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2024年2月1日木曜日

\2024年1月に映画館で観た映画~母になっても映画が観たい~/

 マンスリー観た映画☆1月に映画館で観た映画は7本。新しい仕事(オフィス勤務)を始めて平日の空いている時間帯の映画館に通えなくなってしまって💦でも土日にゴクゴク1日3本とかw吸収しています☆「この時間、この距離なら移動できる!間に合う」とかパズルのように組み合わせるのが好き!そして私の大好き2大日本人俳優(役所広司&綾野剛)がそれぞれにベストアクトで満足!ドキュメンタリー「ビヨンド・ユートピア」もしんどいけれど心に残り色々読んだり聴いたりしている。


〇2019年に観た映画ベスト10!
〇2020年に観た映画ベスト10!
2021年に観た映画ベスト10!
2022年に観た映画ベスト10!
2023年に観た映画ベスト10!
〇2024年1月に観た映画7本
PERFECT DAYS
映画 窓ぎわのトットちゃん
ミツバチと私
ビヨンド・ユートピア 脱北
カラオケ行こ!
哀れなるものたち
僕らの世界が交わるまで

\PERFECT DAYS/


My役所広司ベストアクト「素晴らしき世界」から毒気と過剰な正義感を抜いたような平山という役柄…よき💛パターソンのように日々のルーティンを丁寧に紡いでいく。ちょっと変わった作りの旧いアパート(1階が台所&物置、2階和室)よく見つけたな~!「その年齢で結婚もしなくて…寂しくないんですか?」と問われる。寡黙な彼はあいまいな表情を浮かべるだけだけれど、木々を見上げ、人々と些細ながら交流し、好きな本を読み、いつもの銭湯で体を清め、風呂上がりに一杯飲み、月1でちょっと気になるママのいる飲み屋に行く…寂しくなんかない。夫婦でありながら心通わせられず、より一層孤独を募らせるよりも、日常に好きなものを潜ませる彼の生活の方が余程満ち足りている。それにしても飲み屋のママが石川さゆりとか、その元夫が三浦友和とか、現像屋がなぜか柴田元幸とか、ホームレスの田中泯とか…日本人でも見逃しそうな豪華さ(笑)!でもカンヌで受賞したということは…やはりお目が高い!「THE TOKYO TOILET プロジェクト」が発端ということだけれど、劇中のトイレ巡りしたくなるー!ビム・ベンダース監督ということで細かい日本ならではのアレコレはあるけれど(浅草のそんなところ駐輪できないよとか銭湯帰りいつの間に長靴?とかw)、そんなの放っておいて世界一清潔に保たれている日本の公衆トイレ文化を優しく描いてくれる手腕がさすがでございます!
【映画.comより】
「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの名匠ビム・ベンダースが、役所広司を主演に迎え、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、役所が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した。東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むことが楽しみであり、人生は風に揺れる木のようでもあった。そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていた。そんなある日、思いがけない再会を果たしたことをきっかけに、彼の過去に少しずつ光が当たっていく。東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に賛同したベンダースが、東京、渋谷の街、そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いた。共演に新人・中野有紗のほか、田中泯、柄本時生、石川さゆり、三浦友和ら。カンヌ国際映画祭では男優賞とあわせ、キリスト教関連の団体から、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。


\映画 窓ぎわのトットちゃん/

原作リアタイ世代としては早く観たいと思いつつ1か月後にやっと鑑賞。賛否両論あるイラストテイストだけど、原作をあそこまで大ヒットさせた一因にもなっているいわさきちひろさんの表紙とぴったりだと思う。忍び寄る戦争の足音、違和感を感じつつ子どもだから何が起こっているのか言語化できないし、それより目の前の木登りやお弁当が大切。そこを多層的に見せてくれるだけでも映画化完璧(最後の疾走シーンなんて映画でなくては成り立たない!)。インクルーシブ教育という言葉がなかった時代、あからさまな差別も横行していたけれど、同時にトットちゃんのように堂々と尋ねる大らかさもあった。再読の代わりにAudibleにて本人朗読を!トットちゃんを黒柳徹子たらしめたトモエ学園に感謝。
【映画.comより】
好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃんは、落ち着きがないことを理由に学校を退学させられてしまう。東京・自由が丘にあるトモエ学園に通うことになったトットちゃんは、恩師となる小林校長先生と出会い、子どもの自主性を大切にする自由でユニークな校風のもとでのびのびと成長していく。
主人公トットちゃん役で子役の大野りりあな、トモエ学園の校長・小林先生役で役所広司、バイオリン奏者であるトットちゃんのパパ役で小栗旬、ママ役で杏、担任の大石先生役で滝沢カレンが声の出演。「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」シリーズなどの国民的アニメを世に送り出してきたシンエイ動画がアニメーション制作を手がけ、「映画ドラえもん」シリーズの八鍬新之介が監督を務める。


