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2023年4月30日日曜日

\2023年4月に観た映画~母になっても映画が観たい~/

 マンスリー観た映画☆2023年4月に映画館で観た映画は10本。「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たちはコレから順次、全国ミニシアター系で公開されると思うので是非観に行ってほしいし、各地で自主上映してほしいなー。そして『ザ・ホエール』をGW中にぜひ!アカデミー賞を受賞したにもかかわらず、特殊メイクではなく肥満症の当事者を出演させるべきだったのでは?という声があったらしいけれど、あの演技…肥満体で立ち上がるのも歩くこともできない状態なのでほぼ顔、表情のみの演技、そして声はブレンダン・フレイザーならではの素晴らしさ。絶対映画館で観てほしい。


〇2019年に観た映画ベスト10!
〇2020年に観た映画ベスト10!
2021年に観た映画ベスト10!
2022年に観た映画ベスト10!
2023年1月に観た映画9
2023年2月に観た映画9本
2023年3月に観た映画8本
〇2023年4月に観た映画10本
「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち
生きる LIVING
ザ・ホエール
AIR エア
パリタクシー
search #サーチ2
聖地には蜘蛛が巣を張る
高速道路家族
午前4時にパリの夜は明ける
東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命


\「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち/


沿岸から3.7キロも離れているのに74人の児童と10人の教職員が津波で命を失った大川小学校。津波到達まで51分あり、防災無線情報も伝わり、スクールバスも待機していたのに…。一部の親たちが石巻市と宮城県に対し国家賠償を求める提訴し、5年にわたる裁判で画期的な判決を勝ち取ったニュースは多くの人が知っていると思う。一方「子どもの命を金にかえるのか!」「金がほしいのか」と親たちは誹謗中傷を浴びせられ、脅迫文が届き、外出さえおびえる状況だった。原告となったのは被災した74人の児童のうち19家族、23人。たった2人の吉岡弁護士・齋藤弁護士とともに”わが子の事実上の代理人弁護士”として津波で流された証拠集めに奔走する。心労過労たたって病み上がりの体にムチ打って、被災地の校庭から逃げられたはずの裏山へ3ルート走って実証する親、その場面ほか、10回にわたる説明会を1000GB記録し続ける親…彼らの言葉は「裁判なんてしたくなかった」訴訟を起こすことに対する日本人の嫌悪感はその後のいわれなき誹謗中傷にも表れている。私自身は「我が子の最期を知りたい」という思いで裁判に立ち上がれただろうか?彼・彼女らの行動に敬意を表しできることは決して忘れないこと、そして裁判所が出した言葉通り「学校が子どもの命の最期の場所になってはならない」!固唾を飲んで見守っていたら最後に寺田監督が登場。本当に辛い内容ではあるけれど、目を逸らさせない、遺族たちへの敬意に満ちた編集…各地でずっと公開してほしい。
【映画.comより】
東日本大震災で多数の犠牲者を出した宮城県石巻市の大川小学校を題材に、遺された親たちの10年に及ぶ思いを記録したドキュメンタリー。2011年3月11日に発生した東日本大震災で、津波にのまれて全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は行方不明)と10人の教職員の命が失われた大川小学校。地震発生から津波到達までは約51分、ラジオや行政の防災無線で情報は学校側にも伝わり、スクールバスも待機していたにも関わらず悲劇は起きた。その事実や理由について行政からの説明に疑問を抱いた一部の親たちは、真実を求めて提訴に至る。わずか2人の弁護団で、いわれのない誹謗中傷も浴びせられる中、親たちは“我が子の代理人”となって証拠集めに奔走する。親たちが延べ10年にわたって記録した膨大な映像をもとに、寺田和弘監督が追加撮影などを行いドキュメンタリー映画として完成させた。


