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2016年11月5日土曜日

「保育料と給与を天秤にかける前に」~3歳児神話と30代母神話

四女の保育参観日。保育園に通うのが一人になったので最初から最後まで移動なく密着参観できるコノ落着き!手が空いてしまってしょうがないっていう貧乏性(!?)夫婦でございまして、お友達の二女ちゃんを抱っこさせてもらっておりました(嬉)!

遅刻ギリギリ到着し(なぜに保育園の行事って通常より登園時間遅いのに、毎度ギリギリになるのでせうw!?)、昼食時間は眠くなってしまい、一番食べるのが遅くなりました( ノД`)シクシク…

近くの公園にマラソンに行くのが保育園の日課なんですが、何度も何度もそして先生たち複数で子どもたちを数え、確認し合って年長児が年少児の手を引き民族大移動。本当に頭が下がります。3,4歳児が一斉にハサミを使うのを見守ることだって、プロフェッショナルにしかできないこと。
(・・・と、今日の参観日が年度末に確認したのから日程変更になっていて、講座を急遽代講してくれた小山っちん先生に感謝です☆ありがたやー!!)



保育園がらみで昨年の「給与より保育費のほうがかさむ(o´д`o)でも仕事を手放さないで」という記事を新ブログにも移行します。そして追記しておきたいのは、
「子どもが3歳になるまでが大事なように、母親となった女性の30代もすげー大事」っていうこと。

一応書いておくと日本には3歳児神話というのがあって・・・「子供が3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼすという考え方」(wikiより)

コピペするだけで、震えちゃうような内容ですが。育児中の母親の20~40代も同じくらい大事じゃないですか?母親の母(祖母)だって、「3歳までが大事、でもその後は知らない。大人になって子ども(孫)を生んだら、仕事も自分の趣味もやめて子どもに滅私奉公するような人生送ってね」…なんていう思いで私たちを育てたわけではないと思うのですよ。

母となった私たちも一人の人間として、仕事や勉強をしたり、自分を主語にした人間関係を築いたり、時に誰かに甘えたり、誰かを助けたり…。母だって人権があるわけです。そんなことをじっくり考えるためにも、赤ちゃんとちょっと離れる時間って必要なんじゃないかと思う次第。

**「給与より保育費のほうがかさむ(o´д`o)でも仕事を手放さないで」***

産後女性と毎月何十人も出会っていると、よく聴く言葉。
「仕事復帰できたとしても、保育料の方がかさむ。
 なんのために仕事しているのか、わからない」


それでも、私は絶対に仕事に復帰してほしいし(仕事を手放さないで)ほしい。
もちろん本当に自分で納得して専業主婦を選ぶという道もあるし、
その選択は尊重するけれど。なぜか・・・
●保育園は「母親が働くため」ではなく「子どもが健全に過ごす場」だから
自分の給与と保育料を比較する女性がとても多いのだけれど、
それはナンセンスです。子どもはそもそも二人の子どもだから、
二人の収入から保育料を支払うべきだし、
保育園は親が仕事するからしょうがなく預ける場所ではなく、
子どもが子どもらしく健全に過ごす場だから。
塾や学校を選んでお金をかけて通わせるように、投資する先。
(現状、待機児童問題で選べないのですが。。。)

●育児期間3年、5年、10年後に働き先を見つけるのがむずかしい●
時短を使いながら、給料安い中、周囲に気を遣いながら働くのがもったいないとも
聞きます。それだったら子育てが一段落してからとも。
でも、一段落っていつでしょうか?たとえば幼稚園入園するとき?
そこで0から、短時間から(幼稚園に入園しても時間は短い)働く?
丸3年間ましてや5年、10年のブランクは大きいです。

●家族の収入口が1本のリスク●
そうは言っても、家事&育児を男性が手伝い(!)ながら、女性が働くことに抵抗を感じる人が
一定量います。それだったら、夫がガムシャラに働いた方がいいと。
けれど、終身雇用があやうい現在です。生涯勤められるとしても、
心身ともに健康でいられるか?体を壊すことだって、メンタルやられることだって
他人事では決してないです。年間3万人が自殺する国。7割は男性です。
男性が転職を考える時に、女性が働いていたらどれだけ心強いか。

●<番外編>それでも子どもが好きで子どもから離れられないなら●
ぜひ保育士や幼稚園の先生、学童保育の指導員になってください!!
自分の子どもだけでなく、たくさんの子どもを愛してください☆




●講座・イベント・掲載情報●
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◆北区『産前産後のセルフケア講座』児童館にて開催。北区在住妊婦さん&産後女性が無料でご参加いただけます。2016年度スケジュールでご確認ください。
11/8(火)大泉にじのいろ保育園「ママのボディケア講座」です。参加費はなんと無料!妊婦さんもご参加いただけるので、「保育園ってどんなところ?」気になる方もぜひ。
◆『産褥記』書籍化!発売中です。




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●産後ケア教室@小竹向原●  ( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
【11月コース】お休みです。
【12月コース】11/30,7,14,21日(水)10:00-12:00 定員です。2016/5/25以降) 
【1月コース】11,18,25,2/1(水)10:00-12:00 受付中2016/7/6以降) 
●産後ケア教室@池袋●
【11月コース】10,17,24,12/1日(木)10:00-12:00 定員です。
【12月コース】お休みです。
【1月コース】12,19,26,2/2日(木)10:00-12:00 受付中2016/7/7以降) 
●産後ケア教室@吉祥寺(金)●
【11月コース】4,11,18,25日(金)10:00-12:00 定員です。2016/4/29以降
【12月コース】お休みです。
【1月コース】13,20,27,2/3日(金)10:00-12:00 受付中2016/7/8以降) 
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●マタニティケア教室@吉祥寺●  
【11月コース】4,11,18日(金)12:30-14:30 単発受講受付中
【12月コース】2,9,16日(金)10:00-12:00 受付中(午前開催です。ご留意くだい
【1月コース】13,20,27日(金)12:30-14:30 受付中

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