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2024年10月1日火曜日

\2024年9月に映画館で観た映画~母になっても映画が観たい~/

 マンスリー観た映画☆9月に映画館で観た映画は6本。フラリトリート@周防大島があったり、三女&四女の修学旅行があったりでバタバタとしておりましたが、公開規模が小さくともしみしみいい作品に出合えましたよ☆

〇2019年に観た映画ベスト10!
〇2020年に観た映画ベスト10!
2021年に観た映画ベスト10!
2022年に観た映画ベスト10!
2023年に観た映画ベスト10!
2024年1月に観た映画7本
2024年2月に観た映画7本 
2024年3月に観た映画6本
2024年4月に観た映画5本
2024年5月に観た映画5本
2024年6月に観た映画6本
2024年8月に観た映画7本
○2024年9月に観た映画6本
ボストン1947
侍タイムスリッパー
ラストマイル
ぼくのお日さま
シュリ
本日公休


\ボストン1947/

あの『シュリ』の監督の最新作ということでワクワク気分で鑑賞(ちなみにシュリも25年ぶりに復活上映・嬉!)ワクワクした自分の無知が恥ずかしい。今では当たり前に見られる外国人の日本人枠としての活躍だけれど…1936年ベルリンオリンピックでは金&銅メダルをとった朝鮮人マラソン選手が日本の統治下だったため旭日旗をつけて表彰台に。しかも月桂樹で旭日旗隠したことによりその後選手生命を絶たれる。物語はその12年後のボストンオリンピック。今度こそ韓国を背負って出場しようと銅メダルのナム・スンニョンが金メダルのソン・ギジョン(ハ・ジョンウ)を説得し、監督として有望な若手選手ソ・ユンボク(イム・シワンがかなり体重を落としたのかマラソン選手らしい!!)を育成…しかし難民国として扱われ、出場すら困難に。…全然知らなかった歴史でした。ボストンマラソンコースの傾斜の多いリアルさ(心臓破りの坂)とか熾烈な争い、アメリカにおける当時の東洋人の扱いなど本当にそれだけでドラマ!パク・ウンビン(ウ・ヨンウ弁護士)も出ていて嬉しかったけれど、取って付けた感が!
【映画.comより】
1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技で日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した韓国のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。第2次世界大戦の終結とともに韓国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。ある日、荒んだ生活を送っていたギジョンのもとにスンニョンが現れる。2人は「第2のソン・ギジョン」と期待される若手選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させるためチームを組み、“祖国の記録”を取り戻すべく数々の試練に立ち向かっていく。「チェイサー」のハ・ジョンウが金メダル選手ソン・ギジョン、「弁護人」のイム・シワンが若手選手ソ・ユンボク、「メタモルフォーゼ 変身」のペ・ソンウが銅メダル選手ナム・スンニョンを演じた。


\侍タイムスリッパー/


超低予算で作られ単館ロードショーだったのが口コミでジワジワ広まり全国公開(カメラを止めるな現象)になる前に、池袋シネマロサにて駆け込み鑑賞!終了後思わず拍手が館内で湧きあがるオモシロさ、そして映画・時代劇愛!感動のまま扉を開けたら…主要キャスト3人が立ってた!この熱さも好き💛つべこべ言わず見て!タイトルから予想できるのでネタバレではないと思うけれど、幕末、会津藩士が長州藩士と刀を交えた瞬間に落雷して、現代にタイムスリップ…した先は時代劇の撮影現場だった!侍の格好をしていても「役に入り込み過ぎている」役者として受け入れられ…主役の侍が現代に溶け込むまでのくだりが一々キュート!役者と勘違いして色々面倒を見る助監督、身一つの侍の面倒を見る寺の住職夫婦…みんながそれぞれ魅力的で時代劇への愛が深い!そしてこてこてなコメディ要素、ふんわりした恋愛要素も!私自身は時代劇には全然詳しくないのだけれど、殺陣の美しさ…改めてなくならないでほしい!
【映画.comより】
幕末の京都。会津藩士の高坂新左衛門は家老から長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。新左衛門は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだことを知り、がく然とする。一度は死を覚悟する新左衛門だったが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していく。やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意する。テレビドラマ「剣客商売」シリーズなど数々の時代劇に出演してきた山口馬木也が主演を務め、冨家ノリマサ、沙倉ゆうのが共演。「ごはん」「拳銃と目玉焼」の安田淳一が監督・脚本を手がけ、自主制作作品でありながら東映京都撮影所の特別協力によって完成させた。一部劇場ではシーンを追加した「デラックス版」が上映。