\生きる LIVING/

戦後の日本特有の男社会構造を描いた黒澤明監督の「生きる」を、カズオ・イシグロ脚本でリメイク!?しかも舞台は同時代ながら連合国軍側であるイギリスに舞台を移している。ただ「ラブ・アクチュアリー」でヘロイン中毒に陥り、再起をかけて1位を取れたら裸で歌うと公約&実現の往年ロック・スターを演じたビル・ナイが主演(「生きる」では志村喬)ということで、原作通り猫背のちょっと滑稽な人物と思っていたら、仕事への情熱のなさは共通しているものの堅物英国紳士像だったことが意外!それでも役所でのたらい回しから見える官僚主義や行政の無気力はイギリスでも共通しているんだな~。原作にはない新人公務員の視点、そして若い巡査の気持ちの吐露など、カズオ・イシグロらしい押しつけがましくない希望が透け見えて味わい深い!
【映画.comより】
1953年、第2次世界大戦後のロンドン。仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告される。手遅れになる前に充実した人生を手に入れたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地で酒を飲んで馬鹿騒ぎするも満たされない。ロンドンへ戻った彼はかつての部下マーガレットと再会し、バイタリティに溢れる彼女と過ごす中で、自分も新しい一歩を踏み出すことを決意する。「ラブ・アクチュアリー」などの名優ビル・ナイが主演を務め、ドラマ「セックス・エデュケーション」のエイミー・ルー・ウッドがマーガレットを演じる。


\ザ・ホエール/


陸に上がったクジラのように、「ギルバート・グレイプ」の母親のように太って身動きが取れない主人公をフレイザーが演じてアカデミー主演男優賞を取ったんだろうと、短絡的に想像していたら、もっともっと深い作品だった。タイトルの「ザ・ホエール」は主人公チャーリーの巨体とともにメルヴィルの文学作品『白鯨』原題”The Whale”をあらわしている。肥満をどうしても笑いの対象にしてしまいがちだけれど、チャーリーはとにかく孤独で悲哀に満ちている。自らの姿を恥じて、オンライン授業(大学で文章の書き方講座を担当)ではカメラが壊れたということにしてオフにしている。ゲイのセックス動画を観てマスターベーションしているところを訪問客に見られ…どんより2時間キツイわー、と正直思ったところ友人で看護師のリズ(この2人の関係性はあらすじ等読まずに、映画で確認してほしい)とじゃれ合う愛らしさ。本来は純粋で生きる希望を持っていたのに、なぜ消極的な自殺(肥満により心不全を起こして死期が近いけれど、病院に行くことを拒否)を選ぶに至ったか。カルト宗教、結婚して子どもが生まれたのに8年後に自身のゲイとしてのアイデンティティに気づき、家族を捨てたこと、元妻、そして何より娘との関係性!エブエブでも娘との関係性を描いていたけれど、こちらもしんどいけれど超絶おススメです。
【映画.comより】
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が、「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザーを主演に迎えた人間ドラマ。劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇を原作に、死期の迫った肥満症の男が娘との絆を取り戻そうとする姿を描く。40代のチャーリーはボーイフレンドのアランを亡くして以来、過食と引きこもり生活を続けたせいで健康を損なってしまう。アランの妹で看護師のリズに助けてもらいながら、オンライン授業の講師として生計を立てているが、心不全の症状が悪化しても病院へ行くことを拒否し続けていた。自身の死期が近いことを悟った彼は、8年前にアランと暮らすために家庭を捨ててから疎遠になっていた娘エリーに会いに行くが、彼女は学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた。272キロの巨体の男チャーリーを演じたフレイザーが第95回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。メイクアップ&ヘアスタイリング賞とあわせて2部門を受賞した。共演はドラマ「ストレンジャー・シングス」のセイディー・シンク、「ザ・メニュー」のホン・チャウ。


