特に子どもが中高生といった思春期を迎えたころ。大体中学生って不機嫌なんですけどw、親はそれに苛立ちで対抗してしまう。たとえば中高生が怪我やインフルエンザにかかると(心配もするけれど)イラっとしてしまう。「なんて、不注意なの!?」「なんで中学生のために、仕事休んで自宅待機しなくちゃいけないの?(←タミフルとか飲んでたら異常行動起こしかねないから必ず保護者観察)」
これが乳児だった頃はもちろん不満もあるけれど、不安の方が先立つよね。「熱性けいれん起こさないか?」「熱下がらないの大丈夫かしら?」「呼吸できている?」もちろん、体が未成熟だから心配っていうのはあるけれど、「3歳児神話」の3歳までがとにかく大事説!が、こうした親マインドの変化にも影響させているんじゃないかと。3歳までが大事で大変だけじゃなく、その執着を成人するまで分散できたらよいなー。
保育は子どもが小さいうち程、より真価を発揮します。なぜなら、子どもが小さい頃程、母も産後間もないからです。肉体的にも精神的にももっとも不安定な状態。その時期に未知の存在である赤ちゃんのことを専門に勉強した保育士が、育児に伴走してくれること程心強いものはありません。
でも日本は真逆でいまだに「3歳まではお母さんが一番」っていう3歳児神話が否定されても否定されても、雨後の筍の勢いで出てきます。保育について
大きな誤解「保育は(育児を)丸投げすること」
がどこかに刷り込まれているんじゃないだろうか?と思います。
ここでしっかり否定しておきます。保育は丸投げではなくて
「保育は手間をかけること、コミュニケーションすること」
です。母一人で見ているなら、赤ちゃんの持ち物に名前を書く必要はありません。オムツに名前書かなくていいです。あと好きな食べ物も、寝る時はどんな体勢で寝るのかも、どうすると機嫌が良いのかも、朝何時にうんちしたのかも、伝えなくていい。熱だって毎日測らなくてもいい。でも、保育園に通わせるにはすべてコレをしなくてはいけません。
「丸投げ」どころかむしろ「手間をかける」ことです。そして、コミュニケーションが発生することです。自分一人で見ていた方、こんな手間もお金もかけなくて済むことなんです。コミュニケーションするために、子どもをより一層見て、言語化しているのです。それをわざわざするということが、子どもへの愛だと思います。3歳児神話をしょっちゅう挙げられ、傷ついている母達…負けないで、堂々としてほしい。
これ、夫婦間でもそうですよね。「夫は役に立たないから期待しない」というフレーズが巷に散見されますが、コミュニケーションの手間が面倒くさくなってしまうのも要因。「そんなことまで、なんでこっちが指示出さなくちゃいけないの!?」っていう女性陣のご意見もよくわかりますがw!!保育に限らず産褥ヘルプもそうです。丸投げではなくて、誰かに委ねるからこそ、手間とコミュニケーションが発生します。
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