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2016年12月6日火曜日

『ハンズ・オブ・ラブ』市民の力で制度を変える!

2016年語りたい日本映画『この世界の片隅に』で書いたように今年は邦画がすごい!その後にも『溺れるナイフ』(菅田将暉のコウちゃんっぷり何者!?美しすぎて怖いwそして大友との別離シーン「俺ら東京さ行ぐだ」が原作以上にグッとくる)、『聖の青春』もよかったー。漫画原作のオモシロい作品も充実していました。(他にも観ているのですが、あまり好きになれなかったものは書いておりません)が、やはりすげーな、海外って思わされた『ハンズ・オブ・ラブ』!


「アリスのままで」でアカデミー主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアと「JUNO ジュノ」「インセプション」のエレン・ペイジが共演し、第80回アカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した実話を劇映画化。20年以上にわたり刑事として働くローレルは、ステイシーという若い女性と出会い、恋に落ちる。2人は徐々に関係を築き、一緒に暮らし始めるが、ローレルが病に冒されていることが発覚する。宣告された余命はわずか半年。自分がいなくなった後も、ステイシーに遺族年金が受け取れるよう、ローレルは郡に申請するが、同性のパートナー同士ということで、法的に認められなかった。病と闘いながら、権利を求めて闘うローレルの訴えは、やがて社会的な運動へと拡大していく。ムーアが主人公ローレル役を、ペイジがパートナーのステイシー役を演じる。(映画 .com)             


20年以上に渡り、刑事として優秀な業績を残して働いてきたローレル。けれど、マッチョな警察の中で、女であるだけで下に見られる(T . T)、ジェンダーギャップはもちろん、同性愛に対しての偏見もすごい(ゲイの新人もゲイであることを明かせない。そんな彼の最後の決断は涙)!

年齢(これも最初は大きなハンデとして横たわっているんだよねー)、性別を超えて純粋に愛している人のために遺族年金を遺したい。そこに横たわる制度の壁。一緒に住んでいながら憎しみ合っている(!)夫婦だっているのに、夫婦ってだけであっさり遺族年金を受け取れてしまう…結婚ってナンなんだろう!?いろいろ考えさせられました。

そしてジュリアン・ムーア!!!アルツハイマーから末期がん患者から、本当にすごいです。迫真の演技・・・なんだけれど、迫真を感じさせないという!!

二人の愛と、仲間たちが制度を変えていく。今年公開された中では、「スポットライト」でもジャーナリズムや市民の声で制度を変える素晴らしい作品でした。

2002年、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」が、「SPOTLIGHT」と名の付いた新聞一面に、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載した。社会で大きな権力を握る人物たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を、緊迫感たっぷりに描き出した。(映画.comより)
↓こちらはお隣韓国でも映画の力で制度を変えました!

韓国のある聴覚障害者学校で実際に起こった性的虐待事件を映画化し、韓国社会に波紋を起こしたサスペンスドラマ。郊外の学校に赴任した美術教師のイノは、寮の指導教員が女子生徒に体罰を加えている現場を目撃する。やがて、その女子生徒が校長を含む複数の教員から性的虐待を受けていることを知ったイノは、その事実を告発し、子どもたちとともに法廷に立つ決意を固めるが……。韓国では本作の公開で事件が広く知れわたり、当該の学校が閉鎖されるなど社会現象を巻き起こした。(映画.comより)


こういうのを観ると、うーんかなわない!と思ってしまいます!

アイルランド出身の作家エマ・ドナヒューのベストセラー小説「部屋」を映画化。監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が、長らく断絶されていた外界へと脱出し、社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いたドラマ。第88回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、息子とともに生きようとする母を熱演した「ショート・ターム」のブリー・ラーソンが、主演女優賞を初ノミネートで受賞した。監督は「FRANK フランク」のレニー・アブラハムソン。7年前から施錠された部屋に監禁されているジョイと、彼女がそこで出産し、外の世界を知らずに育った5歳の息子ジャック。部屋しか知らない息子に外の世界を教えるため、自らの奪われた人生を取り戻すため、ジョイは全てをかけて脱出するが……。映画.comより)

今年の海外作品では圧倒的に『ルーム』が好き!(ズートピアも好きですが!)『ルーム』『スポットライト』はすでにDVD化しているので、年末年始のおともに是非☆

名匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎え、2009年のアメリカ・ニューヨークで起こり、奇跡的な生還劇として世界に広く報道された航空機事故を、当事者であるチェズレイ・サレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」をもとに映画化。09年1月15日、乗客乗員155人を乗せた航空機がマンハッタンの上空850メートルでコントロールを失う。機長のチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーは必死に機体を制御し、ハドソン川に着水させることに成功。その後も浸水する機体から乗客の誘導を指揮し、全員が事故から生還する。サリー機長は一躍、国民的英雄として称賛されるが、その判断が正しかったのか、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われる。(映画.comより)

そしてイーストウッド先生おいくつですか(◎_◎;)?80代のお仕事とは思えません!




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【1月コース】11,18,25,2/1(水)10:00-12:00 あと3名様受付中2016/7/6以降) 
【2月コース】休講
●産後ケア教室@池袋●
【12月コース】お休みです。
【1月コース】12,19,26,2/2日(木)10:00-12:00 定員です。2016/7/7以降) 
【2月コース】9,16,23,3/2日(木)10:00-12:00 受付中2016/8/5以降) 
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【12月コース】お休みです。
【1月コース】13,20,27,2/3日(金)10:00-12:00 受付中2016/7/8以降) 
【2月コース】10,17,24,3/3(金)10:00-12:00 受付中2016/8/6以降)  
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【12月コース】2,9,16日(金)10:00-12:00 単発受講受付中(午前開催
【1月コース】13,20,27日(金)12:30-14:30 受付中
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