\AIR エア/


NIKEのAIRジョーダン発売までのストーリーなんだけれど、バスケについてはTHE FIRST SLAM DUNKから入って原作マンガ2周という、にわかにも程がある私(感動はフレッシュだけどな)…が楽しめるか不安。でも「グッド・ウィル・ハンティング」のマット・デイモン×ベン・アフレックコンビだからとりあえずという消極的な気持ちで観に行ったらめちゃ面白い!84年当時バスケットシューズ界隈ではアディダス、コンバースに次いでNikeは3位。ランニングシューズメインで社内でも肩身の狭いバッシュ部門で、まだ新人のジョーダンに目をつけたのがソニー(デイモン)。バスケに関しては見る目が確かだけれど、ギャンブラーのソニーの提案に聞く耳もたない。彼の情熱がいかに人を動かしていくか?企業内でも人と人の距離が近くて、喧嘩もするけれど、言いたいことを最後まで言う…80年代の空気感最高。そして何より契約関係を取り仕切るジョーダン母がとにかくクレバーで、息子の才能を信じ抜いているのがすごい!契約、NBAでのバッシュ配色規定、製品に人名をつけることの意味、マージン規定などなどお仕事映画、親子映画としてもオモシロい!
【映画.comより】
1984年、ナイキ本社に勤めるソニー・ヴァッカロは、CEOのフィル・ナイトからバスケットボール部門を立て直すよう命じられる。しかしバスケットシューズ界では市場のほとんどをコンバースとアディダスが占めており、立ちはだかる壁はあまりにも高かった。そんな中、ソニーと上司ロブ・ストラッサーは、まだNBAデビューもしていない無名の新人選手マイケル・ジョーダンに目を留め、一発逆転の賭けと取引に挑む。CEOフィル・ナイトをアフレック監督が自ら演じ、主人公ソニーの上司ロブ役で「モンスター上司」のジェイソン・ベイトマン、マイケル・ジョーダンの母デロリス役で「フェンス」のビオラ・デイビスが出演。



\パリタクシー/
公開規模が小さくて、調整も難しかったのでスルーしようと思っていたけれど、幼少3育児中の産後クラスOGが単身で観に行く報告を受けると観ずにはおられん!(乳幼児育児中の母親が単身で映画を観に行くってホント大変なんすよ)!結果スルーしなくてよかった!感謝です!タクシー運転手として働きつつも家族を養うにはいっぱいいっぱいで(事実婚妻は看護師)しかも免停ぎりぎりのシャルル。働けど働けど経費やローンで生活ギリギリという状況はケン・ローチ監督の「家族を想うとき」にも出てくるワーキングプアの問題がフランスでも!そんな時に乗せたのは92歳のマドレーヌ。一人暮らしがいよいよ厳しくパリの反対側の老人施設に入所することに。上品だけど毒舌家な彼女はパリを横断しながら思い出の地に立ち寄らせ、来歴を語る。それは彼女の個人史でありながら、女性たちの歴史。今でこそPACS(必要書類の提出で社会保障や控除を受けられる)、事実婚などの制度が充実しているフランスだけれど、彼女の若い頃は夫に殴られても離婚すらできなかったという歴史…。追い詰められていたシャルルも彼女のストーリーに感化され…。90分、ほとんどタクシーの中の会話劇に、窓の外を流れるパリの街並!たくみな見せ方だわ~!
【映画.comより】
無愛想なタクシー運転手シャルルは、金も休みもなく免停寸前で、人生最大の危機に陥っていた。そんな折、彼は92歳の女性マドレーヌをパリの反対側まで送ることに。終活に向かうというマドレーヌは、シャルルに次々と寄り道を依頼する。彼女が人生を過ごしたパリの街には多くの秘密が隠されており、寄り道をするたびに、マドレーヌの意外な過去が明らかになる。そしてそのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かしていく。「ミックマック」のダニー・ブーンがタクシー運転手シャルル、フランスの国民的シャンソン歌手リーヌ・ルノーがマドレーヌを演じた。監督・脚本は「戦場のアリア」のクリスチャン・カリオン。


\search #サーチ2/

うわ、してやられた!ほぼPC画面のみで展開する第1作がオモシロかったけれど、第2弾は変わり映えしないだろうと思ったら、とんでもない!恋人と旅行に出かけて失踪してしまった母親(父は死別)の行方を18歳の娘ジューンがあらゆる検索サイトや家事代行サービス、SNSを駆使して捜す。これが絶妙な設定でネットネイティブ世代だからこその捜索力!とてもネタバレできないけれど予想外の展開で、息つく暇なし!PC画面メインという以外は登場人物もすべて別物なので、本作から見ても全く問題なし!大きい画面で楽しんでほしい!
【映画.comより】
ロサンゼルスから遠く離れた南米・コロンビアを旅行中に突然消息を絶った母。デジタルネイティブ世代である高校生の娘ジューンは、検索サイトや代行サービス、SNSなど使い慣れたサイトやアプリを駆使して母の捜索を試みる。スマホの位置情報や監視カメラ、銀行の出入金記録など、人々の行動・生活がデジタル上で記録されている現代、母を見つけることは簡単と思われたが、一向に行方をつかむことができない。そればかりか、不可解な出来事はすぐさまSNSで拡散され、憶測ばかりが広がっていく。不確かな情報に翻弄されながらも、真相をつかもうとするジューンだったが……。前作の監督・脚本を手がけたアニーシュ・チャガンティが今作では原案・製作を務め、前作の編集を担当したウィル・メリックとニック・ジョンソンが共同で監督を務めた。ジューン役は「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」「透明人間」などに出演してきたストーム・リード。


