衆議院会議室で開催された「子どもたちの健やかな未来を守る包括的性教育」院内勉強会に参加。なんとも物々しいタイトルですが(!)緊急避妊薬(アフターピルのこと)のオンライン診療を検討する会で課題として挙がった「性教育の必要性」からNPO法人ピルコンが主催し、開催にいたった会で、一般参加できたので!
性の健康教育を広げるNPO法人ピルコン代表の染矢明日香氏、中学校や高校で性教育講座をしている産婦人科医遠見才希子氏、セクシャルマイノリティや子どもの権利を守る活動(虐待案件など)に取り組む弁護士山下敏雅氏の3名による講演。NPO、産婦人科医、法律家というそれぞれの視点から見えてくる課題報告で精神的、心理的、社会的、身体的に多角的に性教育の課題が洗い出されていました。
NPO法人ピルコン染矢明日香氏
「国際スタンダードから考える日本の包括的性教育の課題」
○「性情報の氾濫」と「性教育のギャップ」
ネット等の性情報氾濫(ほぼAV)の一方、学習指導要領では・小中高で「性交」の記載がない。・小中では「避妊」の記載がない。今年3月の改訂で「学習指導要領を越える内容は、保護者全員に説明し、理解を得た生徒のみに個別・グループ指導で実施。
まだまだ「寝た子を起こすな」「知識を与えたら性衝動が」っていう根深い誤解がはびこっている( ノД`)シクシク…
○性教育国際スタンダードと日本の比較
世界では「生物・科学、健康教育」など多岐にわたる分野の中で性について学ぶが、日本では「保健体育」での生殖の知識が中心。学ぶ年代、時間も日本は限定的。
…と書き残しておきたいデータなどいろいろあるのですが、ピルコンさんがアメリカの性教育NGO「」によって製作された動画を日本語翻訳・吹き替えし、活用推進しているので、是非見てください。うーん、辛気臭くない!これなら堂々と学べるよね。国際スタンダードと日本の性教育現場の違いが一目瞭然。。。
染矢明日香氏の著書↓コチラもおススメです!
産婦人科医遠見才希子氏、弁護士山下敏雅氏の現場から見えてきたお話もとても興味深い&面白い(←中高生たちとたくさん接しているから本当に面白く話してくださる!コレも大事なことですよね~)ので、またシェアしたいです!とりあえず、今は力尽きたw。
●産後ケア教室@赤羽(水)●( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
●マタニティケア教室@吉祥寺●
-------------------------------------------------------
◆11/12(火)10:00-11:00 大泉にじのいろ保育園 (西武池袋線大泉学園駅徒歩15分・バスあり)2019/4/16以降生まれのお子さんはご同伴いただけます。
◆『産褥記 産んだらなんとかなりませんから!』発売中です。
0 件のコメント:
コメントを投稿