\ラストマイル/

綾野剛好きのため「MIU404」はリアタイ、「アンナチュラル」は本作のためにNetflixで急ぎ視聴。観ていなくても話は全然通じるけれど、観ていた方が「MIU」ジャンパー出た時のテンション上がるのは間違いない!はっきりとAm〇zonをモデルにしたネット通販企業の「プライムデー」ならぬ「ブラックフライデー」SALE期間に爆発物が仕掛けられた。最繁忙期に物流を止められないネット企業、仕事を回さないと脅される配送業者、下請けドライバー…。物流パンク状態、「お客様のため」と価格を下げるためのドライバー賃金の安さ、オーバーワーク、高齢者労働…等々日本の社会問題がガッツリ盛り込まれた、お仕事映画!細かい伏線も丁寧に回収されるし、それぞれの立場が愛おしくなる群像劇!ホント野木亜紀子さんの脚本の巧みさたるや!ちょっとたくみ過ぎて複雑にし過ぎたかな~、最後の方は…と単純な私は思ってしまった。でも難しくはなくてさすがでございます!!
【映画.comより】
テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子が再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……。


\ぼくのお日さま/


「僕はイエス様が嫌い」の奥山大史監督…ということで観に行ったら…やっぱり好きだわコノ監督の作品。スケートリンクにあたる光、家族で囲む食卓が本当に美しいだけじゃなくて、リアルだから響く。ネタバレを避けねばならぬのであらすじに沿ったことしか書けないけれど吃音のあるタクヤ(小6)は感性が豊かで仲間たちがやっている野球やホッケーにはなじめず、リンクでフィギュアをする少女さくら(中1)に心惹かれる。見よう見まねでフィギュアをするタクヤに目を留めた元フィギュア選手で現在さくらのコーチをしている荒川(池松壮亮)が指導していくうちに2人をアイスダンスペアにすることに!みんな温かくて親に反対されることもなく、男友達にからかわれても理解ある親友もいるし、さくらちゃんも優しい☆やさしい人しか出てこない映画…LOVE―と思いきやっ!舞台は1996年頃ということで今よりもっとジェンダーギャップばりばりな中なんですよね。フィギュアでこんなに日本勢が大活躍も2000年代!?まー、みてくれ!池松壮亮は本当に動きがしなやか(声もしなやかだよね)で、元フィギュア選手として納得のたたずまい(高橋大輔選手を彷彿させる!)!またパートナー役に若葉竜也、さくら母山田真歩、タクヤ母は青年団のアノ人!キャスティングも良し!そしてタクヤが徐々にアイスダンスのスケーティングを習得していく過程がなんともリアルで、素人目からもわかりやすい!これまた北海道にロケ地巡りしてみたい。
【映画.comより】
雪の降る田舎町。ホッケーが苦手なきつ音の少年タクヤは、ドビュッシーの曲「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習する少女さくらに心を奪われる。ある日、さくらのコーチを務める元フィギュアスケート選手の荒川は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似して何度も転ぶタクヤの姿を目にする。タクヤの恋を応援しようと決めた荒川は、彼にフィギュア用のスケート靴を貸して練習につきあうことに。やがて荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始めることになり……。池松がコーチの荒川役を務め、テレビドラマ「天狗の台所」の越山敬達がタクヤ、アイスダンス経験者で本作が演技デビューとなる中西希亜良がさくらを演じた。主題歌は音楽デュオ「ハンバート ハンバート」が2014年に手がけた同名楽曲。2024年・第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に、日本人監督としては史上最年少で選出された。


