12月は10本観たい作品をリストUPしていたのですが、12/21の母急逝にともない7本どまり。やはりバタバタとそれどころではなかったのですが、映画が大好きだった母なので、気を取り直して年明けは連日映画に行ってます。あらためていつか書き残しておきたいのですが、1週間ほど眠れずどこか違う世界を生きていたようで、そんな時に映画館は究極のリトリートです。
〇2月に観た映画11本
〇3月に観た映画13本
〇4月に観た映画11本
〇5月に観た映画12本
〇12月に観た映画7本
マリッジ・ストーリー
映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
i 新聞記者ドキュメント
ドクター・スリープ
家族を想うとき
アイリッシュマン
ライフ・イットセルフ 未来に続く物語
\マリッジ・ストーリー/
「ブルーバレンタイン」「レボリューショナリー・ロード」離婚危機ものが大好きなんだけれど、コレまたいい!スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーの主演2人がとにかく役者としてすごい!決して憎み合って離婚するわけではないから、穏便に運ぼうとするも敏腕弁護士(ワイルドアットハートのローラ・ダーンがめちゃカッコいいわ)に依頼することであれよあれよとけなし合い、罵り合いの法廷劇…なんだけど、一々笑える。そんなダメなところが頼りなくて愛おしかった数々のふるまいが敏腕弁護士達の口を通じて語られると…。夫が嫌いとかではなく、自分自身の人生を歩んでいないことに気づき、自分のアイデンティティーを取り戻すために敢えて離れる選択するニコール。ワーキングマザーなみなさん見たら沁みるんじゃないかしら。あと離婚は決意しつつも、夫を惜しみなく賞賛したり、キスハグは当たり前にする文化っていいなーって思う。日本では想像もつかないようなやりとり。悲しい結末ながら、ブルーやレボ…のようにぐったりはしない作品。Netflixにて観られるので、ぜひ!私も改めてじっくり演技を見たいし、やはり映画館で観られてよかった。
【映画.comより】
「イカとクジラ」「ヤング・アダルト・ニューヨーク」のノア・バームバック監督が、スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーを主演に迎えて描いたNetflixオリジナル映画。女優のニコールと夫で映画監督・脚本家のチャーリーが結婚生活に葛藤を抱え、離婚に向かっていく姿を描いたヒューマンドラマ。結婚生活がうまくいかなくなり、円満な協議離婚を望んでいた2人だったが、それまで溜め込んでいた積年の怒りがあらわになり、弁護士をたてて争うことになってしまう。ニコール役をヨハンソン、チャーリー役をドライバーが演じるほか、ローラ・ダーン、アラン・アルダ、レイ・リオッタらベテラン実力派俳優が共演。2019年・第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。Netflixで2019年12月6日から配信。日本では配信に先立つ11月29日から、一部劇場にて公開。
\映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ/
我が家の三女が大好きなキャラクター。そして三女自身もすみっこで1日10分は暮らさないと落ち着きを取り戻せない性質w(占星術でもそう鑑定された)。というわけで三女&四女を連れて観に行くつもりが、アナ雪になってしまい、大人の私一人で。というのも大人たちへの評判が予想外に良くて、長女から「観てきて!」オーダー。ちなみにすみっこちゃん達は猫や白熊もいるけれど、「エビフライの尻尾」や「とんかつのはじっこ」といった不要とされて、すみにおいやられてしまう存在たちもいる。シンプル過ぎる色と線が大画面に映し出されるのはシュール過ぎて65分以上はキツイw!けれど、この何も足さないシンプルさに子どもたちの想像力ははたらくのかも。【映画.comより】