\ミツバチと私/
8歳のアイトール(めっちゃ男っぽい名前らしい)は名前で呼ばれるのがイヤ、ココという愛称(○○坊みたいな感じで、ちょっと男の子より)を許容、一人称は私、自分のことを語る時に「○○な女の子」と言うし、プールで水着になるのはイヤ…だけれど、その感情を説明できない。人間の「失敗作」と思い込んでしまっている(辛)。こんな時にアイデンティティを獲得するのは理解ある保護者との対話…なのだけれど、母親も自分探し模索中。…はー、辛かった。8歳の子どもに背負わせるには大きすぎるテーマ、同時に3人の子どもを育てながらも生き方を模索する母親の気持ちもわかるから。唯一の救いとなるのが養蜂場を営み、蜂の針で鍼灸みたいな療法(!)をしている母の叔母!このテーマは最近多いけれど、ミツバチの生態とバスク地方の美しい景色と合わせてすごい名作!
【映画.comより】
自分の性自認に迷う子どもの葛藤と、寄り添う家族の姿をつづったスペイン発のヒューマンドラマ。夏のバカンスでフランスからスペインにやって来た家族。8歳のアイトールは自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さを抱えて心を閉ざしている。母はそんなアイトールを愛しながらも、向き合い方に悩んでいた。ある日、叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったアイトールは、ハチや自然とのふれあいを通して心をほどき、ありのままで生きていきたいという思いを強めていく。オーディションで選ばれた新人ソフィア・オテロが主人公アイトールを繊細かつ自然に演じ、2023年・第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少となる8歳で最優秀主演俳優賞(銀熊賞)を受賞。スペインの新鋭エスティバリス・ウレソラ・ソラグレンが長編初監督・脚本を手がけた。


\ビヨンド・ユートピア 脱北/
予告編を見て気になっていたけれど、想像以上のドキュメンタリー。よくぞここまで北朝鮮の実情を映し出してくれた。ここまで映してしまって大丈夫?と不安でもある。韓国のキム・ソンウン牧師は何故危険を顧みずに脱北者を支援するのか。大きな一つの理由は脱北者の妻との出会い。ちなみにこの妻がキム牧師に一目ぼれする理由が金正恩に似て立派な体型(太っている)だから(爆)!食料がないのでそもそも太っている人がいない北朝鮮。食料もなく、脱北する、あるいは試みただけでも、その家族まで追放(と言う名の収容)をされてしまう。警備員たちも脱北者を捉えると報償(!)がもらえる、密告すれば報償がもらえる…隣近所が見張り合いに躍起になる。想像以上の恐ろしさ。本作では5人家族(夫婦+幼児2名+80代の母)の脱北がメインになっているのだけれど、北朝鮮と韓国の間には何千と地雷が埋め込まれているので渡れず、みんな中国→ヴェトナム→ラオス→タイ→韓国という長距離を移動せねばならない。やっと安全地帯まで移動できてもなお、北朝鮮の洗脳(と言って差し支えない!)が解けない80代の祖母が辛い。そして更に辛いのがもう1組の案件…。再現映像のない、危険を顧みずに訴えた本作は是非劇場で!
【映画.comより】
これまで1000人以上の脱北者を支援してきた韓国のキム・ソンウン牧師は、幼児2人と老婆を含む5人家族の脱北を手伝うことに。キム牧師による指揮の下、各地に身を潜める50人以上のブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す、移動距離1万2000キロメートルにもおよぶ決死の脱出作戦が展開される。撮影は制作陣のほか地下ネットワークの人々によって行われ、一部の詳細は関係者の安全のため伏せられている。世界に北朝鮮の実態と祖国への思いを伝え続ける脱北者の人権活動家イ・ヒョンソをはじめ、数多くの脱北者やその支援者たちも登場。「シティ・オブ・ジョイ 世界を変える真実の声」のマドレーヌ・ギャビンが監督を務めた。2023年サンダンス映画祭にてシークレット作品として上映され、USドキュメンタリー部門の観客賞を受賞。


