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2023年10月1日日曜日

\2023年9月に観た映画~母になっても映画が観たい~/

 マンスリー観た映画☆2023年9月に映画館で観た映画は7本。なかなか映画館に足を運ぶ時間が取れずな中1本ずつが非常に胸を打ちよかったー!まずは9/1関東大震災から100年の節目に観れた「福田村事件」よくぞ映画化してくださったし、生涯ベスト映画「シークレットサンシャイン」16年ぶりに劇場で観れたのも嬉しい。あしたの少女、ほつれる、パーフェクトブルーとドシーンと重い中にコンフィデンシャルのヒョンビン&ユヘジンは癒し!…それにしても↓女性の横顔ポスター多いな。

〇2019年に観た映画ベスト10!
〇2020年に観た映画ベスト10!
2021年に観た映画ベスト10!
2022年に観た映画ベスト10!
2023年1月に観た映画9
2023年2月に観た映画9本
2023年3月に観た映画8本
2023年4月に観た映画10本
2023年5月に観た映画10本
2023年6月に観た映画6本
2023年7月に観た映画9本
2023年8月に観た映画6本
〇2023年9月に観た映画7本
福田村事件
シークレット・サンシャイン
あしたの少女
エリザベート 1878
ほつれる
コンフィデンシャル 国際共助捜査
PERFECT BLUE パーフェクトブルー


\福田村事件/


関東大震災から100年経ち、日本でジェノサイドはなかったと言い切る人たちがいる。そんな中、まずはこの題材を映画化してくれた森監督に最大限の敬意を表したい。千葉県福田村にて行商団15名のうち幼い子ども、妊婦を含む9名が自警団に殺害された事件。自国が被害者であるならいくらでもドラマチックに描きやすいし、客足にもつながる。自国が加害者となったらどうだろう!?一気に目を背けたくなるのではないか?巡り巡って「虐殺はなかった」説を唱える人も出てくる。普通のむしろ善良な人々が噂、とくに政府の言葉を絶対として暴徒と化していくさまから目を背けてはいけない。だって今こそ根も葉もない噂すら堂々と広められる時代だもの。人々が朝鮮人を平気で目の前でセンジンと呼び、あからさまに差別し、大正時代とは言え穢多・非人という言葉が残り部落差別が横行。差別しているからこそ、仕返しされる恐怖が根も葉もない噂を広めていく。本当に今こそ観るべき映画だし、今後語り継いでいかなければならない歴史。
【映画.comより】
1923年、澤田智一は教師をしていた日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、妻の静子とともに故郷の千葉県福田村に帰ってくる。澤田は日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であったが、静子にもその事実を隠していた。その年の9月1日、関東地方を大地震が襲う。多くの人びとが大混乱となり、流言飛語が飛び交う9月6日、香川から関東へやってきた沼部新助率いる行商団15名は次の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。沼部と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いにより、興奮した村民の集団心理に火がつき、後に歴史に葬られる大虐殺が起こってしまう。澤田夫妻役を井浦新、田中麗奈が演じるほか、永山瑛太、東出昌大、柄本明らが顔をそろえる。


\シークレット・サンシャイン/

最も好きな映画の1本が16年ぶりに劇場公開!嬉しい!平日なのに満席!宗教・贖罪…そしてその矛盾を究極の形で描いた作品。夫が交通事故で亡くなり、幼い息子と訪れたこともない夫の故郷密陽(←タイトルはここから)に移住してきたシネ。知り合いもいない土地で、息子と2人再出発を決意、奮闘するがもっとも残酷で悲しい事件に襲われる。主人公シネを演じるチョン・ドヨンの目くるめく変化(慈悲深い母親に見えたり、少女のようにあどけなかったり、壊れていくところは老婆のようでもあって…)に圧倒されるんだけれど(韓国人で初カンヌ受賞)、今回はソン・ガンホ演じるシネに気のあるジョンチャンから目を離せなかったな~。色々世話焼いてくれるんだけれど、全然気がきかないww!特にこの作品の一番のぶっ壊れ対面シーン…シネの絶望を一番そばで見ているのに全く気づいていない鈍感さ。きっとこの先もずっとそばをうろちょろするんだろうけれど、気持ちは一生交わらないんだろうな。こういう悲劇の中にも、ふっと現れる人間のおかしみを描かせたらイ・チャンドン最高過ぎる。贖罪ものを見るのが好きなのだけど、本作を見るといつも振り出しに戻される感じ。やっぱり最高に好きな映画。
【映画.comより】
夫を事故で亡くしたシネは幼い息子を連れ、夫の故郷である地方都市ミリャンに引っ越してくる。そこで自動車修理工場を営む男性ジョンチャンと知りあった彼女は、彼の好意でピアノ教室を開き、順調な新生活をスタートさせる。ところがある日、息子が何者かに誘拐されてしまい……。「ユア・マイ・サンシャイン」のチョン・ドヨンが主人公シネを熱演し、2007年・第60回カンヌ国際映画祭で韓国人俳優として初の女優賞を受賞。「グエムル 漢江の怪物」のソン・ガンホがジョンチャンを演じた。2023年、イ・チャンドン監督の特集上映「イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K」にて、4Kレストア版でリバイバル公開。