「日本キャラクター大賞 2019」でグランプリを受賞したサンエックス株式会社の大人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場版アニメーション。すみっコを好む個性的なキャラクターたちが、不思議な絵本の中で繰り広げる大冒険を描く。ある日の午後、お気に入りの喫茶店「喫茶すみっコ」を訪れたすみっコたちが注文した料理を待っていると、地下室から謎の物音が聞こえてくる。音の正体を確かめに行ったすみっコたちは、そこで1冊の飛び出す絵本を発見する。絵本はボロボロでページの大事なところがなくなっており、桃太郎のお話のページには背景があるだけでおじいさんもおばあさんもいない。すると突然、大きな影が現れ、えびふらいのしっぽが絵本の中に吸い込まれてしまう。「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」のまんきゅうがメガホンをとり、「銀河銭湯パンタくん」の角田貴志が脚本、「がんばれ!ルルロロ」のファンワークスがアニメーション制作を担当。
\i 新聞記者ドキュメント/
「新聞記者」の原案著者東京新聞の社会部記者望月衣塑子さんを追ったドキュメンタリーを森達也監督が!望月さんはTVなどで姿を見たことあるけれど、社会部なのに政治にガンガン突っ込んでいく勇姿ながらいつもオシャレで化粧もしていて美しい!そこかっていうところだけれど、字面だけからは見えてこないリアルな姿がいい。そして見ていてとにかく辛いのは、あれだけ話題になった菅官房長官との苛立つ質疑応答(応答していないけど)。菅さんだけでなく周りの記者たち、秘書たちもどうなの?固唾を飲んで見守っているって、ただの傍観者になっている。辺野古基地、森友学園問題、加計学園問題を扱っているんだけれど、一番響いたのは伊藤詩織さんの件。女性記者ならではの同じ立場から見た苦しみと怒り、やるせなさで詩織さんにハグを贈る。共産党の志位さんが望月さんをわざわざ呼び止めて「(菅さんの対応は)パワハラだよね」とエールを贈るシーンがある。これはムネアツだったけれど、やっぱりハラスメントする側には恐怖は決して理解できない。
【映画.comより】
映画「新聞記者」の原案者としても話題を集めた東京新聞社会部記者・望月衣塑子を追った社会派ドキュメンタリー。オウム真理教を題材にした「A」「A2」、佐村河内守を題材にした「FAKE」などを手がけた森達也監督が、新聞記者としての取材活動を展開する望月の姿を通して、日本の報道の問題点、日本の社会全体が抱えている同調圧力や忖度の実態に肉迫していく。2019年・第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門に出品され、同部門の作品賞を受賞した。
\ドクター・スリープ/
ジャック・ニコルソンが扉を斧で割った割れ目から不吉な笑顔でのぞき込む有名な「シャイニング」ポスターのアノ顔に似ていると高校時代に言われていた私ですもの、もちろん見ますわ。原作者スティーブン・キングがブーブー文句言っていたというのは有名な話ですが、それでもアノ雪の中に静かにたたずむホテルとクラッシックなインテリアはホラー映画に美しさを湛えていてやはり名作だと思う。本作は冒頭からわかりやすいほどのホラー感。スティーブン・キングとキューブリック両方の作品を活かした作りはすごいとしか言いようがないんだけど、オマージュ凄すぎて双子や老婆総出のところは「ホーンテッドマンションか!?」とちょっと笑ってしまうぐらいなエンタメ感。あと大人になった(&やさぐれてしまった)ダニーをユアン・マクレガーが演じているんだけれど、冒頭トイレで嘔吐するシーンは「トレイン・スポッティング」オマージュか!?この盛り盛りなお陰であっという間の152分。アル中から抜け出そうとするダニーの葛藤の数々がところどころエッセンスになっていてアル中映画としてもよかった!
【映画.comより】.
