逮捕され、親友チュンジャだけが現場から逃亡する。2年後、ソウルからクンチョンに戻ってきたチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸の儲け話を持ちかける。密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンらさまざまな者たちの思惑が入り乱れるなか、海女たちは人生の再起をかけた大勝負に身を投じる。「国家が破産する日」のキム・ヘスがチュンジャ役、「完璧な他人」のヨム・ジョンアがジンスク役を務め、「モガディシュ 脱出までの14日間」のリュ・スンワンが監督を務めた。


\大いなる不在/

素晴らしかったー!うっかり見逃すところだったけれど、信頼できる人のおススメとあって時間を縫って観に行けてよかった!幼い頃に両親の離婚で25年会っていなかった父71歳(藤竜也)が刑事事件を起こし、身元引受人として呼ばれる息子(森山未來)!大学教授で皮肉屋(何を言っても哲学的な回答で反論してくる)な父とはそりが合わないし、加えて「拉致されている」との妄想まで…重度の認知症になっていた。実家を片づけに行くと同居しているはずの現妻は不在、その息子まで訪ねてくるし母親の入院費を請求されるし…本当に関わりたくない。けれどそれが血縁というもので…。藤竜也さんってアノあのセクシーな藤さんですよね…ってびっくりするぐらいリアル老人!間のおき方とか認知症ならではの不安げな表情、急に湧きあがる怒り…すごかった!!初めて嫁(という言葉は嫌いだけれど)を紹介された時に垣間見られる家族・息子にだけあたるキツさとかリアルだわー。認知症、家族、家じまいなどの日常を描きつつ、サスペンス調にガッツリもっていかれたー!
【映画.comより】
幼い頃に自分と母を捨てた父が事件を起こして警察に捕まった。知らせを受けて久しぶりに父である陽二のもとを訪ねることになった卓(たかし)は、認知症で別人のように変わり果てた父と再会する。さらに、卓にとっては義母になる、父の再婚相手である直美が行方をくらましていた。一体、彼らに何があったのか。卓は、父と義母の生活を調べ始める。父の家に残されていた大量の手紙やメモ、そして父を知る人たちから聞く話を通して、卓は次第に父の人生をたどっていくことになるが……。主人公・卓を森山未來が演じ、父・陽二役は「コンプリシティ 優しい共犯」でも近浦監督とタッグを組んだ藤竜也が務めた。卓の理解者となる妻の夕希役は真木よう子、行方知れずの義母・直美役は原日出子。第71回サン・セバスチャン国際映画祭のコンペティション部門で藤竜也がシルバー・シェル賞(最優秀俳優賞)を受賞。第67回サンフランシスコ国際映画祭では最高賞のグローバル・ビジョンアワードを受賞。


\お母さんが一緒/
タイトルと予告編見てうーんと思いつつ、橋口監督作品大好きなんでやはり観ざるを得ない!お母さんの誕生日祝い温泉旅行というのにお母さんは映らない(桐島的存在)それどころか清美の恋人タカヒロ以外の人物は一瞬出てくるけれどすぐに存在を消される、完全に三姉妹の舞台劇!え?このホームドラマで2時間スクリーンもつの!?とちょっとビビっていたらさすが!芝居ががっていながらの会話のリアル、家族のリアル、それを体現する間違いない役者陣の演技!最高に上手い!!友達だったらあり得ない程にえぐる傷!一番痛いところを突く間違いなさ、兄弟姉妹で3人目以降の可愛がり甘やかしという名のお味噌扱い!こんなに傷つけあったら2度と口きけないはずなのに、翌朝にはケロッと氷解する関係性!家族ってめんどくさいからオモシロい!
【映画.comより】
親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられたせいで自分の能力を発揮できなかった恨みを心の奥に抱えている。三女・清美はそんな姉たちを冷めた目で観察する。「母親みたいな人生を送りたくない」という共通の思いを持つ3人は、宿の一室で母親への愚痴を爆発させるうちにエスカレートしていき、お互いを罵り合う修羅場へと発展。そこへ清美がサプライズで呼んだ恋人タカヒロが現れ、事態は思わぬ方向へと転がっていく。長女・弥生を江口のりこ、次女・愛美を内田慈、三女・清美を古川琴音、清美の恋人タカヒロをお笑いトリオ「ネルソンズ」の青山フォール勝ちが演じる。


\ときめきに死す/

森田芳光70祭にて!今は観るのがむずかしい(配信はもちろんDVD化もされておらず)状況で私もテレビで放映されているのを観ただけ(今では絶対放映できない程度に中々キワドイシーンも。昭和って!)こうして映画館で上映される機会は見逃すまいと!ストーリーは全然覚えていなかったけれど、とにかくジュリー(沢田研二)の色気とそこに漂う悲しみ&おかしみたるや最高☆彡そして樋口可南子の愛らしさたるや!そしてそして怪しい歌舞伎町の町医者杉浦直樹もthe昭和な髪型なのにイケてる!「ときめきに死す」と言えば音楽!というぐらい最高にカッコいいんだけれど、今回は音楽を手がけた塩村宰が登壇するafterトークもあって贅沢!奇跡のように降ってきたメインテーマやぎこちない接吻シーンと音楽の話もオモシロかったー!
【映画.comより】
歌舞伎町の医者を自称する男(杉浦)は、謎の組織から若い男(沢田)の世話を引き受ける。男は暗殺者で、暗殺指令を待っていた。田舎町の別荘で暮らす2人に、ある日、組織から若い女(樋口)が派遣される。3人の共同生活が始まり、その中で女はやがて暗殺者を愛するように。しかしそれも束の間、暗殺司令が下り、暗殺者は犯行予定地へ向かう。丸山健二の同名小説を基に、大幅にストーリーを改変し、森田芳光らしいセリフの構成、空間の処理などが施された優れた異色作。


\タレンタイム 優しい歌/

名作という噂はかねがね聞いていたものの中々タイミングが合わず、リバイバル上映でやっと鑑賞。生涯ベスト級そして折に触れ心に湧きあがるだろう映画に出合えた。高校を舞台にした群像劇。「音楽コンクール」に出場するメンバーとその送迎を担当する係(!)多民族国家のマレーシアならではの多様な文化・言語・宗教。メインメンバーの高校生たちそれぞれに家族の事情がある…ともすればドラマティックに描ける大きな溝もあるけれど、決して劇的にせず(ほぼ主人公の男の子の事情なんて、気づかなくて虚を突かれたもん!)、ところどころに愛しいユーモアがあって(教師のハートブレイク後のおならの可愛さと気を遣わせない優しさったら)…なんか品がいい!決して劇的ではないのに、エンディングに向けて涙が止まらなくてやばいと思ったら、周囲もみんな嗚咽していたので思いの丈嗚咽できたよ!DVD化や配信されていないので、リバイバル上映など見つけたら是非!
【映画.comより】
2009年7月に他界したマレーシアの女性監督ヤスミン・アフマドの長編映画としての遺作となった作品。音楽コンクール「タレンタイム」(才能の時間=タレントタイム)が開催される高校で、ピアノの上手な女子学生ムルーは、耳の聞こえないマヘシュと恋に落ち、二胡を演奏する優等生カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転入生ハフィズを嫌っていた。コンクールに挑戦する生徒たちの青春を描きながら、マヘシュの叔父に起きる悲劇や、ムルーとの交際に強く反対するマヘシュの母、闘病を続けるハフィズの母など、民族や宗教の違いによる葛藤を抱えた人々の様子を通して、多民族国家としてのマレーシア社会を映し出す。



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