\あしたの少女/

定期購入すると安くなるシステムの通販やサブスク、会員制度…やめようとするとまずは電話がつながらず、やっとつながるとたらい回しの末「溜まったポイントご利用いただけなくなりますよ」「再開するのに入会金必要になりますよ」などあらゆる手段で引き止めにかかる。オペレーターのぶれないにこやかな声を聞きイラっとしたこと…あります!彼女たち(ほぼ女性なので)は悪魔ではありません。部署ごと支店ごとの目標達成や成果給を目指して(そもそも基本給が安い)奮闘して、心を無にしている。ダンスが好きで、正義感が強く負けず嫌いの主人公高校生ソヒ(職業訓練校ですでに成人)は大手企業の下請けコールセンターに実習生として派遣される。本校からは初派遣ということで今後につなげるためにも教師からも期待されている。彼女がそんな詐欺的なコールセンター手法に疑問を持ち、葛藤し、もがく、心を無にして成果給だけを目指して成績を上げるも実習生だから支払いは先と言われ…本当にキツイ!けれどコレは韓国、遠い国の出来事じゃない。外国人労働者を安く雇用している日本も同じ構造だよね…。彼女たちはただのコマじゃなくて、1人1人ダンスが好きだったり、安い給料ながらも将来を夢見て、友達と愚痴ったり、歌ったり、淡い恋をしたり…もがきながら生きている。前半1シーンのみ主人公とは薄いつながりのペ・ドゥナが後半事件を追っていく。この他人事じゃない、対岸の火事じゃない、人生のどこかで交錯している構成も見事で、辛いけれど一瞬たりと目が離せない!誰もが自分ごととして観たい映画。
【映画.comより】
「私の少女」のチョン・ジュリ監督とペ・ドゥナが再タッグを組み、2017年に韓国で起こった実在の事件をモチーフに、ごく普通の少女が過酷な労働環境に疲れ果て自死へと追い込まれていく姿をリアルに描いた社会派ドラマ。高校生のソヒは、担任教師から大手通信会社の下請けであるコールセンターを紹介され、実習生として働き始める。しかし会社は従業員同士の競争を煽り、契約書で保証されているはずの成果給も支払おうとしない。そんなある日、ソヒは指導役の若い男性が自死したことにショックを受け、神経をすり減らしていく。やがて、ソヒは真冬の貯水池で遺体となって発見される。捜査を開始した刑事ユジンはソヒを死に追いやった会社の労働環境を調べ、根深い問題をはらんだ真実に迫っていく。ペ・ドゥナが刑事ユジンを演じ、少女ソヒ役には新進女優キム・シウンを抜てき。2022年・第23回東京フィルメックスのコンペティション部門で審査員特別賞を受賞。


\エリザベート 1878/

「オオカミの家」都内唯一上映館イメージフォーラムがまさかの機材トラブルで上映中止…払い戻しを受けたもののすっかり心身ともに映画になっていたのでそのまま近くて時間帯合うものを探したら坂道を降りたbunkamuraにてコチラ。ミュージカルの題材としても有名な19世紀オーストリア皇妃エリザベート。…でも全然詳しくなくてノレるかと思いきや女性、皇妃としての抑圧、そして40歳のミドルエイジクライシス(一般市民の寿命が40歳の時代)で、原題であり重要なモチーフになっている”Corsage”コルセットのように胸を締め付けてくる。史実にどこまで忠実なのか不明なのだけれど、パンクな人物像エリザベート!でもいちいちパンクな行動が空振りしてより一層寂しい。
【映画.comより】
1877年のクリスマスイブに40歳の誕生日を迎えたエリザベートは、世間のイメージを維持するために奮闘を続けながらも、厳格で形式的な公務に窮屈さを感じていた。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日のような刺激を求める彼女は、イングランドやバイエルンを旅して旧友や元恋人を訪ねる中で、誇張されたイメージを打ち破ってプライドを取り戻すべく、ある計画を思いつく。オーストリアの気鋭マリー・クロイツァーが監督・脚本を手がけた。