スタンリー・キューブリック監督がスティーブン・キングの小説を原作に描いた傑作ホラー「シャイニング」の40年後を描いた続編。雪山のホテルでの惨劇を生き残り大人へと成長したダニーを主人公に、新たな恐怖を描く。40年前、狂った父親に殺されかけるという壮絶な体験を生き延びたダニーは、トラウマを抱え、大人になったいまも人を避けるように孤独に生きていた。そんな彼の周囲で児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生し、あわせて不思議な力をもった謎の少女アブラが現れる。その力で事件を目撃してしまったというアブラとともに、ダニーは事件を追うが、その中で40年前の惨劇が起きたホテルへとたどり着く。大人になったダニーを演じるのはユアン・マクレガー。監督・脚本は「オキュラス 怨霊鏡」「ソムニア 悪夢の少年」やキング原作のNetflix映画「ジェラルドのゲーム」といった作品を手がけてきたマイク・フラナガン。
\家族を想うとき/
体調不良などあり1回も映画館に足を運べなかった先週を明けたらガツンと私的に2019年ベスト級映画キタ――(゚∀゚)――!!長時間労働問題と思春期の子育て、更年期パートナーシップ問題に関心がある全日本人いや、全ワタシに突き刺さる。「わたしは、ダニエル・ブレイク」に引き続きイギリスの貧困問題を扱っているんだけれど、同時に現代の全世界普遍的なテーマ。家族の幸せのため(ここではマイホーム購入)に一生懸命働けば働くほどフランチャイズでオーナーという名のもとにあくどい商法をさせる会社に振り回され、罰金やらペナルティやら支払わされていく。本当にしんどい話なんだけれど、「マリッジストーリー」でも感じたように欧米諸国の家族&夫婦ってスキンシップが重要な役割しているな…。本当に行き詰って、追い詰められるし、長時間労働(週14時間6日勤務!)で疲れ切っているけれど、帰宅して夫婦で小さなソファで寄り添ってTVを観る(&そのまま寝落ちて、小学校高学年のしっかりものの娘に起こされる)。思春期の問題行動を起こす長男にも追い込まれて怒鳴ってしまうけれど、基本的に対等に話す、時には親の非も認め謝る…なんだか身につまされるよ。妻が疲れすぎてセックスを断る時の伝え方もすごくいい「疲れててごめんなさい。明日はあなたを最優先するわ」貧困だけではなく、コミュニケーションをすごく考えさせられた。なので、すっきりしない終わり方ではあるけれど、希望をもてた。
【映画.comより】
「麦の穂をゆらす風」「わたしは、ダニエル・ブレイク」と2度にわたり、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。現代が抱えるさまざまな労働問題に直面しながら、力強く生きるある家族の姿が描かれる。イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー家。フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、過酷な現場で時間に追われながらも念願であるマイホーム購入の夢をかなえるため懸命に働いている。そんな夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いていた。家族の幸せのためを思っての仕事が、いつしか家族が一緒に顔を合わせる時間を奪い、高校生のセブと小学生のライザ・ジェーンは寂しさを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
\アイリッシュマン/
先週体調イマイチ時にNetflixにて『グッドフェローズ』と立て続けに観たんですが、途中子どもらが「何してんの~?」「なんで暗くしてんの?」「この人悪者?」とか入ってきて全然観た気にならんかったんで、やっぱりUplinkに。3時間半ということで渋谷は腰が痛くなりそうなので、吉祥寺にして正解w。どの場面をとっても映画的に美しくいので、やはり映画館で観れて幸せ~。アルパチーノ演じるジミー・ホッファがハチャメチャすぎて、でも近くにいて、あんな風に信頼されたら憎めなくてロバート・デニーロ演じるフランクの葛藤わかるよ~!「グッドフェローズ」のようなスピード感がなく、そしてデニーロたちのCGでは隠し切れない老成した動き(誉)で、いぶし銀のような流れ。3時間半がちょうどええ。さすがNetflix作品でオレンジイズのダヤちゃんがチョイ役で出ているのも嬉しい☆【映画.comより】
