大好きな漫画こうの史代さんの『この世界の片隅に』が
ファンたちの熱望でクラウドファンディングが立ち上がり、
読者の情熱で仕上がった映画『この世界の片隅に』が
最高に素晴らしかったです！
開始3日目に観に行ったのにパンフレット品切れで(´；ω；`)ｳｩｩ
残念ではありますが、絶対劇場に足を運んでほしい作品。
第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の同名コミックを、「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督がアニメ映画化。第2次世界大戦下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前向きに生きようとするヒロインと、彼女を取り巻く人々の日常を生き生きと描く。昭和19年、故郷の広島市江波から20キロ離れた呉に18歳で嫁いできた女性すずは、戦争によって様々なものが欠乏する中で、家族の毎日の食卓を作るために工夫を凝らしていた。しかし戦争が進むにつれ、日本海軍の拠点である呉は空襲の標的となり、すずの身近なものも次々と失われていく。それでもなお、前を向いて日々の暮らしを営み続けるすずだったが……。映画.comより
今年は日本映画が面白くて、アニメでも『君の名は』が大ヒットして、
私も長女と一緒にすごく楽しんで観たのですが･･･
『君の名は』以上にたくさんの人に観てほしい。
なぜなら、もうこの先はきっと戦争（のある日常）を、こんな風に描くことは
不可能だと思うから。戦後71年で、まだ戦争を体験した人が生きている今、
そして体験していなくても、体験者の肉声を聞ける今しか、
もうこの映画の空気感は描き切れないと思う。
原作が大好きなだけに、映画化すると聞いて楽しみな反面、
半信半疑なところがありまして(;'∀')
原作を読んでほしいのですが、こんなにも柔らかいタッチ（戦争を描きながらも）
をどうやってアニメ化するんだろう！？と。
そうしたら原作のタッチがそのまま動いていて（って、なんか残念な文章ｗ）
本当に素晴らしいです！！
特にすずちゃんが絵を描いているシーンの数々。
ああ、絵が上手い人はこうして描くのねー（って、なんか残念な文章２ｗ）
と、このシーンだけでもアニメ化の意義深いです！！
そしてのんさんの声も、本当に本当によかったーーー！
超合っております☆最初の数分だけ「ん？あまちゃん？？？」と
なりましたがｗ、こんなに合う声はないと思います。
戦争を描いた映画はたくさんあるし、はだしのゲンも、火垂るの墓も
絶対観てほしいけれど、『この世界の片隅に』は教科書にも載せてほしいレベル。
戦争のある日常、死が隣り合わせなのに、営まれなければならない日常、
そしてその日常が実は深刻なだけでなくて、笑ったり、仲良くなったり、
仲違いしたり、日本は勝つと信じこんでいたり・・・。
そんな日常の中にある空襲（原爆前に呉には激しい空襲）が
細かく、正確に（！）描かれているのですが、
こんな夜中に？こんな早朝に？防空壕に入るのに疲労していく様子
などなど、どんな戦争映画よりもリアルに伝わってきました。
●監督・片渕須直インタビューもお勧め！
私はよこちゃんを誘って観に行ったのですが、正解！！
終了後、一人だったら席から立てなかったかも！（号泣）
そして、子どもたちとも上映中に絶対観に行こうと思っています。
・・・っていうぐらいオススメです。
◆吉田紫磨子個人サイトオープンしました！日刊シマン
◆『産褥記』書籍化！発売中です。
-------------------------------------------------------
●産後ケア教室＠小竹向原● （ ）内は4回通して同伴可能なお子様のお誕生日
【12月コース】11/30,7,14,21日(水)10:00-12:00 定員です。（2016/5/25以降）
●産後ケア教室＠池袋●
【11月コース】10,17,24,12/1日（木）10:00-12:00 定員です。
【12月コース】お休みです。
【2月コース】9,16,23,3/2日（木）10:00-12:00 12/5受付開始（2016/8/5以降）
●産後ケア教室＠吉祥寺（金）●
【11月コース】4,11,18,25日（金）10:00-12:00 定員です。（2016/4/29以降）
【12月コース】お休みです。
【1月コース】13,20,27,2/3日（金）10:00-12:00 受付中（2016/7/8以降）
【2月コース】10,17,24,3/3日（金）10:00-12:00 12/5受付開始（2016/8/6以降）
【2月コース】10,17,24,3/3日（金）10:00-12:00 12/5受付開始（2016/8/6以降）
-------------------------------------------------------
●マタニティケア教室＠吉祥寺●
0 件のコメント:
コメントを投稿