\ほつれる/


すごく褒めの意味で終始居心地の悪い映画!少ない登場人物、小さな家庭、小さな事件(もちろん当事者には大きい)を描きながら深いわ~!観てよかった!登場人物全員が本心・本音を表さず常に演じているのが、なるほど劇作家出身の監督!だから”ほつれる”時はとめどなくほつれる!そして冒頭に出てくる不倫旅行先のグランピングも書き割りの中の、お膳立てされたキャンプのようで意味深いわ~!門脇麦演じる綿子は裕福な暮らしをしつつ、夫とは寝室を別にし、会話はするけれどよそよそしい(不穏不穏!)。外出先は池松壮亮演じる不倫相手とグランピングへ1泊不倫旅行。この2人だってはしゃぐ訳でも、熱烈な訳でも悲壮感ただようでもない関係性!前妻との間の子どもを預かったり、後半に判明するやましいことがあったり、妻の様子を不審がったりもあって、夫婦の関係性をやり直そうと持ち掛ける田村健太郎演じる夫のイヤなヤツっぷりが今までどんな物語にも出てこないタイプでありながら、実在感あって最高にイヤ(褒)!話し合うのも色々いい条件を提示したり、相手に一々選択を委ねて、全方位的に「良い人」に見えるんだけれど、委ねられた相手にはたまったもんじゃない。最高の演技で田村健太郎帰り道ググりまくりました(素晴らしき世界に出てた)!居心地悪いので、ご家庭ではなく是非映画館で!
【映画.comより】
演劇界で注目を集める演出家・劇作家の加藤拓也が、映画監督デビュー作「わたし達はおとな」に続いてオリジナル脚本で撮りあげた長編第2作。「あのこは貴族」「愛の渦」の門脇麦を主演に迎え、ひとりの女性がある出来事をきっかけに周囲の人々や自分自身と向きあっていく姿を描く。夫・文則との関係がすっかり冷え切っている綿子は、友人の紹介で知りあった男性・木村と頻繁に会うようになる。ある日、綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こり、日常の歯車は徐々に狂い出していく。
夫・文則を「すばらしき世界」の田村健太郎、木村を染谷将太、綿子の親友・英梨を黒木華がそれぞれ演じた。


\コンフィデンシャル 国際共助捜査/

特に「愛の不時着」のヒョンビン好きな人、「タクシー運転手」の人間味たっぷりのユ・ヘジン好きな人、何より2人の凸凹コンビが好きな集まれーな『コンフィデンシャル』のpart2!待ってました☆北朝鮮捜査員(ヒョンビン)と韓国の左遷刑事(ユ・ヘジン)が共助して事件解決に向かう!が、クールで心を簡単には開かないヒョンビンが冒頭からよく喋る!キャラ変わってるやん。いい!しかもここに韓国人ながらFBIで活躍する正統派イケメンダニエル・ヘニー(感動作「マイ・ファーザー」の俳優)が絡むとと激変するヒョンビンが最高(笑)。闘争心剝き出しになるわ、慕ってくる韓国刑事の義妹ミニョン(ユナのコメディエンヌっぷりが最高です)をとられそうになると急に気になりだすわ…と前作より完全にコメディ路線に舵を切って、爆笑できる!が、アクションはめっちゃすごい!もうシリーズ化希望です💛
【映画.comより】
国際犯罪組織のリーダーと消えた10億ドルを追って北朝鮮から韓国へやって来た特殊捜査員リム・チョルリョン。韓国側へは北朝鮮から「国際共助捜査」の要請があり、捜査の失敗により左遷されたベテラン刑事カン・ジンテが現場復帰をかけてチョルリョンの相棒に志願する。2人は以前も一緒に捜査をしたことがあり、チョルリョンに思いを寄せるジンテの義妹ミニョンは再会を待ち望んでいた。互いの真の目的や機密情報を隠したまま捜査を進めていく2人の前に、FBI捜査官ジャックが現れる。前作に続いてヒョンビンがチョルリョン、「タクシー運転手 約束は海を越えて」のユ・ヘジンがジンテ、アイドルグループ「少女時代」のイム・ユナがミニョンを演じた。FBI捜査官ジャック役に「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のダニエル・ヘニー。


\PERFECT BLUE パーフェクトブルー/

46歳若くして亡くなった今敏監督作品「PERFECT BLUE」4リマスター版が公開中。1997年公開の作品なんだけれど #metooそしてジャニーズ問題が明らかになってきた今まさに観るべき作品(とは言え、アニメーションながらレイプシーン等しんどいので全方位におススメできず)。アイドルから演技力を買われて女優へと転身する未麻。受け入れられないファンがストーカーと化し…一方、自分の意思で俳優業を選択したのだからと、売るために過激なレイプシーンやヌード写真を承諾してしまうも…。勝手に幻影を押し付けるファンの恐ろしさ。そして走り出すと途中で拒み切れない現場進行(大勢に囲まれたままのレイプシーン、投げ出せないような圧…本物同等のレイプだ)…選択、自分って何だろうと苦しく考えてしまう。インティマシーコーディネーター(性的なシーンを演じる俳優の身体的・精神的安全を守りつつ、監督のビジョンを最大限実現できるようにサポートする職業)の誕生によってこんなことはもう起こってほしくない!戒めのためにも業界の人にこそ観てほしい。
【映画.comより】
「パプリカ」「千年女優」などで国内外で高い評価を受けたアニメーション監督・今敏が1998年に手がけたデビュー作。竹内義和の小説「パーフェクト・ブルー 完全変態」を原作に、アイドルから女優に転身した女性を襲う悪夢のような出来事を描く。アイドルグループを脱退し、女優へと転身を図った霧越未麻。連続ドラマのレイプシーンやヘアヌード写真集など、これまでのイメージを覆す過激な仕事の連続に戸惑いながらも、着実に知名度を上げていく。そんな中、彼女の関係者を狙った連続殺人事件が発生。ネット上では未麻の名をかたって詳細な日記をつづる人物が現れ、彼女は次第にストーカーの影に怯えるようになっていく。漫画家・江口寿史がキャラクター原案を担当。

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