\シュリ/

「韓国映画やばっ!」と衝撃を受けた思い出深い作品…ってもう24年前!デジタルリマスター版でリバイバル公開ということで劇場大スクリーンで観られるまたとないチャンス☆改めて観るとそりゃ古臭いですが(冒頭があんなに大映映画っぽい曲かかっていたっけ!?とか)…それを上回るエネルギー!ハン・ソッキュ(Dr.キムサブ)&ソン・ガンホ!そして敵役はチェ・ミンシク…しかも汚くない←失礼!精悍な青年!四半世紀前は今より韓国×北朝鮮の緊張度の高さも感じられる!そして…大好き過ぎるファン・ジョンミンssiが端役でで出演情報を受けて目を皿のようにして鑑賞!引っ張られたー!(要するにめちゃ終盤登場)けれどしっかり認識いたしました!はー、名作です!
【映画.comより】
公開当時の韓国で「タイタニック」を超える観客動員621万人となる大ヒットを記録。2000年に公開された日本でも大きな話題となり、以降に広まった韓流ブームの礎を築いた作品としても知られる。1998年、結婚を間近に控える韓国情報部のユ・ジュンウォンは、相棒のイ・ジョンギルとともに、多発する暗殺事件の捜査を進めていた。犯人と目される北朝鮮の女性工作員を追うなかで、驚異的な破壊力をもった液体爆弾を用いたテロ計画の存在を突き止めるジュンウォン。同じころ、ソウルのスタジアムでは韓国と北朝鮮の両国首脳が列席するサッカー南北交流試合の準備が進んでいた。タイトルの「シュリ」は朝鮮半島に生息する淡水魚の名前で、劇中では北朝鮮スパイのコードネームとして使用されている。「八月のクリスマス」のハン・ソッキュ、これが本格スクリーンデビューとなったキム・ユンジンに加え、本作の後に「オールド・ボーイ」などで活躍するチェ・ミンシク、「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホと、韓国映画界を代表する実力派キャストが共演。2024年9月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。


\本日公休/

床屋映画大好き💛髪結いの亭主、マグノリアの花たち、ガザの美容室、パーマネント野ばら…特に街の人々の交流の場として機能するようなのが好き。しかも本作は現代の台湾でありながら、昭和を思いださせるレトロな雰囲気。予告編で絶対観ようと決めておきました☆正解!台中で理髪店を40年営むアールイ、女手一つで育てた3人の子どもはすでに独立。昭和時代のようなレトロな理髪店と街の人たちとの交流。「そろそろ髪切る時期じゃない?」「息子さんの結婚式だからその前に調髪したら?」なんて電話をしたり、初めて好きな子ができて色気づいた中学生ボーイにオシャレな髪型をオーダーされたり…大事件が起こるわけではないけれど、台湾の美しい街並み、そして街の人の社交場のようなあり方、家族だからこその遠慮と遠慮の無さ、そしてジーンと来る娘婿とのやり取り(ちょっと血縁外れたぐらいがちょうどええ)…しみじみいい映画。
【映画.comより】
台中にある昔ながらの理髪店。店主アールイは40年にわたってこの店に立ち続け、常連客を相手にハサミの音を響かせている。彼女がひとりで育て上げた3人の子どもたちは既に独立しており、頼りになるのは近所で自動車修理店を営む次女の元夫チュアンだけ。ある日、離れた町から通い続けてくれる常連客の“先生”が病に倒れたことを知ったアールイは、店に「本日公休」の札を掲げ、古びた愛車に乗り込んで先生のもとへ向かう。「客途秋恨」で知られる名優ルー・シャオフェンが24年ぶりにスクリーン復帰して主人公アールイを演じ、2023年・第25回台北電影奨で主演女優賞、第18回大阪アジアン映画祭で薬師真珠賞(俳優賞)を受賞。チュアン役で「返校 言葉が消えた日」のフー・モンボーが共演し、「藍色夏恋」のチェン・ボーリン、「僕と幽霊が家族になった件」のリン・ボーホンが特別出演。

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◍10月16日(水)10:00-11:00 にじのいろ保育園(府中市是政)
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