「タクシードライバー」「レイジング・ブル」など数々の名作を生み出してきた巨匠マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロが、「カジノ」以来22年ぶり9度目のタッグを組み、第2次世界大戦後のアメリカ裏社会を生きた無法者たちの人生を、ひとりの殺し屋の目を通して描いた力作。伝説的マフィアのラッセル・バッファリーノに仕えた実在の殺し屋で、1975年に失踪した全米トラック運転組合委員長ジミー・ホッファをはじめ、多くの殺人事件に関与したとされるフランク・“アイリッシュマン”・シーランをデ・ニーロが演じるほか、ジミー・ホッファ役のアル・パチーノ、ラッセル・バッファリーノ役のジョー・ペシと、ハリウッドのレジェンド級俳優が豪華共演する。脚本は「シンドラーのリスト」「ギャング・オブ・ニューヨーク」のスティーブン・ザイリアン。Netflixで2019年11月27日から配信。日本では第32回東京国際映画祭のクロージング作品としても上映。配信に先立つ11月15日から一部劇場にて公開。
\ライフ・イットセルフ 未来に続く物語/
映画館で何度も推され(っていうか、私が観る館でたまたま予告編がよく流れる)絶対観ようと思っていた作品。衝撃的な導入シーン(妊婦の交通事故)は予告編でも流れているんだけれど、作りもボブ・ディランの曲に合わせて、ナレーションを入れたり、章分けしたり中々実験的な作品。そして群像劇大好きな私(みんなが主役なのが好き)にはかなりの好物な内容でした。ドラマになる被害者だけでなく、加害者側のドラマ、意図せず加害してしまった苦悩やトラウマ(今回は子どもだから尚更)にスポットをあてているのが好きです。辛いけれど。すごく好きなのと同時に、出てくる男性陣にモヤモヤしてしまう…①妻の後を追う夫(うつ病だからしょうがないと言えど、残った娘のことを…)②表現下手な祖父(男は背中で語るとか、憎まれ口キャラとかあるけれどねー)③誤解して去る夫(そのプライドいらんくね?)こういうモヤモヤ抱えるのを含めて好みです。
【映画.comより】
大ヒットテレビシリーズ「THIS IS US 36歳、これから」の企画・脚本・製作総指揮を担当したダン・フォーゲルマンが監督・脚本を手がけ、ボブ・ディランの数々の名曲に乗せて描くヒューマンドラマ。「スター・ウォーズ」シリーズのオスカー・アイザック、「her 世界でひとつの彼女」のオリビア・ワイルド、「マスク・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラス、「20センチュリー・ウーマン」のアネット・ベニングが共演し、ある1つの事故をきっかけに数奇な運命に翻弄されていく2つの家族を描く。現代のニューヨーク。大恋愛の末に結ばれたウィルとアビーは、第一子の誕生を目前に控え幸福の絶頂にいた。そんなある日、彼らは想像を絶する事故に遭遇する。ニューヨークを旅行中にその悲惨な事故の顛末に深く関わってしまった幼い少年は、海を越えたスペインの大地で、両親と父の雇い主であるオリーブ園のオーナーをドラマティックな人生へと導いていく。
●産後ケア教室@赤羽(水)●( )内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
【1月コース】8,15,22,29(水)10:00-12:00 満席です(2019/07/03以降)
【2月コース】休講です。
【3月コース】4,11,18,25(水)10:00-12:00 1/6受付開始(2019/08/28以降)
【3月コース】4,11,18,25(水)10:00-12:00 1/6受付開始(2019/08/28以降)
●産後ケア教室@池袋(木)● (開始時間が10:30になりました)
【1月コース】休講です。
【2月コース】6,13,20,27日(木)10:30-12:30 受付中(2019/8/01以降)
【3月コース】5,12,19,26日(木)10:30-12:30 1/6受付開始(2019/8/29以降)
【3月コース】5,12,19,26日(木)10:30-12:30 1/6受付開始(2019/8/29以降)
●産後ケア教室@吉祥寺(金)●
●マタニティケア教室@吉祥寺●
◆『産褥記 産んだらなんとかなりませんから!』発売中です。
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