\聖地には蜘蛛が巣を張る/

イランの聖地マシュハドで2000年代初頭に実際に起きた娼婦連続殺人事件。16人もの被害者を出した残虐性より更に怖ろしいのは犯人サイードが「売春やドラッグ(ほぼ全ての娼婦が精神的に追いつめられドラッグ中毒に陥っている)による腐敗から街を浄化している」ということで一部の市民から英雄視され、釈放を求められていること。同じ女性である妻も「そんな職業をしている女が悪い」と夫を擁護。普段は家族思いながら、マッチョイズム剥きだしで理不尽に怒りを向けられる息子も父親を擁護し、その上、父の浄化の跡を継げと言われまんざらでもない様子。なんだ、コノ連鎖は…。絶望しかない実話だけれど本作では架空の女性ジャーナリストを主人公に据えて、ミソジニーはびこる社会に果敢に、時に命懸けで挑む。自分の子どもがそんな立場になったらと思うとやり切れない。宗教・神を盾に正義を唱える人たちとどうやって対話をしていくべきなのか考えることをやめてはいけない。
【映画.comより】
「ボーダー 二つの世界」の鬼才アリ・アッバシ監督が、イランに実在した殺人鬼サイード・ハナイによる娼婦連続殺人事件に着想を得て撮りあげたクライムサスペンス。2000年代初頭。イランの聖地マシュハドで、娼婦を標的にした連続殺人事件が発生した。「スパイダー・キラー」と呼ばれる殺人者は「街を浄化する」という声明のもと犯行を繰り返し、住民たちは震撼するが、一部の人々はそんな犯人を英雄視する。真相を追う女性ジャーナリストのラヒミは、事件を覆い隠そうとする不穏な圧力にさらされながらも、危険を顧みず取材にのめり込んでいく。そして遂に犯人の正体にたどりついた彼女は、家族と暮らす平凡な男の心に潜んだ狂気を目の当たりにする。ザーラ・アミール・エブラヒミがジャーナリストのラヒミを熱演し、2022年・第75回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。


\高速道路家族/

お金に困っているけれど、情やしがらみでくんずほぐれつ韓国ファミリー映画ジャンル大好きなのでめっちゃ期待。高速道路のサービスエリアに忍び込み、財布を失くして2万フォン(2000円ぐらい)だけガソリン代として貸してほしいと持ち掛け…タイミングよく子ども達が現れ「パパ大丈夫?帰れるの?」…絶妙な値段設定と子ども可愛さに貸しちゃうし、詐欺とわかっても警察に届け出る程の金額ではない。けれど中古家具販売店を経営しているヨンソンは偶然2回目を目撃し、その場で警察に通報。だが元々子ども達を不憫に思い騙された彼女は妻と子どもを見捨てられず、うちに住まわせる。大好きなシチュエーション映画だ!けれど…主人公(父)には最後まで思い入れできないままに終わったな…残念。過去に自身も騙されて…というのはわかるけれど子どもと一緒にいたい=愛情と見せて楽しそうに歌ったり、遊んだりしてあげるけれど、何の責任も果たさない姿にイラっとしてしまう💦こんな生活なのにつかまるまで和気あいあい過ぎるのも、女と子どもを見くびってないか?とは言え、ラ・ミラン演じるヨンソンと妻が勝手に3人の女子どもを一緒に住まわせて、不満そうだった夫もやっぱり子どもを捨ておけない人となりはとても好きだけど!
【映画.comより】
高速道路のサービスエリアを転々としながらテントを張って暮らし、2度と会うことのない他人から2万ウォンを借りて食いつないでいるギウと3人の家族。ある日、ギウは以前お金を借りたことのあるヨンソンと、別のサービスエリアで偶然にも再会してしまう。不審に感じたヨンソンはギウを警察に突き出すが、残されたギウの妻ジスクと子どもたちを放っておけず、家へ連れ帰って一緒に暮らし始める。ヨンソンのもとで何不自由なく生活する家族を取り戻そうとするギウだったが……。ホームレス一家の父ギウをテレビドラマ「太陽を抱く月」のチョン・イル、サービスエリアでギウ一家と出会うヨンソンを「ガール・コップス」のラ・ミランが演じた。


