こんなにブログを書かない期間はこの16年間で初めて。2〜4人目の産褥期も紙に書いて写真UPしたり、昨年の母の急逝後もやはり言葉を紡ぐことが何よりのセラピーになることを実感し、早々にblog復帰していたのでした。
ただただひたすら耳を傾けてもらい、言葉を紡ぐことがtherapyになると思います。blogは私の中で、そんな「対話」の役割を担ってくれています。SNSの方が気軽なのだろうけれど、私にはちょっと腰を据えて、じっくり語れるブログの方があっている気がします。noteに移行するかもしれませんが、やはり日付というのも大きな役割を担っているので、リハビリがてらblog書いていきます。乳がんの治療記も記録していこうと思うのですが、まずは入院中に闘病記blogを多分何十人分も読んで、闘病本は10冊ぐらいとそれとは別にドクターから勧められた診療ガイドライン、そしてたくさんの小説、ネトフリでドラマをたくさん見ていたので、本を少しずつ紹介していこうと思います。
『KING OF STAGE ~ライムスターのライブ哲学』
ライムスター、 高橋芳朗
こちらは退院後、一番最初(発売日)に本屋に行って買った本。帰り道に一気読みして線を引きたくてしょうがなくなったので、kindle版も即購入。kindleは軽い、読みやすいだけでなく、こうして線引いたり引用するのにすごく便利。
なぜにココまでライブにかけているのか!?ライムスターのライブ哲学を読んでいると、おこがましくも私の仕事でもライブ(レッスン)を大切にしたいんだ、レッスンは対話なんだ、産後プログラムはもう私やマドレの曲←ではなくて、産後女性がともに創り上げた曲なんだなと思う。乳がんになってから、やはり仕事に対する不安が大きかったのですが(ちなみに病院内に治療しながらの仕事についての相談コーナーもあるのですが、個人事業主なので色々当てはまらないところが大きく)、そんなタイミングで読めて本当によかった。
すごい興奮してTBSラジオ「アトロク」にメールして読んでもらえたことも(spotifyだとアーカイブされて聞けます)、池袋ジュンク堂のアトロクブックフェアなのに「ライムスターのライブ哲学」の置き場所が地味すぎるという私のタレコミが聞き届けられ目立つ場所に配置されたのも嬉しい💛
(ちなみにオサレが過ぎる映画パンフレットで有名な大島依提亜さんによるデザインなので紙版はやはり手許に欲しい!)
【引用】
「30周年なんだから、もうちょっと重みのあるなんかあるでしょ?でもさ、おじさんはどんどんふざけていかないとダメなんだよ、本当に。」
「ファンをつかむ大きな武器としてのしゃべり、というのはあるよ。でも同時に、日本人好みの「職人幻想」みたいなものも根強くあって。」
「お客さんの気持ちが入ってきやすいように、ライブのあちこちに「ドアを開けてあげるポイント」をつくるイメージですね。」
「ライブというものが、単に一方的にやるものではなく、目の前にいる人との対話だとするならば、その相手に合わせた話し方になるのは、本来ごく自然なことなんですよね。」
「僕らには空白に対する一種の強迫観念みたいなものはあるかも」
「目の前にお客がいると、どうしても「おもてなし」せずにはいられない」
「もはやそれはつくった本人の思惑をはるかに超えていて。もうこれは俺だけの曲じゃないんだな、って。」
「自分が飽きたとか、そんなちっぽけな理由ではもうやめられないことになってる。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ライムスター初のオフィシャルブック発売決定!
30年にわたって最前線を走り続けてきた理由
ヒップホップのキングが明かすサバイブ術
2019年に結成30周年を迎えたライムスターが初のオフィシャルブックを刊行する。題して『KING OF STAGE~ライムスターのライブ哲学~』。グループが結成30周年を記念して行った全国ツアー「KING OF STAGE VOL.14 ~47都道府県TOUR 2019~」と並行して「ぴあアプリ」にて連載した「RHYMESTER: One for the Road~47都道府県ツアー日記~」の待望の書籍化だ。
ここでメンバーが初めて明かすライブアーティストとしての心得は、まさに30年の歳月をかけて研ぎ澄ましてきた「ステージの王」の創意工夫の集大成。ライムスターが日本の音楽シーンで生きながらえてきた理由、ライムスターが日本でヒップホップを表現することに向き合ってきた試行錯誤の歴史、そしてライムスターという世界的にも稀有なキャリアを歩むヒップホップグループの本質、そのすべてが詰まった一冊といえるだろう。ライムスターのファン、ヒップホップのファンはもちろん、ミュージシャンとミュージシャン志望者も含めた多くのクリエイターにも強くおすすめしたい内容だ。
なお、書籍化にあたってはライムスターのライブパフォーマンスの魅力にさらに多角的に迫るべく追加取材を行って併録。「King of Stage」の成り立ちを追うライムスター2万字インタビュー、Mummy-Dが説く裏方スタッフとの「チーム論」、DJ JINがDJ松永(Creepy Nuts)とDJ DAISHIZENを招いてライブDJの実態を語らう「ライブDJ鼎談」、宇多丸がゴスペラーズの盟友村上てつやとMCについて意見交換する白熱の「ライブ哲学」対談のほか、写真集『RUFF, RUGGED-N-RAW: The Japanese Hip Hop Photographs』でもおなじみcherry chill willの撮影による初出のツアー写真も掲載。
【 目次】
・ライムスター47都道府県ツアーグラビア(Photo by cherry chill will)
・はじめに
・ライムスター 2万字インタビュー「King of Stageへの道」
・RHYMESTER: One for the Road~47都道府県ツアー日記~
・Mummy-D「チーム論」
・DJ JIN×DJ松永(CREEPY NUTS)×DJ DAISHIZEN「ライブDJ鼎談」
・宇多丸×村上てつや(ゴスペラーズ)「対談:ライブ哲学」
・ライムスター「King of Stage」全スケジュール
--------------------------------------------
【おうちでバランスボール】現在お休み中、1月中旬頃から再開予定。
0 件のコメント:
コメントを投稿