だからこそ、夫婦で自宅で産後を迎えようという動きになっているのですが、実際には夫婦2人切りで乗り切るのはむずかしい。そこで「産褥入院」の制度や、「産後ヘルパー」さん、そして産後に特化したサポートをする「産後ドゥーラ」という職業もあります。
実際には、経済的に余裕がなければそうした制度を利用するのはむずかしいので、行政からの支援は必須です。でも財源(税金)には限りがあるのも事実。そこを「日本人本来がもっているご近所さんや友人同士のお節介という文化で支えよう」というのが産褥ヘルプの由来です。なので、週に1〜2回産後ドゥーラに来てもらって、週に2回産褥ヘルプで友人に来てもらって、夫は毎日定時帰り(産褥期は早退気味で17時着くらい?)が理想的な過ごし方だなー。
夫が育休をとって、夫婦2人で産後を乗り切るって、武勇伝のように語られがちだけれど、いろいろな不安もあるだろうし、育児ってそんなに楽チンじゃないよwって思ったことがあったので、4年前の記事を再掲します。家事や産褥婦の養生サポートをするのがとても大事…だけれど、同時にそこには未知の生物(失礼w!)新生児がいるわけですよ☆ここ見落としちゃアカンっすね。(ちなみに4年前長女は小学生で、生後4ヶ月の四女の保育役としてお供してもらったのに、到着早々マンガ「しろくまカフェ」にはまるという…あれから4年。いまだに「しろくまカフェ」大好きです)
リエコのパートナーK君は自営なので、産後もがっつり関わってくれていて、もっと荒れた部屋(!)想像していたのに、清潔で快適なお部屋!
2人ともいい大人だし、私も口酸っぱく産後のことを言ってたので、割り切って食事は全部宅配サービス利用。(産褥仕様のもの、おいしそうでした!ちなみに後日談としては、さすがに1ヶ月は飽きるとw)ここら辺を変にケチって、2人で乗り切ろうとしたらきっと掃除や洗濯、そして育児に手が回らなくなるんですよね。今回は一緒に行った友人ハナコがおいしそうな汁物つくってました!(産褥ヘルプに行くならぜひ具沢山汁物を!汁物は宅配サービスでは中々ないので!)
質問事項が列記(byパートナー)された紙がw
・おっぱいは何時間おきか?
・おむつはどのタイミングでかえるのか?(夜中ぐっすり眠ってたら?)
・おっぱいマッサージは行った方がいいのか?
・おしゃぶりはした方がいいのか?
・赤ちゃんが不機嫌な顔なのはなんでか?www
・・・などなど。たしかに、どんなにパートナーが家事育児ガッツリ関わってくれても、新生児はふたりして初めて!赤ちゃんと日中2人っきりになって、不機嫌な顔wされると思い詰めてしまうと。
育児書はあんなに種類も出てるし、分厚いのに、新生児期のささいだけれど、大切なこと、意外と書いてない。産褥婦の体のことも尚更。誰に聞いたらいいものやら。
産院から自宅に戻りたいのに、戻ったら戻ったで、放り出されたような不安。そういった不安を少しでも減らせるのも「産褥ヘルプ」や「産後ドゥーラ」の担うところかな。
◆吉田紫磨子個人サイトオープンしました!日刊シマン
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シリーズ『男性の育休より1年間の定時退社を』
・・・以降、続きます。
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●産後ケア教室@小竹向原● ( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
【2月コース】休講
【3月コース】1,8,15,22(水)10:00-12:00 定員です。(2016/8/25以降)
【4月コース】休講
●産後ケア教室@池袋●
【2月コース】9,16,23,3/2日(木)10:00-12:00 定員です。(2016/8/5以降)
【3月コース】9,16,23,30日(木)10:00-12:00 定員です。(2016/9/2以降)
●産後ケア教室@吉祥寺(金)●
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●マタニティケア教室@吉祥寺●
【2月コース】10,17,24日(金)12:30-14:30 単発受講受付中
【3月コース】10,17,24日(金)12:30-14:30 残席2名さま受付中
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