\午前4時にパリの夜は明ける/

私が仏文学専攻に進むのに2%くらいの影響を授けてくれたwシャルロット・ゲンズブールが主演、しかもパリの80年代が舞台と聞いたら観ぬわけにはいかない!…が、予想に反してシャルロットが”生意気”どころか、夫に出ていかれ、難しい年ごろの子ども達に手を焼き、ずっと主婦業していたから仕事を見つけるのも難しく、さめざめ泣いている!そうか、ティーンネージャー当時「Olive」を通して憧れていたオシャレで自立したパリは、まだまだPACS「異性あるいは同性の自然人たる二人の成人による共同生活を組織するために行われる契約」が登場する前で、中絶も合法化されたばかり(75年)で、自由のために女性たちも闘っていたんだな…。それでも子どもと同世代の家出少女を見捨てられないし、息子との関係性も対子どもというより対人間的だし、新しいパートナーとの出会いも、ああこれぞフランスというところが随所に見られて、大きな事件は起きないけれどしみじみ沁み作品! ひとつ気になったのはエリザベートが乳がん手術後なんだけれど、傷跡がキレイで。80年代の乳がん手術はあんな風に綺麗に残せなかったのではないかな。。。母が同時期に手術していたので。いやフランスではそうだったのか?気になる。
【映画.comより】
1981年、パリの街は選挙の祝賀ムードに包まれ、希望と変革の雰囲気に満ちていた。そんな中、エリザベートは夫と別れ、子どもたちを1人で養うことに。深夜放送のラジオ番組の仕事に就いたエリザベートは、そこで家出少女のタルラと出会い自宅へ招き入れる。タルラとの交流を通し、エリザベートや子どもたちの心は徐々に変化していく。「アンチクライスト」のシャルロット・ゲンズブールが主演を務め、人生に訪れる様々な変化を乗り越えながら前へ進んでいく等身大の女性を演じる。共演に「8人の女たち」のエマニュエル・ベアール。「アマンダと僕」「サマーフィーリング」のミカエル・アースが監督を務めた。2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。


\東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命/


四女(小5)が原作マンガ好き過ぎて、親としては昭和の不良(よりたちが悪い、小学生でバイク乗り回したりあかん)暴力ものどうかと思うんだけれど、31巻横でピッタリくっついて読まされ「〇巻のあそこがいいよねー」とか解説され無視できずw!登場人物多すぎて理解が追いつかなかったのが、さすが映画!立体的につながったよ。すごい旬な俳優そろえてるー。北村匠海、吉沢亮、山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、間宮祥太朗、高杉真宙、村上虹郎、高良健吾はもちろん清水尋也!!!いつも漫画原作の登場人物そのまま体現しちゃうし(ちはやふる!)、磯村勇斗は小チンピラがいつでも似合う。暴力は絶対よくない!けれど、若手俳優が集合して、暴れる撮影現場はめちゃ楽しかっただろうなー。っていうか前後編といえど、あそこで終わるの辛い!
【映画.comより】
命を救えたはずのヒナタが、凶悪化した東京卍會によってタケミチの目の前で再び殺されてしまった。かつてマイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎の6人が結成した東京卍會。しかしある悲しい事件が起こり、彼らの固い絆は引き裂かれてしまう。東京卍會と敵対する芭流覇羅(バルハラ)の幹部になった一虎と、敵側に寝返った場地。タケミチはマイキーの親友でもある場地を東京卍會に連れ戻すことがヒナタを救う鍵だと考える。主演の北村やマイキー役の吉沢亮、ドラケン役の山田裕貴ら前作のキャストに加え、場地役で永山絢斗、一虎役で村上虹郎、タケミチの相棒となる千冬役で高杉真宙が新たに参加。第1作に続いて英勉が監督、高橋泉が脚本を手がけた。

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【5月コース】5/10,17,24,31(水)10:30-12:30 受付中です!2022/11/2
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