\カラオケ行こ!/
原作好き×綾野剛の悪い役好き!観るしかない💛最高や!狂児がカラオケでうまく歌いたいのはXの「紅」なんだけれど、この前奏の長さ42秒が映画だとより一層映える(笑)!漫画では1コマなんだけど、カラオケボックスに連れてこられた中学生聡実の居心地の悪さと恐怖たるや…映画化最高。そして聡実役の新人齋藤潤もいい!(一応)歌映画なのに中々歌わないまま引っ張り最後の紅!そしてフラッシュバックする狂児との思い出…コメディなのに泣いてしまった~!綾野剛(とくに日本で一番悪い奴らとかヤクザと家族 The Familyあたり)好きな人はスーツ姿堪能して~💛ビジュアルブック買おうか迷っているとこw!
【映画.comより】
中学校で合唱部の部長を務める岡聡実は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……。綾野が狂児を演じ、聡実役にはオーディションで選ばれた新星・齋藤潤を抜てき。「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督がメガホンをとり、テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の野木亜紀子が脚本を手がける。

\哀れなるものたち/

自殺した妊婦(エマ・ストーン)に胎児の脳を移植してベラとして生き返らせた変人天才外科医ゴッド(ウィレム・デフォー)。実験体に決して感情移入しないを信条にしていたが…。エマストーンの脱ぎっぷりばかり話題になっているけれど、エマストーンはこうした抑圧から解放され爆発する役が本当に似合うし上手い!「小悪魔はなぜモテる?!」←すごい邦題だけどオモシロい「ラブアゲイン」メジャー作だけれど「ララランド」の主役を勝ち取るオーディションシーンも!女性の抑圧に向き合った結果、性という欲望に目を逸らさず真摯に向き合った作品だと思う。いろいろ変態的なところはあるけれど、映像も衣装も舞台も美しい!エマ・ストーンの無邪気なふるまいから、理知的にシームレスに成長していく演技とウィレム・デフォーの見守りつつ狂気と寂しさを湛えた演技素晴らしい!
【映画.comより】
「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞し、第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞ほか計11部門にノミネートされた。不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを熱演し、天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じる。「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラが脚本を担当。


\僕らの世界が交わるまで/


ミニツマ(身につまされる)映画だった~!ジュリアン・ムーアが好きなのと俳優ジェシー・アイゼンバーグの初監督作品ということで鑑賞。親の全く関知&想像しない世界を繰り広げていく思春期・高校生を育ててている母親たちと鑑賞して一緒に見悶えたいw!DV被害女性を保護するシェルターを運営するエブリンは2万人のフォロワー(絶妙な数値)がいるLIVE弾き語りネット配信を最優先で親を疎んじ(配信中にドアを開けるな!とかあるある)好き勝手し放題な16歳の息子に手を焼いている。そんな時にシェルターに母とともに避難してきた16歳の少年が母親思いだわ、嫌な顔せず手伝ってくれるわ(よそのおばさんだからなんだけれどw)でついつい感情移入&肩入れ…が度を越えていく。決して恋愛感情とかではない匙加減が上手く描かれている。エブリン自身も社会的な活動をしつつ、現実にはハイソな暮らしをしている折り合いを見ないようにしているのに、さすがの息子はそこをつついてくる。同時に息子はフォロワーを抱えつつも、恋する同級生は政治的な話題ばかりで全く見向きもされず…。赤の他人なら違う世界の住人ということで離れられるけれど、離れられないのが家族。どう集約していくのかと思いきや、ラストが絶妙で痺れる!
【映画.comより】
「ソーシャル・ネットワーク」「ゾンビランド」シリーズなどの俳優ジェシー・アイゼンバーグが長編初メガホンをとったヒューマンドラマ。アイゼンバーグがオーディオブック向けに制作したラジオドラマをもとに自ら脚本を手がけ、ちぐはぐにすれ違う母と息子が織りなす人間模様を描く。DV被害に遭った人々のためのシェルターを運営する母エブリンと、ネットのライブ配信で人気を集める高校生の息子ジギー。社会奉仕に身を捧げる母と自分のフォロワーのことで頭がいっぱいのZ世代の息子は、お互いのことを分かり合えず、すれ違ってばかり。そんな2人だったが、各々がないものねだりの相手にひかれて空回りするという、親子でそっくりなところもあり、そのことからそれぞれが少しずつ変化していく。「アリスのままで」のジュリアン・ムーアが母エブリン、ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズのフィン・ウルフハードが息子ジギーを演じた。「ラ・ラ・ランド」「クルエラ」の俳優エマ・ストーンが製作に名を連ねる。

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